2015年10月25日日曜日
ヨーコ・ゼッターランドさんは久米宏さんの話の流れに逆らった
アトランタ・オリンピックのあと、久米さん時代の「ニュース・ステーション」にヨーコ・ゼッターランドさんがゲストで出たことがありました。
僕はそこで始めて、ゼッターランドさんがアメリカ代表になった経緯を知りました。
バレーボールが弱かった早稲田大学に進学したら日本のバレー界から相手にされなくなったのでアメリカ国籍をとってオリンピックを目指した、ということなんですね。
簡単に言うと。
久米さんと話してる中でゼッターランドさんは
「アメリカで生きるすべをくれたのは日本のバレーだった」
ということも言っていました。
そこまで何となく、日本はダメみたいな方向で話が進んでいたんです。
だからゼッターランドさんもアメリカに行った、という感じで。
そんな中でも、良い点は「良い」と言うゼッターランドさん。
すごくフェアなひとという印象を持ちました。
たぶんその何年かあと、番組名は忘れちゃったんですけどゼッターランドさんが言ったこんな言葉をメモしてあります。
「誰がなんと言おうと、目標は一番高いところに置く」
前半の「誰がなんと言おうと」というのが、いいですね。
ゼッターランドさんほどのひとでも、まわりから色々と言われたりしたのでしょう。
ときには「このひとが、これほど言うなら信じてみようか」と自分を曲げて、やっぱり失敗だったとか。
ゼッターランドさんは、2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事のひとりなんですね。
色々な問題が出てきちゃって、さぞかし大変かと。
誰か分からないですけど、ゼッターランドさんを理事に選んだひとは、なかなかエラいと思います。
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