2016年1月1日金曜日

「そんなガキなら捨てちゃえば?」でトルストイが見方を変えて表現したセリフ


この映画、録画したのを見てたんですけど、途中まで全然おもしろくないなと思ってました。
タイトルからして、なんかちょっとヒドイし。

見るのをやめて録画も消しちゃおうかと思いながらも惰性で見てるうちに、見終わったら大好きな映画になってました。

ハロウィンの夜に主人公の少女レンが弟と留守番しなくちゃいけないのに一緒に出かけちゃう。
シンプルそうな話なんですけど、そこからふくらむんです。

ママより先に家に帰っていたいのに、弟のアルバートが悪者退治で大活躍したりで、遅くなってしまう。

そこでルーズベルトという青年が、ママを引き止めてレンを助けてあげようとします。

でもママに不審者だと思われて、ルーズベルトは押さえ込まれて地面に腹ばい状態。
そこにレンと弟が現れて、ルーズベルトはこう言います。

「見てのとおり、お母さんを阻止してる」

たしかにルーズベルトのせいでママはまだ家に入っていなかったんです。
まちがったことは言ってないかもしれません。

実はこのようなアホなセリフから突然、レンへの思いを語ったりします。
腹ばいのまま。

ガラッと印象が変わって、録画を消さなくてよかったと思うシーンでした。

ルーズベルト家のネコの名前がトルストイというのも変におもしろかったです。

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