2015年10月8日木曜日

噛み合わない将棋を料理で表現した千葉涼子さん


NHKの将棋トーナメントの番組で、千葉涼子さんが司会だった時期が好きでした。

千葉さんの喋りはおもしろいし、やたらサービス精神があるところもよかったです。

たまに、おじさんの棋士が解説のときに、千葉さんとぜんぜん息が合わないことがありました。
千葉さんが解説を求めても、おじさん棋士は「プロがそんな質問するな」みたいな返事で相手にしないんです。

もちろん千葉さんは分かってるし、自分で解説しちゃってもいいぐらいなわけです、たぶん。
でも出しゃばるわけにもいかないから、見てるひとのために解説してくださいと言ってるんですね。

サービス精神の差がありすぎ。

CSの囲碁・将棋チャンネルで前に、つるの剛士さんが司会の将棋番組があって、そこに解説者として千葉涼子さんが出たことがありました。

たしか、つるのさんが誰かと対戦して、両者がちがう戦法で噛み合わない感じで進んでいたんです。

それを見て千葉さんがこう言いました。

「フレンチと中華が混ざったような将棋ですね」

噛み合わない状態を見たら、そのまま使えちゃいそうな言葉。
「フレンチ」と「中華」を他の言葉に変えてみるのも楽しそうです。

将棋界は、色々な方向でけっこう人材豊富だと思います。

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