2015年11月30日月曜日

立ち食いホカ弁ビジネス


ビジネスをする気力も資金もまったくないんだけど、立ち食いホカ弁というのをやったら、いけるんじゃないかと妄想している。

多くのホカ弁屋さんは持ち帰って食べることになるけど、店に席が10ぐらいあってすぐ食べられるようになっていたら……。

このビジネスはきっと儲かる。
実行したひとはお金持ち。

すでに立ち食いソバ屋さんというものがあって、そこにはお客さんも入ってる。
ソバの代わりにホカ弁を食べたいひとだっているはず。

立ち食いホカ弁ができたら、今までソバだったものがどんどんホカ弁に変わっていく。

ソバがホカ弁に変わるんだから、年越しソバも、年越しホカ弁になっちゃうかもしれない。
大晦日に食べるホカ弁が1年の疲れをとってくれる。

年末は、大そうじだけでもけっこう疲れてる。
台所の換気扇の油汚れなんか大変だし。

換気扇をカバーしてる感じのプラスティックの板はとくに油がべっとり。
こまかくデコボコになってる部分の油なんか全然とれない。

こういう油汚れを簡単にそうじできる道具や洗剤を開発したら、きっと儲かる。
実行したひとはお金持ち。

でもやっぱり、立ち食いホカ弁のほうがすごいと思う。

2015年11月29日日曜日

「ダニーのサクセスセラピー」でTKが美女の誘惑をかわすセリフ


アメフトのスター選手 TK は、本来はとても女性に積極的なバッファローのようなひと。
海外ドラマ「ダニーのサクセスセラピー」での話です。

メカッド・ブルックスというスキンヘッドの俳優が TK を演じているんですけど、欲望のかたまりが頭をツルツルにしてアゴヒゲをはやしてるレベルです。

その TK がレストランでマーシーという美女と食事中で、熱いお誘いを受けていました。
「部屋をとってあるから」なんて言いながらマーシーは TK の足を触ってきます。

大変うらやましい状況なんですけど、このときの TK には事情がありました。

美女マーシーはマネジメント会社のひとで、TK はその会社と契約したいと思っていたんです。

誘惑に対して、相手を傷つけないようにヤンワリかわしたい TK。
足を触られてる状態からスッと席を立って、マーシーにこう言います。

「なんだか風向きが、触れ合い重視って感じだよね」

すごく遠回しな言い方です。
「風向き」とか「重視」とか、何を言ってるのか分からないぐらい遠回し。

ちょっとかわいい感じが出てるのもいいんじゃないでしょうか。

これはきっと、翻訳したひとも素晴らしいんだと思います。

アメリカのドラマなので実際は英語で言っているんですけど、そういう意味でも僕には何を言ってるか分かりませんでした。

(このセリフが出てくるのは「ダニーのサクセスセラピー」シーズン3、第2話「愛を求めて」という回です)

2015年11月28日土曜日

一度だけ中野駅に行ったときに買った、あらきなおみさんのCD


まわりに誰もいないと、僕はよく鼻歌をうたう。

いちばんよくうたうのは、あらきなおみさんの「青い日々」という歌。
あまり知られていない曲でマニアック自慢みたいだけど、僕は大好きな曲。

前に会社づとめをしていたときに、中野駅のちかくにある得意先にたまたま行くことになった。
その得意先に行ったのは一度だけで、僕が中野駅で降りたのも人生でその一度だけ。

仕事が済んだときは夜で直帰していいことなって、電車に乗る前に見かけたレコード屋さんに入ってみた。

そのころ僕は、日本のインディCDを音も知らずに買うのがちょっと好きだった。
中野のそのレコード屋さんはインディ作品もなかなか豊富で、そのとき買った中の1枚が、あらきなおみさんの「東京トラッド」というミニ・アルバム。

早川義夫さんの「サルビアの花」をレゲエ・アレンジにした曲なんかも入ってる。
そして聴いた瞬間から強烈に好きになってしまったのが「青い日々」という曲だった。

生ピアノだけの演奏をバックにうたわれる教会音楽のような曲。
何度も聴いたし、それ以上に何度もうたった。鼻歌で。

この曲を世界でいちばん多くうたったのは僕なんじゃないかとすら思う。
あらきさん本人より多いんじゃないかと。

歌詞の最初が「坂道」という言葉で、ひょっとしたら「坂道」という言葉を世界でいちばん多く言ったのも僕なのではとも。
でも、さすがにこれはほかに強敵がいそう。

そのぐらい好きな曲なんだけど、あの日たまたま中野に行なかったら聴くことすらなかったと思う。
中野の得意先に行って何をやってきたのかは完全に忘れちゃった。

でもこのCDを買ったことで、中野は僕にとって素晴らしい場所になってる。

2015年11月27日金曜日

惜しいひとたち


関東地方に山梨県を加えた地域を、首都圏というらしい。
ひとつプラスしたら言い方がけっこうちがっちゃう。

そこに長野県と新潟県もいれると「関東・甲信越地方」になって、最初の呼び方に近くなったりする。

僕は埼玉県で生まれてずっと住んでるのに、そういうことをまるで知らなかった。
もっと世の中のことを知ってるひとになりたい。

それでというわけでもないけど CNN でも見ようかなとチャンネルを合わせてみたら、画面の上のほうに英語の文字がゾロゾロと出てきた。

なんだろうと思ったら、しゃべってることがそのまま入力されて文字になっているようだった。

ニュース番組のトークに、一字一句レベルの細かい台本はないと思う。
入力するひとは言葉を聞いて、それをすごいスピードでタイピングしているのだろう。

次々と出てくる文字を見ておどろきながら、ひとむかし前にいた、ガラゲーの入力の速いひとたちを思い出した。

ケータイ電話のボタンは小さいやつがきゅうくつな感じで並んでいてうっとおしい。
それを両手を使って、とりつかれたような勢いで打つひとたちがいた。

入力が速いという点では、CNN のタイピングのひとと似てるとも思える。
「関東」と「首都圏」ぐらい似てるかも。

でもこれからの時代に必要とされるかを考えると全然ちがってくる。
一方が「スキル」だとしたら、もう一方は良くて「特技」ぐらいか。

僕はいまだにスマホを持っていなくてガラゲーを使っていて、ぜんぜん速く打てない。
ガラゲーの速打ちをしていたひとたちは、ほとんどのひとがもうガラゲーを使っていないと思う。

すごい技術なのに、今では何もなかったのと同じような感じ。
僕に言われたくないだろうけど、なんか惜しい気がする。

2015年11月26日木曜日

おとなしいと思っていた犬は、おとなしくなかった


歩いて近所のパン屋さんに買い物に行く途中で、よく見る犬がいる。

道沿いの家で飼われていて、いつも道の近くにいる。
そこを通るときは、犬のすぐそばを通ることになる。

種類とかはよく分からないんだけど秋田犬っぽい感じの、中ぐらいの大きさの犬。

けっこう迫力があるのに、この犬はすごくおとなしい。
僕と目が合っても、キョトンとした顔で座ってる。

ある日、その道を通ってパンを買いに行ったら、前から、けっこう大きな犬を連れたおじさんが歩いてきた。

おじさんと大きい犬が、おとなしい犬がいる家の近くにきた。
そこでナゼかおじさんが突然ダッシュして、連れてる犬を引きずるように走り出した。

何やってるんだろうと思ったら、すごみのある「ワン、ワンッ」という声が聞こえた。

おじさんが連れてるほうの犬はしかたなく走ってるだけな感じで、吠えてはいなかった。
ということは、あのおとなしい犬が吠えたということだ。

おじさんはそれを分かっているからダッシュしたのだろう。

ずっとおとなしい犬だと思っていたけど、ほんとうは気性の荒い犬なのかも。

おじさんと大きな犬は通りすぎて、そのあと僕が、おとなしい犬の前を通ることに。
激しく吠える声を聞いたので、けっこうビビッていた。

恐る恐るという気持ちで通ったら、犬はいつもどおりのキョトンとした顔。

やっぱりおとなしくてホッとしたけど、僕はかくれた一面を見てしまった。
その道を通るときはなんか気まずくなって、もうあの頃にはもどれない。

2015年11月25日水曜日

ボーvs.ジュースの販売機 BELIEVE/ビリーブ 5話


第5話「超能力vs.超能力」 AXN

1行あらすじ
オーケストラ計画の情報が内部から漏れる。ブログに書いたら炎上

セリフ
「これは一面トップを飾るほどの重大ニュースだ」
「上出来よ。証拠をもらうまで殺されないで」
 ーーベンと新聞社のジル


自動販売機のシーンがおもしろかったですね。

ジュースのためにボーはパワーを使っちゃうのかと思わせておいて、子供っぽい無邪気な対応、そして意外な決着で命拾いした販売機。

その場所でタリンと出会うことになったし、ジュースがボーの絵に影響を与えたりと、話がこまかく計算されていました。

ボーはジュースごときにパワーを使わない、というのを見せておく狙いもあったのかもしれません。

代わりにもっと重要な場面、タリンやベンを心配するところなんかで、ボーの感情を刺激したらエライことになると小出しにしてありました。

かなりピンチになってもテートやチャニングにまかせて、ボーはおとなしくしていてパワーを持っていることを考えたくないような様子。

そこからクライマックスで、目の前にいるひとを助けられるのは自分しかいないという状況に追い込まれる展開が見事でした。

ちょっと感動して固まってるところに、スローモーションが細切れに続く映像も効果的。

ボーという女の子の存在感のようなものがとても重要で、それがあるから成り立っているようなドラマなんですけど、子役のひとの演技がうまいですね。

AXN のサイトを見ると女優はジョニー・セコイヤという子で「主役に大抜擢」なんて書いてあります。

すごいひとがいるものです。


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ボー、手紙を届けて真実の愛を見る BELIEVE/ビリーブ 4話



2015年11月24日火曜日

自転車のチューブ破裂と、おとなりの奥さん


自転車に乗っているとだんだんタイヤがすり減ってきて、そろそろ交換しなくちゃと思う。

すり減るのは、うしろのタイヤのほうがだんぜん速い。

デコボコがなくなってきても、しばらくは見て見ぬ振り。
うしろのタイヤは、意外に見ないで済ますことができちゃったりする。

でもやっぱり危険だから交換しなくちゃと思って、やっと行動を起こす。

タイヤの交換はまだ数回しか経験していなくて、けっこう手こずってしまう。
着けかたが悪いと、チューブが破裂することもある。

僕が最初に破裂させてしまったとき。

タイヤを正しく着けたつもりだったけど、空気を入れながら、気がついたらチューブがはみ出すような感じでボコッとふくらんでいた。

初めてのことだったけど、これはマズイということは分かった。
速く空気を抜かなくちゃ、と思った2秒後ぐらいに破裂した。

ちょっとした爆発のような音がして、しばらくはアタマの中が真っ白でボーゼン。
これは心の傷のようになって、その後は空気を入れるときは恐くてドキドキしてる。

さらにこのときは、おとなりの奥さんまでおどろかせてしまった。

僕は破裂の直前に察知だけはできたけど、奥さんは心の準備ゼロ。
さぞかしショックを受けたことだろう。

あれは申し訳なかったなあと思いながら、たまに奥さんを見かけてドキドキしてる。

ボー、手紙を届けて真実の愛を見る BELIEVE/ビリーブ 4話


第4話「脅威のライバル」 AXN

1行あらすじ
隠れ家に古い手紙。ボーが抜け出して、テートはアセる

セリフ
子供を食べるゾンビだって、あなたよりマシな子守だよ
 ーーボー・アダムス


ボーたちが逃げる中に過去シーンをうまくからめてあるし、追う側のスクーラスとフェレルの対立なんかもありそうで。
もう、それだけでも成立しちゃいそうなドラマですね。

そんな設定の中、ちょっと隠れるのに使った家から別の話が始まったら、ほかはみんなオマケになっちゃうぐらいのおもしろさでした。

テートの「3日も寝てない」というセリフや、手袋をめぐるちょっとしたやりとりが何気なく大事な役目をしていて、スムーズな流れをつくっていましたね。

ほんの数秒のシーンで、キャサリンの婚約者がなんかイヤな奴だと印象づけてあったのも職人ワザでした。

真実の愛のために奮闘したボーなんですけど、不本意なところで手を引くことになっていました。

手紙の話に、逃げてる話をつなげるタイミングがうまかったし、スーパーパワーがあるとはいえまだ子供のボー。
何から何まで解決しちゃうより、本人にまかせて現実感があったように思えます。

少し調べたら、このドラマは1シーズンでもう打ち切りになっているんですね。
よくできてると思うんですけど、なんか大変な世界です。

最近あまり海外ドラマを見ていなくて、この作品もいきなり第4話から、さほど期待しないで見始めました。

見終わったときには、1話から見ておけばよかったとくやしくさせてくれました。


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2015年11月23日月曜日

古家正亨さんがオシャレなグループをオシャレにほめた


K-POP を好きになったのはいくつかの魅力あるガールズ・グループを知ったことがきっかけでした。

それで楽しめていたからもう十分だったんですけど、その後、日本に古家正享さんというひとがいることを知ってしまいました。
このひとのせいで、僕はさらに K-POP の深みにはまることになりました。

古家さんは頭がよくてトークも達者なのに、ナゼかくだらないことばっかりしゃべりたがるひとです。
いい感じでねじれ具合を出してるといいましょうか。

K-POP の番組ではおもしろいアーティストを紹介してくれるし、その紹介のしかたにも味があるんです。

古家さんが司会する BS11 の「韓ラブ」という番組があって、そこでセンチメンタルシナリーというグループを紹介していました。
K-POP にくわしいひとでもあまり知らないグループだと思います。

僕も初めて聞く名前で、普通ならそのまま忘れちゃっていたはずです。
でも名前を覚えているのは、古家さんの紹介コメントにおどろいたからなんです。

古家さんはこのグループを、こう紹介しました。

「リラックスしたときに聴くと、コーヒーや紅茶をおいしく飲める音楽かと思います」

ホメかたのセンスがいいですね。

このときバックで流れていたセンチメンタルシナリーの音楽もオシャレなものでした。
それに匹敵するぐらいの古家さんのコメント。

この言葉は僕が何かをホメようとするときの、ひとつの方向のお手本のようになっています。

ほんとにコーヒーや紅茶がおいしくなるのかは、よく分かりません。

2015年11月22日日曜日

QBで僕のあとに来たバリカン少年


冬の寒さにも弱いけど、夏の冷房の寒さにも僕はかなり弱い。
夏だと自分が薄着だし。

冷房の聞いた床屋さんは、僕にとってけっこう苦手な場所。

そもそも髪を切ってもらうだけでも緊張する。
そのうえ冷房が強いとツライし、トイレにも行きたくなっちゃう。

QBだと料金も安いし、時間が10分で済むのも助かるんだけど、それでもちょっとツライことがある。

その日も外は暑かったけど冷房の効いたQBでカットしてもらっていて、やっぱり寒かった。
これはQBが悪いんじゃなくて、寒がりの僕が悪い。

「早く終わらないかな」とか思ってるところに、少年と思われるハキハキした声のお客さんがきた。

店員さんに「バリカンの、いちばん短いので」と、すがすがしく頼んでいた。

いちおう店員さんは「1ミリだよ。お坊さんみたいになっちゃうよ」と確認してた。
少年は「友達と決めたんです。大丈夫です」という返事。

僕よりあとに来た少年だけど、すばらしい速さで先に終わって出ていった。
なにしろバリカンだけだから。

寒さもトイレも心配ないぐらいのスピードがうらやましかった。

それから数ヶ月後、僕はバリカンを買って自分で髪をカットするようになった。

いろいろなものから、一気に解放されて楽になった。
でも勇気がないからお坊さんみたいな頭にはできなくて、中途半端な髪型をしている。

そしてたまに失敗して恥ずかしい頭になる。

2015年11月21日土曜日

ベルト代わりになるヒモは、カバンの中の安心


カバンの中に、ムダなものがけっこう入ているほうです。
手帳のリフィル、クリーム玄米ブラン、小さめのビニール袋とか。

つまんで挟むタイプのクリップなんかもあります。
自転車でコケてズボンが破れたときにそのクリップでとめて家まで無事に戻れたことがありました。

すれちがうひとには気づかれて恥ずかしかったですけど、遠くからは分からなかったと思います。

そんな僕のカバンの中には、ズボンのベルトになる長さのヒモがあります。
古いズボンを捨てるときに、腰の部分のヒモを1本とっておきました。

もし外にいるときにズボンのベルトが壊れたり切れたりしたら、どうなるでしょう。
ズボンが破れることだってあるんですから、ベルトだって油断できません。

壊れたら、手でずっと押さえながら過ごさなくちゃいけません。
キツめのズボンであっても、たまには持ち上げることは必要かと思います。

そんなピンチのときでも、カバンにヒモを1本入っていれば大丈夫。
手は常にフリーでいられます。

これで、外に出るときの安心感が全然ちがってきますね。

そんなふうに考えて、カバンにヒモを入れてあります。
でも外出中にベルトが壊れたことは今のところないので、そのヒモは使ったことがありません。

2015年11月20日金曜日

朝6時からの女子プロレス番組は早起きのモチベーションをくれた


NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」の中で、脱税が発覚する前の茂木健一郎さんがモチベーションについて語っていたことがありました。

モチベーションさえあれば潜在意識が働くから、問題があったとしても大抵は乗り越えられる。
何かをやるために一番大切なのはモチベーションなんだ。

みたいなことを言っていて、僕はいいことを聞いてトクしたような気分になりました。

CSのVパラダイスという局で、WAVE という女子プロレスの試合を放送しています。
「女子プロレス」と入力しただけで僕のモチベーションは上がりそうです。

2年半ぐらい前の時点で放送が50回ぐらいだったと思うんですけど、平日の朝6時からオビで最初から再放送を始めたんです。
毎朝30分の女子プロレス。

結婚したというウワサの栗原あゆみさんも現役だったし、今は ASUKA としてアメリカで活躍してる華名さんなんかも出ていました。
かわいい女子選手を見られてうれしいのはもちろん、試合を見て朝から気合を入れられるのもよかったです。

早起きが楽しくなるような効果がありました。
茂木さんが言ってた「モチベーションがあれば問題を乗り越えられる」って、こういうことかなと思いました。

朝の再放送はそのうち終わって、普段の放送だけになりました。
それはしょうがないです。

でもそのあと色々な変更があって、料金が高いほうのコースに入らないとVパラダイスそのものを見られなくなっちゃいました。
グラビア・アイドルの番組とかも好きだったのに、ずっと見られない状態です。

モチベーションの力でこの問題も乗り越えたいんですけど、なかなか強敵です。

2015年11月19日木曜日

クエン酸の容器の大きさを笑われたすっぱい思い出


古代エジプトではスイカの栽培をしていて、スイカの実よりタネのほうをメインで食べていたらしい。

なんか、もったいない。
食パンだったら耳だけ食べて、白いフワフワ部分は捨てちゃうんだろうか。

おいしさより栄養が優先の、自分にきびしいひとたち。
ピラミッドとか作っちゃうし。

そういうひとはスイカの実を食べるときも塩はかけないのかもしれない。

疲労回復のいい方法がないかなと検索して調べたことがあって、クエン酸が妙に評判がよかった。
値段も高くないようだし、それならためしてみたい。

ポカリとかの粉末を溶かしたのを前から飲んでいたので、そこにクエン酸も入れるようになった。

ポカリのやや甘いところに、クエン酸のすっぱさが味付けして、ちょっとおいしくなる気がする。
スイカに塩をかけるのに近いかもしれない。

そうして何年かクエン酸を飲みつづけているんだけど、健康への効果はよく分からない。
でも500グラムのが1,000円とかで半年ぐらいもつから、多少でも疲れをとってくれるならと思って飲んでる。

店によっては、クエン酸はレジのうしろに置いてあって、店員さんにたのんで取ってもらったりする。

いちど、500グラムの容器をもってきた女性の店員さんが、その大きさに笑っていたことがあった。
なんとなく、うれしいような気がした。

それ以来、クエン酸を買うときに店員さんがどんな反応をするかと楽しみ。
スイカに塩的なちょっとした味付けになっている。

2015年11月18日水曜日

耳当て、イヤーウォーマー、イヤーマフ。呼び方は色々でも暖かいです


いろいろな名前があって、出世魚みたいですね。

とりあえずここでは「耳当て」と呼んでおきます。

僕は寒がりなので、冬にはどうしても耳当てが必要です。
風をさえぎって耳が暖かいのはもちろんだし、体全体の暖かさもちがってきます。

自転車のときはニット帽をかぶるんですけど、僕がヒップホップのひとみたいな恰好をするのはややムリがあります。

実は耳当てをしてるのも、ちょっと恥ずかしいと思っています。
女性がフカフカのを着けてるのはかわいいですけど、男がしてるのはどうなのかと。

あまりにも恥ずかしいときは、耳当てをはずしてショルダーバッグのヒモに引っ掛けておいたりします。
小心者なのでいろいろと対策を考えてます。

耳当てのことなんか知らないような顔で、自然にふるまいながら歩きます。

たまに引っかけてあった耳当てを落としちゃって、あわてて拾いに行ったりすることも。

何日も使ったら耳当てを洗うんですけど、洗って乾かすのがちょっと手間です。
中に金属だかプラスティックだかが入ってるので、洗ったあとよく絞れないんですね。

耳当てを使うのは寒い時期ですから、乾くのに時間がかかっちゃう。

なんとなくグチを言ってみましたけど、それでも便利で手離せない耳当てです。

2015年11月17日火曜日

羽生善治さんの振り幅の大きな言葉に影響されたい


何年も前なんですけどテレビで、将棋の羽生善治さんが少年少女たちと対話しているのを見ました。

ひとりの少年が羽生さんに
「どうしてそんなに集中力があるんですか?」
と質問していました。

いい質問してくれたなあと思って答えをたのしみにしていたら羽生さんは

「ふだんボーッとしてるからです」

と答えていました。

さすが、日本の伝統ある文化の頂点に立っているひと。
味わい深いことを言いますね。

やっぱりメリハリのようなものが必要なんでしょうか。

僕はふだんからバチが当たりそうなぐらいボーッとしてるんですけど、ぜんぜん集中力はありません。

羽生さんの言葉から、僕なりに考えてみました。
もしかしたら1日ぐらい本気でダラける日をつくることで、ほかの日にシャキッとできたりするんじゃないだろうか。

アホだとは思いながらも、日にちを決めて、前の週からスケジュールに「ダラける日」と書いておきました。
当日はいつも以上にダラダラして、1日ボーッとしつづけて終わりました。

予定どおりできたのでそれなりに気がすんだんですけど、あの1日はなんだったんだろうとか思い出します。

僕のメモのなかには羽生さんの
「歳をとるとブレーキを踏むのがうまくなるから、意識してアクセルを踏め」
という言葉もあります。

そういう言葉を見習えばいいのに、それはなかなかできません。

2015年11月16日月曜日

ヨーカドーのパンダレジで買ったコーヒー豆がおいしかった理由


コーヒーの豆はスーパーの安いものを買ってる。
ヤオコーの200グラムで税抜き258円のやつとか。

コーヒーの専門店では、豆の種類を注文してから袋に入れてくれたりする。
ごくまれにそういう店で買うこともあるけど、値段が高いのはやっぱりネック。

それに、味も分からないくせに「コロンビア」とか「キリマンジャロ」とかたのんでると自分が情けなくなってくる。

味どころかコロンビアがどんな国かも知らないし。
キリマンジャロは山の名前だと思うけど、それすら不安でいちおう検索して調べたりした。

せっかちなので、袋に入ってるのを買うほうが速くていいとも思っている。

イトーヨーカドーで豆を買おうとレジに行ったら、少し列ができていた。
袋に入れてもらう手間はないけど、スーパーではここで時間がかかることがある。

どのレジが速そうかなと見てたら、離れた場所の無人レジが空いているのに気がついた。
行ってみたら、パンダレジという名前がついてる。

なんでパンダなんだろうとか思いながらバーコードをスキャンしてたら、途中で読み取ってくれなくなった。

どうすればいいのか分からない。
コロンビアもキリマンジャロも知らないうえに、無人レジも使えない男。

店員の女性に「そこに置いてあるものをどかしてください」と言われて、やっと買うことができた。

出てきたレシートには「担当者:パンダさん」と書いてあった。
パンダさんから買った豆も味はよく分からなかったんだけど、おいしくいただけたような気がする。

2015年11月15日日曜日

K-POPグループ TWICE のきらめきがケタはずれです


ここ2年ぐらいでしょうか、K-POP のガールズ・グループに新しい流れのようなものができて、とても華やかな状態になっています。

かわいいひと、キレイなひと、歌のうまいひともいるんですけど、最近はダンスのレベル・アップぶりがえらいことになってます。

実力のあるひとがどんどん出てきて、しっかりと人気を獲得できているのも理想的な環境で、K-POP とその周辺がとてもうまくまわっているように感じられます。

そこに登場した、女性9人組の TWICE というグループがあります。
このひとたちが、とてもかっこいい。

デビュー曲「Like OOH-AHH」で見せるダンスのキレ味が、もうすさまじいです。
ときおりコミカルな動きや、かわいいしぐさをはさみながら、シャープなグルーヴ感でガンガン盛り上げます。

デビュー前のことはぜんぜん知らなかったんですけど、メンバーを決めるオーディション番組があったらしくて、デビュー時点でかなり人気があるようでした。

Youtube の動画を見ていたらとつぜん日本語で話すひとがいておどろいていたら、メンバーのうち3人が日本人と知ってビックリ。
サナさん、モモさん、ミナさん、という3人です。

僕はこの数年ぐらいしか知らないんですけど K-POP 界に日本人のひとはほとんどいないと思うんです。
とくに女性グループにはいません。

それが、ひとつのグループにいきなり3人。
しかも今後がとても楽しみなグループです。

少女時代、KARA 以降、日本で目立った活躍をした K-POP の女性グループはないので、日本側も韓国側もあまり積極的ではなくなっているように見えます。

でも、この TWICE は日本の芸能界も放っておかないんじゃないでしょうか。
ぜひたくさんのひとが見てビックリしてほしいと思うんですけど、どうなるでしょう。

2015年11月14日土曜日

ドラマ「NCIS:LA」のネルが犯人にナンパされたときのことわりセリフ


空港の受付をしている女性が、飛行機に乗ろうとしてるおじさんに誘われました。

「空席がある。私のおごりで遊びに行こう」

実は受付の女性は、ネルという潜入捜査官なんです。
そしてナンパおじさんは追われている犯人。

NCIS:LA というドラマでの話です。
レネー・フェリス・スミスという可愛らしい女優がネル捜査官を演じていて、逃げてるおじさんもグッときてしまったようです。

ナンパに応じていては捜査の作戦がくるっちゃうのでネルはことわるんですけど、そのことわりのセリフがこういうものでした。

「母が重い大腸炎にかかっているんです」

本当だったお気の毒ですけど、ウソに決まってると思って聞くと、とてもスケールの大きなことわりかたに思えます。

この破壊力に、犯人のおじさんもスンナリと引き下がっていました。
興味ない男からの誘いにこまっている女性もいるかと思いますが、この拒絶パワーは参考になるんじゃないでしょうか。

(このセリフが出てくるのは、NCIS:LA シーズン5 第11話「潜伏」という回です)

2015年11月13日金曜日

森博嗣さんはシドニィ・シェルダンの本をポカリに例えた


「森博嗣のミステリィ工作室」という400ページを超える本があります。

3部に分かれている第1部で、森さんが100冊のミステリー作品について語っています。
それぞれ短い文章にまとめられていて、とても中身が濃いです。

その51冊目でシドニィ・シェルダンの「ゲームの達人」という作品について、森さんは、

「たまたま主人公の視点からずっと見ているからミステリーではないけれど、他人の視点から描写すれば立派なミステリィになるでしょう」

と書いています。

僕は「ゲームの達人」という本は読んだことがないんですけど、どんな作品だろうと興味が出てくる文章です。
さらに、人生が変わるほどではないけど面白い、みたいなことも言っています。

そのへんのことを総合して最後に、

「味はないけれど喉が渇いたときには美味しい、ポカリスエットみたいなものじゃないでしょうか。」

と締めているんです。

小説を解説するのにポカリをもってきちゃう。
ほどほどのおもしろさみたいな中途半端っぽいものが分かりやすく伝わってきます。

このような解説が100冊分ある「森博嗣のミステリィ工作室」は、物の見方や表現のヒントが詰め込まれていて、いろいろ勉強になる本です。

2015年11月12日木曜日

2匹の茶色いネコと日本の社長


ウチのまわりによく現れる茶色いネコがいて、母が「ミーコちゃん」という名前をつけた。

そのネコにエサをあげるようになって何年もたつ。
近所のひとたちに訴えられちゃうかもしれない。

今では玄関や窓を開けると、ミーコちゃんがダッシュで飛び込んでくる。
そのまま家の中で寝てたりする。

ほかにもネコを見かけるんだけど、1匹、ミーコちゃんにそっくりなネコがいる。

僕が外から帰ってくると、茶色いネコと目が合う。
ミーコちゃんなら、僕より先に玄関の前まで走ってきて開くのを待ってる。

そのネコは離れたところから見てるので、ミーコちゃんじゃないんだなと分かる。
よく見ると、そのネコのほうがちょっと毛並みがいい。

家の中に興味がありそうな感じで見てる。
知らん顔して入っても分からないレベルだけど、自分がミーコちゃんそっくりとは知らないのだろう。

僕もひとに言われるまで、自分の顔が宮尾すすむさんに似てるとは知らなかった。

宮尾さんといえば日本の社長とかでよく知ってるひとだったのに。
顔が似てると知ってからは、顔の左右に手をそえる「ハイッ!」のポーズも練習してみた。

宮尾さんが亡くなったときは、僕も残念だった。

2015年11月11日水曜日

「ディフェンドー 闇の仕事人」 カット・デニングスはちょい役かと思ったらヒロインだった


  それ、テストに出る?
  --ディフェンドー


映画の中でも触れられているんですけど、「ディフェンダー」じゃなくて「ディフェンドー」なんですね。

前知識なしに見始めたら、登場した女優の姿に「あっ、マックスだ」というおどろき。
「NYボンビーガール」主役のカット・デニングスがヒロインのキャットを演じているんですね。

映画そのものが十分に面白いんですけど、カット・デニングスを好きなひとならさらに楽しめると思います。

キャットはドラッグ中毒のひねくれたキャラで、主役のディフェンドーのほうは純粋すぎて周りを困らせちゃう変な関係で。

ヒロインが主役に影響を与えて主人公が成長したり強くなっていったりというパターンは多い気がしますけど、この映画は逆な感じの流れです。
ディフェンドーによってキャットのほうが変わっていくという。

何をやってもダメなディフェンドーが、ダメなキャラのまま人々から理解されてくるところが山場になっていて、このへんの盛り上げかたがうまいです。
みんなが暖かい気持ちでディフェンドーを応援する様子は、見ていてうれしくなってきます。

その暖かい流れを、キャットが受け継ぐ展開がまたいいですね。

そんないい映画なんですけど、僕がこの映画を繰り返し見ているのはカット・デニングスを見たいのが理由だったりします。

2015年11月10日火曜日

期待に反してオジサンは完璧に水道を直してくれた


その日はコーヒーをいれたり、ベランダをそうじしたり、いつも通りおだやかな朝だった。

テレビでも見ようかなと思ったところで、母に呼ばれた。
洗濯機につながるホースから、水がたれてるという。

見てみたら、器具のスキマがおかしくなっているようだった。
シロウト考えで、器具をいったん外して、しっかり着ければ直りそうにも思えた。

その時点で、重要なことを忘れているのに気づいていなかった。

何気なく器具をはずしたら、蛇口から思いっきり水が出た。
当然だ。

床も、僕のズボンもビチョビチョ。
全然おだやかな朝じゃなくなった。

いちおう器具をしっかり着けてみたけど、まだスキマから水が出る。
けっきょく僕には直せなくて、電気屋さんを呼んだ。

ウチによく来てくれるオジサンが作業してるあいだ、僕は台所でヤカンを洗っていた。

僕としては、オジサンもうっかり器具をはずしてビチョビチョになってくれないかなと、ちょっと期待。
もしそうなったら「いやあ、さっき僕もやっちゃったんですよ」とか言いながら僕のズボンを貸してあげよう。

ヤカンを洗いながら、頭の中でセリフの練習やイメージトレーニングをしていたら、オジサンから修理ができたという報告。
問題の器具を一部取ってしまって、蛇口に直に近い感じでホースが着いてた。

オジサンのズボンも無事だった。
さすが。

我が家はおだやかな日に戻ったけど、なんか残念だった。

2015年11月9日月曜日

映画「ニューイヤーズ・イブ」で世界に発したクレアのハッタリ


ピンチをごまかしたり言い訳したりするには、ピンチの度合いが大きいほど、スケールの大きな開き直りのようなものが必要かと思われます。
さらに、それが予想外の方向からくるとき、ひとは混乱して思考力が低下するのかもしれません。

「ニューイヤーズ・イブ」という映画を見るまで知らなかったんですけど、新年を迎えるボール・ドロップというイベントは世界的に有名なものなんですね。

タイムズスクエアの上のほうにキラキラのボールを持ち上げて、それを TOSHIBA の看板の所まで落としながらカウントダウンすると。
これからは世界中のひとが TOSHIBA の文字を見て「不正会計の会社だ」とか思いながら新年を迎えるのかもしれません。

そんなハッピーなイベントなんですけど、映画の中ではトラブルが起きて、ボールが上がらなくなって大騒ぎに。

ヒラリー・スワンク演じる主催者のクレア・モーガンが緊急会見をします。
とりあえず何か言わなくちゃいけない状況なんですけど、そこでクレアはこう言うんです。

「これは、メッセージではないでしょうか」

いい感じで混乱させてくれそうな言葉です。
続けて

「いちど立ち止まって1年を振り返る」とか、
「そして0時になったら優しさと思いやりのある1年を」とか。

まじめな顔で語る様子が中継されて、みんなが感動しちゃったりするのが面白いシーンです。

単なる配線の問題だったんですけど、ひとの心や生き方までからめた壮大なその場しのぎ。

トラブルの規模が大きいほど効き目がありそうなセリフですけど、まったく相手にしてもらえない恐れもありそうです。

2015年11月8日日曜日

ハンドジェル的な消毒液は心を複雑にする


消毒ジェルという呼び方もあるようですけど、どちらでも通じそうですね。

僕はドラッグストアでどの名前も思い出せなくて、手をこするジェスチャーだけで通じたことがあります。
店員さんの心の広さに感謝です。

ちょっと恥ずかしかったですけどね。

床にホコリがたまってるのに気づいて軽くクイックルワイパーでふいたあとや、PCのキーボードをいじってる途中など。
ふと、玄米ブランでも食べようかなと思ったりします。

カロリーメイトでもソイジョイでも、あるいはオニギリでもいいんですけどね。

流しまで手を洗いにいくほどではないけど、ちょっと手をキレイにしたい。
そばにハンドジェルを置いておくと、やっぱり楽です。

こんな楽をしていいのかとも思えてきます。

髪の毛のカラーリングをしたあとや、自転車メンテナンスをしたオイルなんかで爪のスキマが汚れたときもハンドジェルを利用しています。

メラミンスポンジにハンドジェルをしみ込ませて爪のスキマをこすっていると、汚れはまあまあ落ちます。
でも指先をチマチマとこすっている動作が、なんかわびしく感じることもあります。

便利なのに、なぜか心を素直にさせてくれないハンドジェルです。

2015年11月7日土曜日

横浜フリューゲルスのエドゥー選手を見てJリーグに興味を持ちました


近所にゴルフの打ちっ放しがあって、おもにオジサンたちがズラッとならんでボールを打ってる。
ゴルフに興味はないんだけど、横を通るときは練習してるゴルファーたちを見るのがちょっと楽しい。

このひとはきっとうまいんだろうなと思えるひともいる。
おじいちゃん、がんばってるなあと微笑ましくさせてくれるひともいる。

中には、ただヤケクソに打ちまくってるとしか思えないオジサンもいる。

ひどい連想なんだけど、そんなヤケクソ気味のオジサンを見ると僕は、横浜フリューゲルスにいたエドゥー選手を思い出す。

実は僕はサッカーもよく知らなかったんだけど、Jリーグというものができたというので、どんなものだろうと思った。

それでテレビで試合を見てるうちに、なんか、フリーキックがとんでもないひとがいることを知った。

ハーフラインあたりからでもゴールしか見てない感じで強烈なシュートを打ってる。
エドゥーという名のその選手が気になってたまらなくなってきた。

バラエティ的な番組で、選手だったか解説のひとだったか、

「最初、日本のキーパーがナメられてるのかと思った」

みたいなことを言ってるひとがいた。
でもエドゥー選手のキックの正確さを見て納得したとも言っていた。

エドゥー選手を見てよろこんでいた者としては、なんかよく分かる意見だった。

調べてみたらエドゥーさんの本名はカルロス・エドゥアルド・マランゴンさんというらしい。

Jリーグっておもしろそうだと、僕に最初に思わせた選手はエドゥーさんだった。

ゴルフのヤケクソのオジサンと一緒にしちゃいけない。

2015年11月6日金曜日

A4の紙にメモしてどんどん捨てる。マインドマップも鬼になって捨てる


紙なしでやっていければ一番いいとは思うんです。
パソコンとか便利なものがあるわけだし。

でも紙には別の使いやすさがあるものですね。
僕はかなり頼っています。

とにかくメモしやすくするのが大事と思って、机の上にA4の紙を2枚は置いてます。

1枚は、今週やることを書き出した紙。

やり終わったものはペンでグジャグジャッと消していきます。
消すときは、ちょっとうれしかったりします。

さらに毎朝、新しい紙を出してその日のメモ用にしてます。
別に何か考えをまとめたいときなどは、別の紙を使うことも。

紙に書いた中で必要なことはPCにメモして、あまりたまらないうちに紙は捨てるようにしています。

でも捨てられなくてダラダラと置きっぱなしになったりして、このへんはちょっとした勝負所です。

とくにマインドマップなんかは愛着のようなものまで出てきます。
何年か前のものでも、がんばって書いた自分を思い出しちゃったりして。

紙をためるのは悪だ、と心を鬼にして捨てていく。
これも紙を活用するためのコツじゃないかと思います。

A4の紙はホームセンターで500枚入りのを買ってきます。
歩いて持って帰るのが重いんですけど、電子レンジを持って帰ったときよりは、だいぶ楽です。
あれは重かったです。

2015年11月5日木曜日

歌ってたり独り言を言ってるときに、うしろから自転車


うしろから来る自転車に気がつかなくて、ぶつかりそうになることがある。

むやみにターンすると危険。
よろけたりすると、もっと危険。

ぜんぜん危険じゃないけど恥ずかしいことも、たまにある。

誰もいないと思って何気なく「フニクリフニクラ」を歌いながら歩いてるときに横を自転車で抜かれたことがあった。
このときは自転車の男のひとがイヤホンをしていたから、もしかしたら聞こえてなかったかもしれない。

土手のサイクリングロードで自転車に乗りながら「上からマリコ」を歌っているときに、うしろから来た自転車に抜かれたこともある。

けっこう大きな声で歌っていたけど、僕を抜いた自転車はロード・バイクでかなり速かった。
聞こえたのは一瞬だったと思いたい。

天気予報でこのあと雨が続くなんて言っていたので、買物を済ませておこうと思って歩いて出かけた帰り。

道のはしに、小さいネコがいた。
すぐ逃げちゃうネコが多いけど、そのネコは僕が近づいてもジッとしていた。

むしろ、気のある素振り。
子供のネコだと思うけど誘惑上手。

写真を撮っても大丈夫かもしれない。

しゃがんで撮ろうとしたら、それまで動かなかったネコがノロノロと歩きだした。
カメラを持ちながら、僕は思わず「あー、行かないでー」。

うずくまってネコに呼びかけてる僕の脇を、自転車が通り過ぎた。

女性が運転する自転車のうしろに幼い男の子が乗っていた。
男の子が首を曲げて必死に僕を見てた。

ネコは完全に逃げた。

2015年11月4日水曜日

ドラマ「ママと恋に落ちるまで」のテッドが質問されてムダに慎重になった答え


最初はマザコンのドラマかと思ったんですけど、そうではありませんでした。

主人公のテッドが子供たちにとってのママ、つまり自分の奥さんと結婚にいたるまでを聞かせていく話で。
このひとがママなのかな? と思わせてジラすのが巧妙で、にくたらしい番組でした。

ロビンは、テッドの恋人だったりルームメイトだったり、ときには体だけの関係だったり色々。
あるとき会話に「ジャマイカ」という言葉が出て、ロビンがテッドに聞きます。

「ジャマイカって、島よね?」

関係は変わってもふたりには、油断しておかしなことを言ったら攻め込まれてとんでもないことになるような緊張感がありました。
島だと即答しても問題はないようにも思えますが、このときのテッドの返事は、こういうものでした。

「話の方向による」

肯定も否定もしないで、ひとまず慎重に相手の出方をうかがう受け答え。
状況に応じて逃げ道を作れそうな便利なセリフです。

番組の中ではこのジャマイカの話の続きはなくて、「話の方向」がどう進むのかは見せてくれませんでした。
こういうところも、にくたらしい番組でした。

(このセリフが出てくるのは「ママと恋に落ちるまで」シーズン8、第3話「完ぺきな子守を求めて」という回です)

2015年11月3日火曜日

ぜんじろうさんは、失敗の意味を変えてくれた


前に平日の夕方にぜんじろうさんが司会のテレビ番組があって、僕はたまに見ていた記憶があります。

その番組に、浜田マリさんがゲストに出たことがありました。
まだモダンチョキチョキズがあった頃だと思います。

浜田さんが番組を盛り上げようとして、音楽に合わせてノリノリでヘッドバンギングとかしてウケていました。

そのあと若手芸人のひとが、浜田さんのハジケっぷりを軽くからかうようなことを言ったんです。

すると、ぜんじろうさんがものすごく怒って、その若手のひとに
「言葉に気ぃつけえー、どアホッ!」
と怒鳴っていました。

おどろきながらも、そのマジメさというか、礼儀を大事にする姿勢に僕は好感を持ちました。

NHKの午後の番組にぜんじろうさんがゲストで出たときにはトークの中で「失敗」というテーマになりました。
ぜんじろうさんは失敗について、こう語っていました。

「僕は失敗したらラッキーって思います。ネタができたぞって」

これは、魔法のような言葉ですね。
ネタになると考えれば、失敗がプラスに変わる。

ぜんじろうさんは最近は、外国で活動したり、ロボットと漫才とかしてるそうで。
ネットで調べて知りました。

どんどん新しいことにチャレンジしているのも、そんな前向きさが土台にあるからなのでしょうか。

ぜんじろうさんの言葉を思い出すと、僕も見習ってどんどん失敗しなくちゃと思います。

2015年11月2日月曜日

寒がりで厚着な男が考えていること


夏とか冬は、暑いか寒いかハッキリしてることが多いので、服を選ぶのにさほど困らない。
寒いのはキライだけど、寒いなら厚着という分かりやすさがある。

春とか秋は中途半端で、服装の差が出やすい。
僕はまわりと比べて着込んでいることが多い。

夏の終わり頃から暖かめの下着を着るし、1枚で寒いと2枚重ねにする。
その上に普通の長袖を着て、ごまかしてみる。

これならみんなと大きな差はないだろうと思って外に出ると、いきなりTシャツのひとが歩いてたりする。

もう少し涼しくなると、差はさらに広がる。

ウィンドブレーカーとかちょっとした上着を着ても寒くて、風邪を引いちゃうかと心配しながら外を歩いてる。
そろそろフリースなんかを着なくちゃとか考える。

そんなときでも、たまにTシャツのひとが歩いてる。

あのひとたちは、ほんとは寒いけどガマンしてるんだと思う。
そうでないと両者のちがいを理解できない。

世間との差が大きくなると、いっそのこと早く冬になって寒くなればいいのにと思う。
そうすれば、みんなが寒くて厚着で、平等な世の中になるのに。

中途半端な寒さの中、変に厚着をして、僕はまわりの目を気にしてる。
絶対に浮いてるし。

べつに寒がりじゃなくてファッションでこんな服装をしてるんですよ、みたいな顔をしようと必死になってる。

僕はたくさんの服といっしょに、自意識も過剰に着込んでいる。

2015年11月1日日曜日

山口瞳さんが「江分利満氏の優雅な生活」で、ステレオを山本富士子さんに例えた文章


何かを伝えようとするとき、分かりやすく伝えるのは大事なポイントかと思います。

でもこれがなかなか、むずかしかったりするんですよね。
自分にとっての分かりやすさが、相手にも分かりやすいとは限らないし。

そういうときに、何か物差しのようなものを例に出す方法を見ることがあります。
大きさが分かるように、横にタバコの箱を置くような感じで。

山口瞳さんの小説の中で、江分利満氏がステレオにどれほど憧れていたかを山本富士子さんを使って表現した、このような文章があります。

「山本富士子さんと一緒に暮らしたいと切に希っている独身男性が何人かはきっといると思う。しかし、山本富士子さんと結婚できる可能性は零に近い。江分利にとってステレオは山本富士子さんだった。」

伝わってくるものがありますね。
当時の山本富士子さんがどれほど人気だったのかもよく分かります。

ひとの名前を出せば分かりやすくなるのかというと、そうでもないようなんです。
同じ山口瞳さんの「還暦老人ボケ日記」というエッセイには、こういう文章があります。

「頭がボーッとして岡本綾子の最終日みたいになっている。」

これはサッパリ意味が分かりません。
でも、なんかおもしろいです。