2015年10月31日土曜日

100円、あるいはオマケのスケジュール帳を立てかけてカレンダー兼用にしています


グータラなもので、壁に大きめのカレンダーをかけてると放置してしまいます。
めくりもしなくなって、3年ぐらい同じカレンダーがかかっていたこともあります。

それでやっと、僕には大きめのカレンダーは荷が重すぎると分かりました。

カレンダーを使いこなせなくても、たまに何日か先のことをザッと見渡したいと思うことがあります。

思いつきで100円ぐらいで売ってるスケジュール帳を買って、机の上に立てかけてみました。
立てかけるのもダイソーで買った、見開きでセットできる本立てを使っています。

ゴミの日とか、ちょっとした予定とか、すぐに手にとって書き込めるのは便利かなと思っています。

予定が変わったらペンでグジャグジャと消すので、ちょっと汚くなります。
デジタルでスケジュールを管理してるひとは直すときもキレイに直せていいなと、うらやましい気もします。

今月のページは開いて立ててあるので見やすいですけど、来月を見たくなったとき、本立てにセットしてあると手でめくるのがやや面倒です。

それでも、グータラな僕が放置もしないで使えてるので、いいんじゃないかなと思っています。

いつもは100円ショップで買うんですけど、2015年はDHCでサプリを買ったときにオマケでもらったスケジュール帳を使っています。
今年も残り少なくなってきてますけど、またDHCで買物すればくれるでしょうか。

2015年10月30日金曜日

マサ斎藤さんの Go for broke 精神を自分なりに取り入れてみる


辻 「マサさん、この獣神サンダーライガーですけど」
マサ 「あー、山田ですね」

ずいぶん前ですけど、浜田雅功さん司会の「ジャンクSPORTS」に辻よしなりさんがゲストで出ていました。

スポーツ中継がテーマの回で、実況のアナウンサーのひとたちが集まっていたと思います。
三宅さんが、アジャ・コング選手に怒られた話なんかをしていました。

そして辻さんは、解説のマサ斎藤さんがライガー選手の苗字を言っちゃったエピソードを紹介。
マサさんらしいホノボノとした、いい話だなあと思って記憶に残っています。

「当たって砕けろ」を英語で Go for broke と言うことを、プロレス好きのひとはけっこう知ってると思います。
マサ斎藤さんがよく言っていた言葉だからです。

ひとりでアメリカに行って一流選手になったマサさん。
その苦労は、僕が想像するより、はるかに大きなものだったはず。

苦しいときに何度も「当たって砕けろ」と自分に言い聞かせてやってきたんだと思います。
そんなマサさんの言葉だから余計に説得力があります。

そうやって感動してたわりには、僕はずっと Go for block かと思っていました。
最後は broke が正しいんですね。

カン違いしてましたけど Go for broke の精神で小さいことは気にしないことにします。

2015年10月29日木曜日

つながれていない3匹の犬が自転車の少女を見た


午前10時ごろなら、まだ朝と言っていいかと思う。
ギリギリぐらいで。

僕は小さな川の横を歩いていた。
天気がよくて、平和な感じがする朝だった。

わりとキレイに舗装されたアスファルトの道に1箇所だけ幅の広い部分があって、そこによく車が停まってたりする。
でもその日は車はなかった。

代わりに、おじさんが寝ていた。

ベターッと横になって寝ちゃってる。
そのぐらい平和な朝だった。

おじさんはいつも犬を3匹つれて散歩してる。
この犬たちの特徴は、ロープとかでつながれていなくてフリーな状態なこと。

この日もおじさんのまわりには3匹のフリーな犬たち。
飼い主は寝ちゃってる。

僕が近づいたら、犬が3匹ともこっちに顔を向けた。

僕は子供のころ家で犬を飼っていて、慣れてるつもりだった。
でも通りすがりの犬に噛まれたことが一度あってから少し警戒するようになってる。

フリーな犬3匹に見られたら、やっぱり恐い。

逆方向から、自転車に乗った高校生ぐらいの女の子が来た。
さっきまで僕を見ていた犬たちが、いっせいに女の子のほうを見た。

これは、しょうがない。
僕だってそうする。

ていうか実際に女の子を見ていたので、犬に気づいて彼女の表情がちょっと変わったことが分かった。
女の子がピンチ。

もし彼女に何かあったら僕が助けてあげよう。
勝手に頭の中でヒーローになっていた。

犬たちが静かに見つめる横を、女の子は自転車で普通に通り過ぎていった。

天気は良く、横には川が流れて、道にはおじさんが寝ていた。
平和な朝だった。

2015年10月28日水曜日

鈴木理恵さんが「透き通った」だけでは物足りなくて加えた言葉


ラジオDJのひとたちの喋りの表現力というか、瞬間的な言葉の選び方におどろかされることが、けっこうあります。
すごい能力だと思います。

鈴木理恵さんも、僕をおどろかせてくれるひとりです。

InterFM で「Alternative Nation」という番組を鈴木さんが担当していたころ、聞きながら思わずメモした言葉がいくつかあります。
そのひとつはチャーチズというバンドの曲がかかったあとに鈴木さんが言った、このフレーズ。

「世界3大名水に入るのではないかというぐらいの透き通った歌声ですね」

ただ「透き通った歌声」と言ってるようではDJにはなれないんでしょうね。

「世界3大名水」って、なんとしても自分の言葉で表現するんだという気合のようなものが感じられます。
ヤミクモにフレーズをくっつけたような面白さもあるし、中途半端に具体的なところもいいですね。

鈴木さんのトークを聞いていると、どうやって言葉を集めて、どれだけのフレーズたちが頭の中で出番を待ってるんだろうかとナゾが深まるばかりです。

なんですけど2015年10月現在、鈴木さんはDJとして担当してる番組はないようで、僕はちょっとさびしい時期を過ごしています。

2015年10月27日火曜日

映画「シュガーマン 奇跡に愛された男」 にせもの疑惑すら味付けに


  願わくば、観客が20人いれば……
  --レーガン・ロドリゲス


アメリカで売れなくて活動を断念したシクスト・ロドリゲスという歌手が、本人が知らないところで伝説的な存在になっていたという。

ドキュメンタリー映画なんですけど、ネタになってる事実それ自体がすごいですね。
人類の歴史がこの先続いても、こんなことは二度と起きないのではとすら思えます。

放送局がロドリゲスの曲をかけないようにクギでレコードを傷だらけにしてるのがオドロキでした。
そこまでして、かけたくないのかと。

前半は、2種類のひとたちに取材した映像による構成で。

ひとつは、デビューやレコーディングに関わってロドリゲスをよく知っているひとたち。
もうひとつは、曲は知ってるけど本人のことは全く知らなくてロドリゲスを探してるひとたち。

ロドリゲスがデビューするまでを語るスタッフたちの映像が効果的でした。
専門家から見てとても才能あるアーティストで期待されていたことが分かるようになっていて。

知らずにアルバムが大ヒットしていたこともスンナリと納得できる流れをつくっていました。

ずっと見つからない状態で映画が進んでいって、探してるひととロドリゲス・ファミリーがついに接触。
このときのエピソードがほほえましいですね。

最後は大ハッピーエンドになるんですけど、最初につながったときを振り返るこの場面が僕はとても好きです。

やたら内容を誰かに話したくなる映画です。

2015年10月26日月曜日

メリットを活かせていないけど水筒でコーヒーを飲んでます


今は3本の水筒を持っています。

1本はコーヒー用。
残り2本は水用で、ラジウムボトルに入れておいた水を飲むのに使っています。

コーヒー用がもう1本あったんですけど、古くなって捨てちゃいました。

何年か、朝用のコーヒーを前日の夜に水筒につくっておくのを続けていました。

朝起きたその瞬間にコーヒーを飲めるというのは、ちょっと幸せ。
胃には悪そうですけど、水筒の便利さを感じていました。

コーヒーが入った水筒を持って外出することなんかもありました。
そのころは、水筒のメリットを活かしていた気がします。

今は前もってコーヒーをいれるのが面倒になって、やめちゃってます。

飲みたいときに水筒にコーヒーをつくって飲む。
水筒はただの入れ物。

起きた瞬間コーヒーはムリですけど、これもシンプルでいいかと思っています。

ただしコーヒーを水筒にいれてすぐ飲むと、やたら熱いです。
メリットを活かせていない上に、熱くて口の中が大変。

フタがカップになるものなら飲みやすいんですけど、いま使ってる水筒は直で飲むタイプです。
カップのようなものを別に買えばいいのかもしれませんけど、それはなんかシャクなんです。

どうすれば水筒をより楽しめるのか、いろいろ考えながら使っていこうと思います。

2015年10月25日日曜日

ヨーコ・ゼッターランドさんは久米宏さんの話の流れに逆らった


アトランタ・オリンピックのあと、久米さん時代の「ニュース・ステーション」にヨーコ・ゼッターランドさんがゲストで出たことがありました。

僕はそこで始めて、ゼッターランドさんがアメリカ代表になった経緯を知りました。

バレーボールが弱かった早稲田大学に進学したら日本のバレー界から相手にされなくなったのでアメリカ国籍をとってオリンピックを目指した、ということなんですね。
簡単に言うと。

久米さんと話してる中でゼッターランドさんは
「アメリカで生きるすべをくれたのは日本のバレーだった」
ということも言っていました。

そこまで何となく、日本はダメみたいな方向で話が進んでいたんです。
だからゼッターランドさんもアメリカに行った、という感じで。

そんな中でも、良い点は「良い」と言うゼッターランドさん。
すごくフェアなひとという印象を持ちました。

たぶんその何年かあと、番組名は忘れちゃったんですけどゼッターランドさんが言ったこんな言葉をメモしてあります。

「誰がなんと言おうと、目標は一番高いところに置く」

前半の「誰がなんと言おうと」というのが、いいですね。

ゼッターランドさんほどのひとでも、まわりから色々と言われたりしたのでしょう。
ときには「このひとが、これほど言うなら信じてみようか」と自分を曲げて、やっぱり失敗だったとか。

ゼッターランドさんは、2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事のひとりなんですね。
色々な問題が出てきちゃって、さぞかし大変かと。

誰か分からないですけど、ゼッターランドさんを理事に選んだひとは、なかなかエラいと思います。

2015年10月24日土曜日

充電式の乾電池を使ってゴミが減りました。思い出は増えるでしょうか?


充電式の乾電池を使ってるひとは大勢いると思いますけど、これは一度使ったら元に戻れなくなっちゃいますね。

僕の場合、きっかけはデジカメを買ったことでした。
写真を撮るってこんなに楽しいのかと浮かれていました。

僕は今もあまり仕事をしてないんですけど、当時は完全な無職でした。
ビンボーなのに浮かれてるからカメラを持って出かけまくり。

単三乾電池4本を使うカメラで、最初は普通の電池を使っていました。
電池がどんどんゴミになってキリがなかったです。

それで充電式のものを買ってみて、便利さにおどろきました。

約1,000回充電して使える、とか書いてあるし。

避難用バッグにも入れていたんですけど、この場合は充電式がいいかは難しいところですね。
すぐに使わないなら普通の乾電池のほうがいいかもと思って、取り替えました。

今は写真への情熱はやや薄れているんですけど、充電した乾電池を持って色々な場所に写真を撮りに行ったことを思い出します。
なんであんなに楽しかったんだろうとか思います。

カメラに夢中で必死に充電していた頃、僕の心も充電されていたのかもしれません。
ちょっと、うまいこと言いましたね。

2015年10月23日金曜日

請求書を追求されたウォルター・ビショップ博士の答え ドラマ「フリンジ」から


ウォルター・ビショップ博士は天才科学者なんですけど、アストリッドがいないと何もできない子供のようなおじさん。
ハイ・レベルな変質者でもあります。

「FRINGE/フリンジ」というドラマでの話です。

アストリッドはFBIの警察官なのに、なぜかウォルター博士のアシスタントのような仕事をしていました。

ある日、アストリッドは変なものを見つけたようで、博士にたずねます。
「博士、この819ドルの請求書は何ですか?」

ウォルター博士はFBIから特別な仕事をまかされてるひとなので、必要なものを買こともあると思います。
でもナゼかこのときは、正直に答えたくなかったみたいです。

ウォルター博士はこう返します。
「科学はプライスレスだ」

最初に「科学」という言葉がくるのが、ちょっとしたポイントかもしれません。

なんとなくプライスレスでも許される分野のような気がしてしまいます。
そんな小さいことを気にしてる自分って何? という感じで、一瞬ぐらいならごまかされてしまいそう。

なんの解決にもならないけど、かわいい悪あがきのようなセリフでした。

(このセリフが出るのは「FRINGE/フリンジ」シーズン4、第7話「孤独」というエピソードです)

2015年10月22日木曜日

ユージさんのラジオでのトークが面白くて、たまに憎たらしい


ラジオを聞くのがわりと好きなんだけど、いつのまにか聞くのは InterFM ばっかりになってる。

本職のDJのひとや、FMなのでミュージシャンのひとの番組が多い中で、意外に面白いトークを聞かせるのが「Young Blood」という番組をやってるユージさん。
ハーフで俳優とかモデルのユージさん。

ネタのように色々なエピーソドを持っているひとで、ひとつ印象に残っているのが、少年時代の自転車の話。

そろそろ補助輪なしで自転車に乗りたいなと思っていたユージ少年だけど、パパはアメリカだし、乗り方を教えてくれるひとが身近にいなかった。

そんなとき、補助輪つき自転車で公園に行ったら、たまたま男の子に補助輪をとった乗り方を教えてるオジサンがいたらしい。

このチャンスを逃しちゃいけないと思ったユージ少年。
オジサンに「僕にも教えてください」と頼んで、オジサンも了承。

ころびまくって「もう、いいです」と言うユージ少年をオジサンは許さずに、乗れるようになるまで教えてくれたという。

トークの中のちょっとしたきっかけで、ユージさんからはこんな話がポンポン出てくる。

ゲストとの会話でも、ユージさんと話してるうちに相手が楽しくなって話がはずんでいくような印象。
いつの間にかお互いが共鳴してるような感じがする。

とくに女性ゲストとの共鳴具合を聞いてると、このひとはめちゃめちゃモテるだろうなと思う。

そのへんは憎たらしくて、ちょっと嫌い。

2015年10月21日水曜日

こぶ平時代の林家正蔵さんが「ためしてガッテン」で言ったギャグ


アドリブでおもしろいことを言えるひとは、笑わせる仕組みのようなものが頭に入っている感じがします。

その上で、場の状況とか話の流れを活かしながら、おもしろく反応できちゃう。
うらやましいひとたちです。

今の林家正蔵さんが林家こぶ平だったころ、「ためしてガッテン」にゲストで出てるのを見ていました。

何かの病気がテーマの回で、一ヶ所が悪くなったせいで、別の部分に伝わるはずの信号が伝わらなくなってしまう、みたいな話が出ました。
それを立川志の輔さんが「手紙が届かなくなっちゃうんです」と例えたんです。

ゲストの正蔵さんはそれを聞いて、こう言いました。

「じゃあ、電話にすればいいんだ」

それまで僕は、正蔵さんのことをさほど面白いとは思っていませんでした。
あまり、うらやましくなかったです。

でもこの「電話にすればいいんだ」にはビックリでした。
志の輔さんの言葉を笑いの方程式に素早く当てはめたから出てきたギャグ。

さすがプロの落語家ですね。

正蔵さんを真似して僕も面白いことを言ってやろうとチャンスをうかがっているんですけど、基本ができていない僕は全然うまくいきません。

2015年10月20日火曜日

ガンズ・アンド・ギャンブラー : 素敵なムダの詰め合わせ映画


  お前はゲイだから、ひとの部屋を片づけるのが好きだろう
  --ミヤギ


すごくおもしろい映画だなと思っていろいろ調べようとしたんですけど、あまり情報が多くないようですね。
たいしてヒットしなかったんでしょうか。

僕にとってはちょっと感動的なおもしろさで、録画したのをやたら繰り返し見てます。
何度見てもワケが分からないんですけどね。

全体がインディアンのお面を巡る争いという、どうでもいい話なのがステキです。
なぜか命がけの奪い合いになってるし。

クリスチャン・スレーター演じる主人公ジョン・スミスが、プレスリーのモノマネ大会に出たことから争いに巻き込まれてしまう流れも情けなくて、僕をよろこばせてくれます。

そんなくだらない話の中に、アホなジョーク満載で進んでいくんですけど、実は細かく計算された話だということも、だんだん分かってくるんですね。

とくにふたりの女性、ミーガン・パーク演じる"隣の女の子"シンディと、ヘレナ・マットソン演じるザ・ブロンドの設定。
このへんの緻密さにはおどろかされました。

ヘレナ・マットソンはドラマ「666パークアベニュー」でいちばん知られているのかもしれませんね。

僕としては「NIKITA/ニキータ」でのマイケルの奥さん・カサンドラ役が印象に残っています。
「NIKITA/ニキータ」ではおしとやかな演技が多かったんですけど、この映画では銃を乱射する姿と、大きく開いた胸元がワイルドで。

監督のマイケル・ウィニックというひとは、もしかしたらすごい監督なのではと思います。
2015年11月には「The Better Half」という作品が公開予定だそうで。

僕はテレビでしか見ないので、とうぶん先になりそうですけどね。

2015年10月19日月曜日

カーゴパンツが呼んでたのは僕じゃなかった


服とか買うつもりじゃなかったのに、カーゴパンツが並んでるのが見えてフラッと店に入ってしまった。
すでに心のスキができていたのかもしれない。

見たらひとつ、すごくかっこいいズボンがあった。
ここで心のブレーキをかけられるかが分かれ道。

ズボンが僕を呼んでると思った。
「どうだ、かっこいいだろう」と言ってる。
「どうする? 買うよな?」

僕は催眠術にかかったように「分かりました。買います」と即決しちゃった。
いい買物したなあと浮かれて家に帰った。

催眠術が解けたのは、部屋でズボンをはいてみたときだった。

このズボンは、かっこよすぎて僕にはムリ。

呼ばれてたのは僕じゃなくて、イケメンのオシャレさんだったのだろう。
近づいたときに、まちがえて声を聞いちゃったみたい。

考えてみたら店の中でも輝いていたぐらいだから、ウチの近所とかでこんなズボンをはけない。

しょうがないから、これは部屋着としてはくことにした。
やや厚手のコットンなので、けっこう暖かい。

使いかた次第で、少しは失敗を取り戻せるかもしれない。

そういうわけで寒い時期になると、僕は家でかっこいいズボンをはいている。
コンビニに買物に行くときなんかは、別のズボンにはきかえる。

2015年10月18日日曜日

佐藤伝さんの影響で部屋に炭と塩を置く前から寝てばっかり


よく眠れるように色々と工夫してるひとは多いんじゃないかと思います。

僕はいつも寝てばっかりなんですけど、それでも良さそうな方法を知ると試してみたくなります。

定番なところでは耳せんとか、鼻の穴を広げるテープとか。
「ネルネル」という名前の、口をふさぐテープなんかもやってみました。

道具を使わない方法では、寝る2時間ぐらい前に部屋を暗くしたり、瞑想とか自己催眠みたいなことも。

佐藤伝さんの「「いい明日がくる夜の習慣」という本によく眠るための方法として、寝室の四隅に塩と炭を置く、というのがあります。
炭は竹炭がよくて、塩は自然塩を使うそうです。

たまたま備長炭があったのでそれを使って、塩は買ってきて、僕もためしてみました。

もともと寝てばっかりなので、効果があるのかはよく分かりません。
でも部屋に炭と塩が置いてあることが、ちょっと楽しかったりします。

塩が古くなってきたから取り替えたほうがいいと思って新しいのを買ってあるのに、面倒なので交換してません。
固まって、サラサラ感がまったくない塩になってます。

塩を交換しようかなと思うと、それより寝てるほうがいいやと思って寝ちゃってます。

2015年10月17日土曜日

アメリカン・ピーチパイ :すっとぼけて無茶を押し通す成りすまし映画


  ヴァイオラ、なぜ見るたびに乱闘中なの?
  --ヘイスティングス兄妹のママ


これはよくできた、見事なコメディですね。

シェイクスピアの「十二夜」を現代風にアレンジしたということで。
僕はシェイクスピア作品なんてまともに読んだことはないんですけど、ぜんぜん原作を尊重しないで遊んでる感じが、すがすがしいです。

映画の原題が She's the Man というように、女の子が男の子に成りすます話で、この時点でもうムリがありすぎです。

たしかにふたりの顔はちょっと似てるものの、身長も全然ちがうし、成りすませるわけがない。
なのに誰も気づかず、わざとらしい感じで進んでいくのが妙なおもしろさです。

映画自体が成りすまし。

シャワールームや生理用品のネタはお約束だし、基本に忠実な感じでギャクが盛り込まれています。
なるほど、コメディってこうやって作るものなのかと、勉強しているような気分にもなってきました。

アマンダ・バインズ演じるヴァイオラが男の子に変装してることで人間関係がだんだん複雑になるんですけど、その進め方も手際よくスムーズで。
状況がややこしくなったところで、いきなり巻き込まれちゃうひとを用意してあるのもうまいです。

最初からあり得ない設定で、よく最後まで突っ走ってくれたなという爽快さを残す作品でした。

でも、どうして邦題は「アメリカン・ピーチパイ」なんでしょうね。

2015年10月16日金曜日

寝る前のリステリンうがいで口内炎ができにくくなりました


リステリンでうがいをするようになったのはNHK「クローズアップ現代」で、口の中の健康は重要、みたいなことを聞いたのがきっかけでした。

やらせ問題で国谷さんが涙の謝罪をする少し前のこと。
「長寿の鍵は“口”にあり~口腔ケア最前線~」というタイトルで、約30分かけて口の中の健康について説明していました。

口の中ってそんなに重要なのかと、僕はなんとなくその気に。
少しはケアをしてみようとリステリンを買ってきて、ほぼ毎晩、うがいをするようにしてみました。

べつにリステリンじゃなくても、モンダミンでも何でもよかったんですけどね。
僕の場合は、たまたまリステリンで。

口の中が健康になったとしても、自分では分からなくて何の実感もないだろうと思っていました。
それが意外にすぐに、ちがいに気づきました。

僕は以前はしょっちゅう口内炎になっていたのに、寝る前のリステリンのうがいを始めたら何日も口内炎ができなかったんです。
たまに口内炎になっても、治るのがかなり早くなってます。

けっこう苦しんできたというのに、おどろきでした。
こんなちょっとしたことで変わってしまうなんて。

僕は日頃からビンボーでも苦しんでいますけど、これもちょっとしたきっかけで変わってくれないかなとウッスラと期待しています。

2015年10月15日木曜日

歌の先生が BEAST のヤン・ヨソプさんを叱った言葉


K-POP の BEAST というグループにヤン・ヨソプさんという、タヌキっぽい顔の愛嬌あるイケメンのひとがいます。

5年ぐらい前に MTV で、BEAST のドキュメントみたいな番組をやっていて、ヨソプさんが歌のレッスンを受けている場面がありました。
ヨソプさんは、とても歌のうまいひとなんです。

女性の先生が弾くピアノに合わせて歌っていたんですけど、途中で先生がピアノをとめてヨソプさんを叱る場面がありました。

そのときに先生が言った、こんなひと言が記憶に残っています。
「私にあなたぐらいの才能があったら、もっとがんばるわよ」

すごいですね。
言うほうにも、言われるほうにも才能がないと意味がない言葉。

ヨソプさんの歌のうまさなら、すでに大変な努力をしてきたことは先生も分かってるはず。
そこからさらにがんばってもらうための、殺し文句のような言葉です。

僕もこんなことを言われてみたいですけど、それはムリというもの。

なので、せめて何かの機会にこういうことを言ってみたいなと思ったりします。
才能がなくても言えるバージョンを考えて。

2015年10月14日水曜日

花屋のおじさんから勝手に特殊な能力を感じてビビッた日


ある寒い日、部屋にあった2つの花苗を、ひっそりと庭のすみに植えかえた。
日当たりが最悪の庭なので、それは捨てたというのに等しい。

買ったときは喜んでムダに写真を撮ったりしてたけど、やたら虫が出てきてイヤになって2ヶ月で挫折してしまった。

花を買ったのは、12月のわりには暖かく感じる日だった。

部屋の大そうじをしたあとで、妙に気分がたかまっていた。
ここに花なんか置いちゃったら楽しいかもと妄想がふくらんだ。

ヨーカドーでパンを買うついでに、横にあるホームセンターのガーデニング・コーナーに行ったら予想以上の広さ。

花が多すぎて僕にはどれがいいのか分からない。
とりあえずフラフラと歩きまわる。

店員のおじさんが、鉢を手にとって花の手入れをしていた。
ハサミで葉を切り落とす動きに職人ワザの美しさがある。

おじさんは花のことは何でも分かってるひとなのだろう。

僕は2つの花苗を買ったんだけど、おじさんに心の中まで見抜かれてるように思えた。
「あいつ、何にも分かってないくせに買っていったな」
なんていう感じで。

そんなおじさんでも、僕が2ヶ月で花に挫折するとは見抜けなかっただろう。

2015年10月13日火曜日

「ケイト・レディが完璧な理由」:モンスター・ママの恐ろしさも魅力な映画


  エミリー・レディさんの心の病は、
  バザーで実母より受けたはずかしめが原因と見られます。
  --ケイトの空想上のニュースキャスター


読み方を重視して書くと「ケイト・レディがパーフェクトなワケ」となるんですね。

仕事と家庭のあいだでがんばる女性、といった感じの話で。

アメリカでは女性の社会進出は当たり前で問題ないものとバクゼンと思っていました。
映画のテーマになったりするということは、やっぱり難しいものがあるんでしょうね。

この映画の中でケイトの苦悩を示すエピソードのひとつに、仕事のために子供の美容室デビューを見逃してしまった、というのがありました。

すごくどうでもいいような気もするけど、大切かもしれないこと。

よく考えてるなあと思うし、センスの良さも感じられます。
ここまで考えてる作品なら、もう安心して見てればいいやと思える場面でした。

楽しく進んでいく中にちょっとしたピンチを散りばめてあって、適度にヒヤヒヤしながら見られるのもいいですね。

ケイトの助手のモモが赤ちゃんについて言ったセリフで
「ジャスティン・ビーバーみたいになるかも」
というのがありました。

2011年公開の映画なんですけど、今「ジャスティン・ビーバーみたい」と聞くと全然ちがう意味になっちゃうのが面白いような、悲しいような。

モモを演じているオリビア・マンという女優さんは、その後ドラマ「ニュー・ガール」のシーズン2に少し出てくるひとですね。
ニックの恋人でストリッパーのアンジーという役で。

僕は「ニュー・ガール」のほうを先に見たんですけど、独特で印象的なひとでした。
そのオリビア・マンを見られるのも個人的にはポイント高いです。

2015年10月12日月曜日

佐山一郎さんのヒネリと言葉のチョイスが光る1行


佐山一郎さんというと僕としては、スタジオボイスの編集長だったひとでカルチャーのひと、あるいはファッションのひと、という印象があります。

昔、NHK-FMの「FMホットライン」という番組に出ていたヘラヘラした喋りの変なひと、という印象もあります。

最近はやっぱり、サッカー評論のひとなんでしょうか。

佐山さんの本に「こんなサッカーのコラムばかり雑誌に書いていた。」というのがあります。
全然ヒネリがないのが、逆にひねくれた感じのタイトルですね。

その本の中に、サッカーについて書かれた本をいくつか紹介している文があって、それがこのような1行で締められています。

「優れたサッカー関連書の行間からはいつも芝生の香りが立ちのぼる。」

これは美しいですね。
とてもヒネリが効いてるんですけど、スーッと届いて気持ち良いあと味を残す文章です。

本を象徴するものとして持ってきたのが文字でも文章でもなく「行間」。
そしてサッカーからは選手でもボールでもなく「芝生の香り」。

このチョイスが考え抜かれてます。

さらに「立ちのぼる」なんていう言葉は、僕は使ったことないし、もしかしたら聞いたこともなかったかもしれません。

こんなフレーズ、自分でも書いてみたいなと思いますけど、聞いたこともない言葉は出てきませんね。

2015年10月11日日曜日

やらなくちゃ損だと思った簡単な腹式呼吸の方法


頭がよくなりたいとか、自分の能力を引き出したいとか、それなりに願望を持っています。
できれば努力とか苦労とかしないで簡単に素早く頭がよくなったら、それに越したことはありません。

前にNHKの番組を見ていたら、小学生たちに簡単な算数の問題をたくさん解いてもらいながら、腹式呼吸の効果を示す実験をやっていました。

最初は普通に問題をどんどん解いてもらうんです。
何分か時間を決めて。

そのあと、生徒たちに腹式呼吸をしてもらうんですね。

呼吸のしかたは、3秒吸って、2秒止めて、10秒吐く。
それを6回。
だったと思います。

そしてまた問題を解いてもらうと、みんな最初より結果がかなりよくなったんです。

直感的に、これはやらなくちゃ損だと思いました。
最近は4・7・8呼吸法が話題になっていますけど、僕はこの3・2・10をメインにやっています。

何か作業をする前のウォーミングアップ的にやってみたり。
ダルいときにこの呼吸法でちょっとスッキリすることもあります。

でもダルいときは、それすらやる気にならなかったりもします。
寝る前に布団の中でするのもいいらしいんですけど、疲れてるときは腹式呼吸なんかいいから早く眠らせてという感じで。

悪循環になると断ち切るのがむずかしいです。
いい流れは、すぐに断ち切れちゃうんですけどね。

2015年10月10日土曜日

カメラおばさんは、いつの間にかベンチでおじさんといい雰囲気


おもちゃデジカメを持って水元公園に行ったら、ミサイルみたいなレンズが着いたカメラを持ったおばさんがいた。

レベルが全然ちがうのに、僕はおばさんを意識してライバル心のようなものが生まれていた。
もちろん、おばさんは僕のことなんか全く気にしていない。

僕はフラフラ歩きながら、おもちゃデジカメでパチパチと写真を撮っていた。

おばさんのほうは、すごいカメラを持ってるのに撮る様子が全然ない。

ちょっとした鳥のスポットだったので、鳥が来るのを待っているんだと思う。
きっとその気になったらシャッターチャンスを逃さないひとなのだろう。

そんなことを考えながら、僕はまたフラフラしながらパチパチ。

ふと見たら、おばさんは、おじさんとふたりでベンチに座って喋っていた。

おじさんとは知り合いではなくて、初対面で話しかけられたような感じ。
ナンパというほどではないにしても、そういう要素がゼロとは言えない。

おばさんを意識していたのは僕だけじゃなかったようだ。

喋っているふたりを見ながら、僕はそっとその場を離れた。

おばさんにはシャッターチャンスだけでなく、恋のチャンスも逃してほしくないから。

2015年10月9日金曜日

PILOT G-2 僕の知るかぎり一番書きやすいボールペン


机の上につねにボールペンを1本、置いてあります。
ペン立てにあるのとは別に、机の上に1本。

使いたいときに、すぐ取れるようにしたいからです。
自分では時間の節約だと思っているんですけど、ついペン回しの練習をしちゃって時間をムダにしたりもします。

そのボールペンは、パイロットの G-2 というものです。
なめらかに書けて気に入ってるので7本ぐらい買ってあります。

1本は胸ポケットに差したりする止め部分が折れちゃったんですけど、アロンアルファで着けて使い続けています。

ひとから「ペン、貸して」と言われてこの G-2 を貸すと、「書きやすいね」と言われることも多いです。

でも「自分も使いたいからどこで売ってるのか教えろ」とか、そこまで言われたことはありません。

そこそこぐらいの評価でしょうか。

この G-2 を使って、僕はちょっと自分の字がうまくなったとカン違いしてます。
でもちょっとしたきっかけで全然うまくないことに気づいて正気に戻ります。

実力は、そう簡単には変わりませんね。

2015年10月8日木曜日

噛み合わない将棋を料理で表現した千葉涼子さん


NHKの将棋トーナメントの番組で、千葉涼子さんが司会だった時期が好きでした。

千葉さんの喋りはおもしろいし、やたらサービス精神があるところもよかったです。

たまに、おじさんの棋士が解説のときに、千葉さんとぜんぜん息が合わないことがありました。
千葉さんが解説を求めても、おじさん棋士は「プロがそんな質問するな」みたいな返事で相手にしないんです。

もちろん千葉さんは分かってるし、自分で解説しちゃってもいいぐらいなわけです、たぶん。
でも出しゃばるわけにもいかないから、見てるひとのために解説してくださいと言ってるんですね。

サービス精神の差がありすぎ。

CSの囲碁・将棋チャンネルで前に、つるの剛士さんが司会の将棋番組があって、そこに解説者として千葉涼子さんが出たことがありました。

たしか、つるのさんが誰かと対戦して、両者がちがう戦法で噛み合わない感じで進んでいたんです。

それを見て千葉さんがこう言いました。

「フレンチと中華が混ざったような将棋ですね」

噛み合わない状態を見たら、そのまま使えちゃいそうな言葉。
「フレンチ」と「中華」を他の言葉に変えてみるのも楽しそうです。

将棋界は、色々な方向でけっこう人材豊富だと思います。

2015年10月7日水曜日

最高に美しいスィングをしたバッターは熊野輝光さんだと思っています


プロ野球のオリックス・バファローズが「阪急ブレーブス」という名前だったころ、熊野輝光という選手がいて、僕はこのひとが大好きだった。

何が好きかというと、バッティング・フォームとかスィングの美しさが好きだった。

きれいに回転する体にバットがスムーズについてくる。
ムダな力がぜんぜん入っていないように見える。
それでいて、ボールが当たる瞬間、腕にグッと力を込める感じもよかった。

体操やフィギア・スケートの選手の技を見るような、ちょっと芸術作品を鑑賞するようなうれしさがあった。

熊野選手がヒットを打ってもアウトになっても、僕はどうでもよかった。
打撃のフォームだけで価値があるのだから。

なんだったら試合より、熊野選手のバッティング練習を見ていたいぐらいだった。

熊野選手は新人王をとったものの、阪急でも、チーム名がオリックスに変わっても、さほど派手な活躍はできなかった。

でもそのあと、熊野選手は巨人に移籍した。
美しいフォームで大人気になるかもと思ったけど、そういうことにはならなかった。

ほかにもフォームが美しい選手はいたけど、僕の目からは、熊野選手ほどのバッターはいない。

実は最近は、僕の野球への興味はすっかり薄れている。
熊野選手を超えるスィングを見ることはないのかもしれない。

2015年10月6日火曜日

コーヒーを過大評価した日のこと


腰痛は気持ちに左右されることが多いと言われている。
環境を変えたりストレスを減らしたりで腰痛が治るケースもあるみたい。

よく聞くことなので、本当なのかもしれない。

でも、しょっちゅう腰が痛くなってる僕としては、なんか納得できないところもある。

少し前も、油断して腰をギクッとやっちゃって苦しんだ。
痛めてから2日ぐらいしたら歩くのも不自由なぐらいになってきて、これが気持ちに左右されてるものとは思えない。

水風呂に入ったり中山式快癒器でツボを押したりしても痛い。
ちょっとあきらめ気味で、水筒にいれたコーヒーをガブガブ飲みながら座ってテレビを見ていた。

ふと気づいたら、なんか腰が軽い感じになっていた。

立ち上がって体を曲げたりしても、だいぶ痛みがおさまってる。
そのあとは、むしろ調子いいぐらいになっていった。

これはひょっとしてコーヒーのカフェインが効いたんだろうか。
体を興奮させたり血行をよくしたりで、腰にいい影響をあたえたのか。

コーヒー好きなのでそんな効果があると思いたいけど、やっぱりちがうような気がする。
たまたまリレーのアンカーだったから活躍したように見えただけかと。

まぐれなのに手柄を独占。
みんなががんばったから勝てたのに。
ひとりで天狗になるつもりなのか。

腰と関係ないところが気持ちに左右されてる。


2015年10月5日月曜日

「首都圏」の地図本。不要な地区は破いて軽くして使ってます


6年ぐらい前に自転車を買って、急に行動範囲が変わりました。

範囲が「変わった」のであって、広くなったわけではありません。
どちらかというと狭くなったぐらいなんですけど、それまでと違う場所に行きやすくなりました。

より行動しやすいように、本になっている地図を買おうと思いました。
でもそこで、ちょっと悩むことになったんです。

僕は埼玉県の三郷市というところに住んでいて、東京都とも千葉県とも隣接してます。
自転車で行動するには、どれを買えばいいのでしょう。

GPSが当たり前の時代に、そもそも地図で悩む必要ないだろうと思うひともいるかもしれません。
でも僕にはGPSはレベルが高すぎるので、地図のほうがいいんです。

いくつかの地図本を買ったんですけど、僕にいちばん便利だったのは文庫サイズの「首都圏」というやつでした。

ページが多くて重いので、家から自転車で無理な地域は破いて捨てちゃいました。
だいぶ軽くなって、カバンに入れて持ち運ぶのも楽です。

その地図本を見て、道に迷いながら色々な場所に行きました。
冒険の時代でした。

今は、自転車より歩くほうが楽しくなっています。
行動範囲は、さらに狭くなっています。

地図なんか必要ないぐらい。

かつて冒険の相棒だった地図本が、今は気休めとしてカバンに入っています。

2015年10月4日日曜日

「僕らのミライへ逆回転」 堅実さの中に心はずむバタバタ感がある映画


  妹は才能あると思うわ。学芸会で冷蔵庫の役
  --アルマのお姉さん


話が楽しい映画もありますけど、この「僕らのミライへ逆回転」は映像がとても楽しい作品ですね。

ストーリーはいらないぐらいなんですけど、レンタル・ビデオ店が取り壊しのピンチという設定や伝説のミュージシャンの話を軸にしてあって手堅いです。

人気映画のパクリ作品を撮影するのがメインの話になっていて、そこまでの流れというか、撮影しなくちゃいけなくなる理由がメチャクチャですばらしい。

ジャック・ブラック演じるジェリーが発電所で感電したりして、だんだんパクリ撮影の話にもっていく壮大なつじつま合わせに感激でした。

撮影シーンでは、子供が夢中になって遊んでいるかのような姿がうれしくさせてくれます。

女優が必要になってクリーニング屋さんのアルマという女性をスカウトしてプロデューサー気取りになってるし、どんどん有頂天になっていく様子も面白いです。

部屋でそうじとか片づけなどをしながら画面にこの映画を流しっぱなしにしてることも、僕はよくあります。

楽しく作業できるというか、細かいことはどうでもいいからサッサと片づけちゃおう、みたいな気分にしてくれます。

アルマ役のひとはメロニー・ディアスという女優さんで、調べてみたらドラマ「パーソン・オブ・インタレスト」シーズン1・第10話に出ていたんですね。
僕はシーズン1だけは全話を見たんですけどね。

こんな魅力ある女優さんのことを全く覚えていないのが情けないです。


2015年10月3日土曜日

女性バス運転手と、運転に不向きな男


ぼくは車の免許は持ってるけど、ほんの少ししか運転したことがない。
今後も、車の運転はするべきではないと思っている。

運転は恐いし、すぐエンストとかしちゃう。
右折なんかは、意味が分からない。

さらに状況に応じた判断となったら、僕の脳の限界を超えてる。

僕はすぐに眠くなっちゃうから、技術的にOKだったとしても、そもそもムリ。
「気がついたら寝てたんです」と言っても許してもらえない。

運転しないように念入りに不向きな人間に作られたんじゃないかと思えてくる。

母の買い物の荷物持ちとして出かけてお昼に坦々麺を食べたあとも、どうしようもなく眠くなっていた。
帰りのバスに乗ってからも、ウトウト。

バスの運転手は、若い女性のひとだった。

女性が運転手さんなんて、ちょっと尊敬。
坦々麺を食べて眠くなったりしないんだろうか。

なんて思っていたら、運転手さんは僕のようなひ弱ではないようで、とてもキビキビした運転だった。
ブレーキをかけるときはソフトで丁寧な感じで、ぜんぜん揺れない。
乗ってる僕は安心して眠れる。

うしろから、救急車が来た。
状況判断が必要な、僕の脳ではムリなケース。

ここでも運転手さんの対応は的確で、バスはスムーズに脇に寄っていた。
素早いんだけど、止まりかたはやっぱりソフト。

そのかっこよさに、僕はちょっと目が覚めた。


2015年10月2日金曜日

テンスターのヘナ入りトリートメントで白髪&天然パーマ対策してます


白髪を染めるのに何がいいかと僕なりに試してみたんですけど、今のところの結論としてはテンスター カラートリートメント ソフトブラックというで定着しています。
チューブに入っている製品です。

ヘナも入っているけど、染めるために入ってるのではなくトリートメント成分のみらしいです。
カラーリングは色素が担当ということで。

そもそもは、粉になってるヘナを使ってみて、トリートメント効果がいいなと思いました。
テンスターのファインヘナ、あと紅屋(ベニヤ)というメーカーが出してるものもよかったです。

僕は天然パーマのゴワゴワの髪の毛なんですけど、それがけっこうまとまりやすくなるんです。
さすがに縮毛矯正と比べたらかなり落ちますけど、金額を考えたら十分なレベルです。

もしも僕がマメな人間だったら、粉のヘナを使い続けると思います。
でも粉を溶かすのが手間なので、テンスターのチューブに入ったもので十分かなと。

トリートメント効果は粉のタイプより少し落ちるかなと思うんですけど、だいぶ手軽につかえます。
色々と妥協した感じはあるものの、自分ではなかなか満足しています。


2015年10月1日木曜日

地面をツンツンするがんばり屋さんたち


土手なんかで、スズメやムクドリが地面をツンツンしてる。
それを見て、鳥たちがエサを食べているんだとずっと思っていた。

でも考えてみたら、エサはそんなにたくさんはないと思う。
あのツンツンは食べてるというより、エサを探してるのか。

たぶん人間よりだいぶ鼻がいいだろうからエサも見つけやすいのかもしれないけど、モグラのように深い所にもぐれるわけじゃない。
たまたま地面の上のほうにいた虫とか生き物を見つけるまで、ずっとツンツンしなくちゃいけない。

とてもがんばり屋さん。
なのに、アスファルト部分に死んでひからびたミミズがいても放置してる。

新鮮なミミズじゃないとおいしくないんだろうか。
それともスズメやムクドリなりのプライドのようなものがあるのか。

もし僕が独裁者なみの権力を持っていたら、どんな人間になるだろう。
口先では、みんなのためとか、世界の平和とか、立派なことを言うと思う。

でも本当は、自分がいい思いをすることしか考えない。
おいしいものを食べたり、エロいことをしたり。

もし僕がスズメだったら、どんなスズメになるだろう。
そのへんにミミズがひからびて落ちてるのに、わざわざ地面をツンツンなんかはしない。

味もプライドも気にしないで、落ちてるミミズを食べて生きていく。
けっこう自信ある。

ていうか今の僕はミミズは食べないものの、スズメよりずっとダラけてるし。

また土手に行って、地面をツンツンしているがんばり屋さんたちを見習ってこようと思う。