NHKの将棋トーナメントの番組で、千葉涼子さんが司会だった時期が好きでした。
千葉さんの喋りはおもしろいし、やたらサービス精神があるところもよかったです。
たまに、おじさんの棋士が解説のときに、千葉さんとぜんぜん息が合わないことがありました。
千葉さんが解説を求めても、おじさん棋士は「プロがそんな質問するな」みたいな返事で相手にしないんです。
もちろん千葉さんは分かってるし、自分で解説しちゃってもいいぐらいなわけです、たぶん。
でも出しゃばるわけにもいかないから、見てるひとのために解説してくださいと言ってるんですね。
サービス精神の差がありすぎ。
CSの囲碁・将棋チャンネルで前に、つるの剛士さんが司会の将棋番組があって、そこに解説者として千葉涼子さんが出たことがありました。
たしか、つるのさんが誰かと対戦して、両者がちがう戦法で噛み合わない感じで進んでいたんです。
それを見て千葉さんがこう言いました。
「フレンチと中華が混ざったような将棋ですね」
噛み合わない状態を見たら、そのまま使えちゃいそうな言葉。
「フレンチ」と「中華」を他の言葉に変えてみるのも楽しそうです。
将棋界は、色々な方向でけっこう人材豊富だと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿