2016年2月29日月曜日

秋山さと子さんによる、友達になれる人を見極める方法


もう亡くなっているかたですけど、心理学者の秋山さと子さんの本が好きで、たまに読んでいます。

ユング系の性格分析なんかを分かりやすく書いてあって、秋山さんの影響で、内向型と外向型のひとは付き合ってもうまくいかない、みたいなことが僕の中にも根付いてしまっています。

でも可能性は捨てたくありません。
無限大に。

秋山さんの「自分らしく生きる心理学」という本の中でも性格のちがいについてくわしく書かれています。

そこに話のついでのような感じで、友人を作る一番いい方法、なんていう話が出てきます。

秋山さんによると、誰かの悪口を言ってみて話が合ったら友人になれる相手らしいです。
敵の敵は味方、みたいな感じなのでしょうか。

おもしろい考え方だなと思うんですけど、やってみるには少し勇気がいるかもしれません。

その相手と意見が合わなかったら、「アイツ、こんなこと言ってたよ」とか言われちゃいそうで。

そのふたりが僕の悪口で盛り上がって友達になったりしたら、それもイヤです。

2016年2月28日日曜日

ネコによけいな心配をする必要はなかった


土手の両側とも草刈りの業者さんがお仕事してくれたあとで、キレイになっていた。
ところどころ、刈られた草がまとめて置いてある部分があった。

ネコの姿が見えたので、僕は止まった。

そおっと様子をうかがうつもりだったけど、ネコと目が合っちゃった。
気づかれたみたい。

ネコは草が置いてあるとこに顔を突っ込んだ。
もしかしたら僕からかくれようとしているのかなと思ったけど、そうではないようだった。

すぐに「キュー」という声が聞こえてきた。
ネコが草の中から顔を出したら、口にネズミと思われる生き物をくわえていた。

そこにネズミがいることに気づいたネコにおどろき。

動物は人間よりかなり臭覚がすぐれているらしいので、そのときは、臭いで気づいたのかと思った。
そんなに敏感で、クサくてこまらないのかと思ったりした。

最近になって、ネコはネズミが出す高周波が聞こえるということを知った。
それでネズミがいることが分かるらしい。

臭いは関係なかったみたい。
クサくて困るとか、僕が心配する必要なかった。

高周波が聞こえてうるさくないのかとか、そういう心配もきっと必要ないと思う。

2016年2月27日土曜日

テーブルマークの冷凍カレーうどんだけ他のうどんより短い


冷凍食品の争いがなかなか熱いようですね。
最近も冷凍チャーハンの新商品発売が続いてメーカーが競い合ってるというニュースがありました。

テレビ東京の「センニュウ感」という番組では、テーブルマークの冷凍食品をとりあげて紹介していました。

とくに印象に残ったのが冷凍うどんで、冷凍麺はチルド麺の倍の弾力があると聞いて、ちょっとビックリ。

素早く冷凍する技術もすごいようで、冷凍庫でシャボン玉を凍らせてみせたりしてました。

アイディアとしておもしろいと思ったのは、普通のうどんとカレーうどんの長さを変えているということ。

普通は40センチなのに対して、カレーうどんは20センチにしているそうなんです。
それは汁がとばないようにするためと言っていました。

技術とか素材にこだわることも必要でしょうけど、やろうと思えば誰でもできる工夫もあるんだなと思えました。

カレーうどんだけ短くするという、思いやりのようなアイディアを実行できちゃうのが、いい意味で商売上手のひとなのかもしれません。

2016年2月26日金曜日

映画「リーマン・ジョー!」でナタリーがサラッと言ったジョーク


地味なサラリーマンのジョーが主人公の「リーマン・ジョー!」という映画で、ジョーが娘のナタリーを車に乗せて会社に行くシーンがあります。

会社には、普通の駐車場と、入社10年以上の社員だけが使える駐車場があります。

ジョーはベテラン社員で10年以上の駐車場を使えるのでそこに車を停めようとしたら、別の車に場所をとられてしまいました。

その車から降りた男は、まだ入社7年目だったので、その駐車場は使えない社員だったんです。

車の中でジョーが「アイツはまだ7年目じゃないか」と言うのを聞いて、ナタリーがこう言います。

「ここで3年待つとか」

これって、すごくおもしろいジョークなんじゃないかと思っています。
くだらないようにも見えるんですけど、実はすごく考えないと出てこない言葉。

状況に応じてこういうことを素早く言えたら絶対にウケるのではないかと。

僕もこのエッセンスをつかんで応用してみたいと思っています。

でも、どこから手をつけていいのか分からずにいます。

2016年2月25日木曜日

ミムラさん、心の分析官はムーミン


NHKの「サキどり」という番組で絵本特集をやっていて、ミムラさんとブラザー・トムさんがゲストで出ていました。

その中で、とても複雑なつくりの絵本が紹介される場面がありました。

トムさんは流れを妨害するのが役目のようなひとですから、それを見て

「子供がさわると、あっダメ、壊れるからって」
とか言って自分の仕事をしていました。

それに対してミムラさんが

「壊して直すと構造も分かるから、壊すのもいいですよ」
なんてサラッと返していて、ちょっとおどろきました。

頭のいいひとだなあと思いながら見ていました。

そのミムラさんは、ムーミンの絵本を繰り返し読むと言っていて、それも印象にのこりました。

読むたびに、哲学的な表現だったり、共感したキャラだったり、気に入ったところに色分けしたポストイットを貼っておくそうです。

それで、今年の自分は今までとここが変わったとか知ることができると。
「ムーミンが分析官なんです」なんて言っていました。

心理学や夢診断みたいなことの、もうちょっと手軽版みたいな感じでしょうか。
最近のミムラさんはフィリフィヨンカに初めて共感するようになったそうです。

僕もちょっと興味が出てきたんですけど、絵本を持ってないのでマンガで練習的にやってみようかとか考えています。

2016年2月24日水曜日

僕のつまらない見まちがい、ふたつ


前に、飛び込み営業の仕事をしていたことがある。
おもに都内の小さめの会社に事務機を売っていた。

それで都内のどこかを歩いているとき、前のほうにひらがなで「ふるほん」と書かれた看板が見えた。
古本屋さんがあるのかと思いながら歩いていって、自分の見まちがいに気がついた。

それは「ふるほん」ではなく「ぶるぼん」という喫茶店だった。

その場所は忘れちゃったけど、見まちがえたことは覚えている。
僕の見まちがい史上でも一番ぐらいに記憶に残っている見まちがい。

何年かたってからgoogleで検索してみたら錦糸町に「ぶるぼん」という喫茶店があるようなので、そこなのかもしれない。

錦糸町に行ったら確認してみたいんだけど、なかなか行く機会がなくて残念。

ネットでなんとなく記事を見ているときに「さし押さえも…」という文章が出てきて、それが一瞬「押切もえ」に見えたこともある。

これが2番目ぐらいに記憶に残っている見まちがい。
かなりどうでもいい理由で僕の心の中にいる押切さん。

最近は彼氏とラブラブなようなので、ぜひうまくいってほしいなと思います。

2016年2月23日火曜日

たたむ手間を省くためにシワにならない服


洗濯物を干すためにベランダのそうじをするのが、けっこう大変だなと思っています。
ていうか、すごくイヤです。

雨が降ったあとはビチョビチョだし、冬はそれが凍ってたりしてツライです。

今年の冬はまとまった雪が降らなかったので少し救われました。
早くあたたかくなってほしいものです。

Eテレの「オイコノミア」という番組で共働きというテーマの回がありました。

うまく役割分担できている夫婦の家に、ピースの又吉直樹さんが行って話を聞いていました。

子供がふたりいる家庭で忙しいので、時間の節約も重要になります。

その家では、洗濯物は干さずに乾燥機で乾かすと言っていました。
そしてさらに、乾いた服をたたまないとも。

たたまなくても平気な、シワにならない服をそろえてあるようでした。

それを聞いて思ったのは、それならベランダそうじもしなくていいんだなということ。
もちろんたまにはそうじするでしょうけど、毎朝の大変な作業がいらないなんて、うらやましい。

でも電気代がもったいないので、ウチはなるべく干すようにしたいと思います。

ちょっとだけ、ノンビリと朝をすごしている自分をイメージしてます。

2016年2月22日月曜日

ネコがいた本屋さん


近所に、店の中でネコを放し飼いしてる本屋さんがあった。
でも、ちょっと前につぶれた。

インターネットの時代についていけなかったというか、ついていく気すらない感じの店だったから、しょうがないのかもしれない。

僕は本屋でズラッと並んでいる本を見て、手持ちのお金を考えてあきらめたり、勇気を出して買ってみたりするのもけっこういいと思っている。
シンプルだし。

この前はブックオフで、さほど勇気を必要としない値段の本を2冊買った。

レジにいって、ここで「ブックオフのカードはお持ちですか?」と聞かれるんだろうと思ったら、ちがっていた。

ネットでどうのこうの、みたいなことを言っていた。
最後に「…してますか?」と言われたのは分かったけど、途中は何を言われてるのかもよく分からなかった。

本屋さんで買うのはシンプルだと思っていたけど、そうでもないのかもしれない。

これじゃあ、床でネコを飼ってる店はムリか。
かわいかったのに。

時代がひと回りしてみんなが疲れてきたときには、逆にウケそうな気もする。

2016年2月21日日曜日

藤本義一さんは、1日2時間を1年続けたら1ヶ月と同じと教えてくれた


もうかなり前ですけど、NHKの短い番組に藤本義一さんが出ているのを、なんとなく見ていました。

たぶん「視点・論点」だったろうと思います。
Eテレが教育チャンネルだったころです。

そこで藤本さんが言っていたのが、

「1日2時間を1年続けると、まるまる1ヶ月と同じになる」
ということでした。

「1ヶ月、毎日を徹夜でまるまるですよ」みたいな感じで強調していました。

言われてみれば当たり前のことなんですけどね。

なのに聞いた直後は信じられない気がしたことを覚えています。
そんなはずはないとか思って、計算したりしちゃいました。

1日2時間てそんなにすごかったのかと、ちょっとした魔法にかかったような気分。

でも本当に魔法にかかったわけじゃないので、毎日2時間、何かを続けるのはとても大変なことです。
僕は全然できていません。

それでも藤本さんの言葉は頭のどこかにあって、コツコツ続けることや、時間をムダにしないことの大切さなどを考えたりします。

いいことを教えてもらったなと思っています。
なのに僕は藤本さんの本は1冊も読んだことがなくて申し訳なくも思っています。

2016年2月20日土曜日

砂漠に行かなくても刺激されたサバイバルのアイディア


ベア・グリルスさんというひとのテレビ番組が好きで、たまに見てます。
サバイバルもので人気のあるひとです。

「究極のサバイバルガイド」という番組では、ジャングルとか無人島とかで遭難して救助されたひとが生き延びた方法を紹介しています。

その中で、砂漠で遭難したひとの例が出てきました。

砂漠ですから一番の問題は水になります。
そのひとも水筒の水はすべて飲んでしまって、脱水でかなりピンチに。

そんな状態のときに、荷物の中にコンタクトレンスがあることを思い出したそうなんです。
30枚ぐらいあったというので、きっと1日使い捨てタイプだったのでしょう。

それで、レンズを浸している保存液を飲んで助かったらしいんです。

ちょっとしたことに気づくかどうかで、命の危機を切り抜けられることもあるという例。

僕はたぶん砂漠に行くことも、保存液を飲むこともないとは思います。
でも身近なレベルでも少し工夫すれば改善できることがあるのに、見逃していることは多いはず。

いろいろ考えさせられるエピソードでした。

保存液の味は、ややしょっぱかったそうです。

2016年2月19日金曜日

南海キャンディーズしずちゃんがゲームの気持ちを考えた言葉


しずちゃんがまだボクシングをしていなかった頃、NHKのお昼の番組にゲストで出てきました。

なんの番組だったかはメモなどをしていなかったんですけど、「ひるどき日本列島」だろうと思います。

番組の中で、しずちゃんとアナウンサーのひとが定食屋に入る場面がありました。
その店のお客さん用のテーブルが、昔のインベーダーゲームの機械だったんです。

それだけでも十分にウケていたんですけど、定食屋さんですから、そこに定食が運ばれてきます。

インベダーゲームの機械と運ばれてきた中落ち定食を見て、しずちゃんが言ったひとこと。

「この台も、まさか中落ち定食を置かれるとは思ってなかったでしょうね」

しずちゃんが指摘しているのはバランスのおもしろさとか、似合わなさみたいなものなんですね。
それをゲームの機械の気持ちになって考えるという、しずちゃんのワザが光る言葉です。

この言葉は、すばやくメモしておきました。

2016年2月18日木曜日

ウッチャンはニヤニヤしながら歩いていた


最近の芸能ニュースで、ウッチャンナンチャンの内村光良さんが映画監督の道を進んでいるという記事がありました。

レギュラー番組を2本降板してまで「金メダル男」という作品に力を入れているとか。

くわしいことは分からないんですけど、番組が終わっちゃったんではなく、自分から降りて、やりたいことをやっていくということなんでしょうかね。

僕は芸能人の姿を生で見たことはあまりないし、偶然見かけたことはさらに少ないんですけど、なぜか内村さんを見たことがあります。

会社づとめをしてるときに一度だけ品物を届けにいった得意先があって、そこに行く途中。
場所もほとんど覚えていないんですけど、都内なのに都会っぽくない細い道を歩いているときでした。

前から内村さんが歩いてきて、なんか妙にニヤニヤしたうれしそうな顔をしていました。

知り合いの女性に「ウッチャン、見たことあるんだよ」と、ちょっと自慢ぎみに話したことがあります。
とくに、内村さんがニヤニヤしていたことを強調して。

その女性は「ウッチャンって普段もウッチャンのままなんだね」とか言ってよろこんでいたのが意外でした。

映画を撮影しているときの内村さんも、そんなうれしそうな顔なんでしょうか。

2016年2月17日水曜日

カメの背中にカメラをつけたひとたち


NHKの「ワイルドライフ」という番組で、オサガメという大きなカメの生態を調査するひとたちの姿を見せていました。

希少なカメなので、水の中でひとが近づくのは禁止されているそうで、調査するひとたちはカメの撮影に苦労していました。

水中カメラを使っても、オサガメは泳ぎが速くて追いつけないそうなんです。

それで別の方法として、カメラに吸盤をつけて、それをカメの背中につけていました。
カメラの吸盤は2時間ぐらいではずれるように調整してあって、あとで海に浮いてるのを拾ってました。

いろいろなアイディアがつまったカメラ。

その「ワイルドライフ」の同じ回で、奄美大島のクロウサギも取り上げていました。

島にハブがいるので、ひとが噛まれないようにマングースを30匹連れてきたそうなんです。

ハブを退治すると思ったのに、マングースは貴重なクロウサギばっかり獲っちゃったそうです。
そのあと増えちゃったマングースへの対策が大変だったらしいです。

新しいチャレンジの難しさですね。

それを考えると、吸盤カメラが成功したのはすごいことかもしれません。
そのカメラの映像で、オサガメが1日にクラゲを300キロ食べていることなんかが分かったそうです。

300キロというのもすごいです。

2016年2月16日火曜日

うしろの自転車に気をつかって風になる


江戸川の土手の上を自転車で走っていたら、途中で工事をしていた。

道のほとんどがふさがっていて、横の1メートルちょっとぐらいの幅だけ通れるようになっていた。

幅はせまいんだけど、距離はけっこう長い。
200メートルぐらいあったかと思う。

自転車どおしてすれちがうときは、お互いにかなりスピードを落とさなくちゃ通れない。

そこを走っていたら、うしろからロードバイクに乗ったひとが来た。
たぶんとても速いから僕を抜いてしまいたいだろうけど、幅がせまいからムリ。

僕の前には誰もいなかった。
ここは僕もスピードを出して、さっさと広い道に出てしまおうと思った。

僕なりにがんばって自転車をこいで、そこそこのスピードが出ていたと思う。
「オレは今、風になってるぜ」と自分に酔いしれながら走っていた。

ロードのひともまいったんじゃないかなとか思いながら工事の区間を抜けて広い道に出た。

でも、うしろから走ってきて僕を抜きさるロードのひとに
「どうも、すいません」
と言われちゃった。

どうやら、僕が必死に走ってたように見えたみたいだ。

風になってたのに。

2016年2月15日月曜日

母と八百屋さん


夕方、やる気もなく部屋でボーッとしながらテレビを見ていたら、外で「八百屋でーす」という声がした。
いつも車でまわって来る八百屋のおじさんの声。

そのあと、僕が座ってる下のほうからバタンという音も聞こえてきた。
きっとそれはウチの玄関の音。

八百屋さんが来たから、母が買いに行ったにちがいない。

そのとき母は腕をケガしていた。
バスから降りるときにコケて、ひびが入って腕を吊って過ごしていた。

食材は母まかせで、全て母が買ってきてくれている。
でもさすがに腕にひびが入ってたら大変。

明日でも僕が買いにいくと言っていたんだけど、母は納得しない。
「私じゃないと分からないから」とか言う。

じゃあ僕は荷物持ちで、一緒に行こうとなった。
それでも、母はなんか不満そうだった。

そして夕方、いいタイミングで八百屋さんが来たので、母はいそいで買いに行ったようだった。

戻ってきた母は、野菜といっしょにパンも買ってきた。
八百屋さんからは「凍らせてあって期限切れのパンならあげますよ」と言われたらしい。

でもそれはことわって、別のパンを買ったと言ってた。
「期限切れになる前に食べちゃえばいいのに」と、母は八百屋のおじさんに妙に怒ってた。

いいタイミングで来てくれたのに。

2016年2月14日日曜日

原口あきまささんのデビューにつながったエピソードに学ぶ


原口あきまささんのデビューのきっかけになるエピソードをテレビで聞いて、このひとは頭のいいひとなんだなと感心したことがあります。

物マネ志望の原口さんに、テレビ局のひとが会ってくれることになったときのこと。
そのときは原口さんは、とんねるずの石橋さんの物マネだけでいくつもりだったそうなんです。

石橋さんネタを見せていたところ、局のひとの反応はイマイチ。
「石橋さんがうまいのは分かったけど、ほかの人はできないの?」

そう言われて一瞬はムカッときたらしい原口さんなんですけど、チャンスを逃しちゃいけません。
ほかの人の物マネを見せようと。

そこで原口さんは、まだ誰もやってない人は誰かを考えたそうなんです。

石橋さんのほかにも自信のあるネタはあっただろうと思うんです。
でも自信があるものではなく、まだ誰もやってない人の物まねを見せなくちゃいけないと。

そう考えて、とっさに思いついたのが、さんまさんだったと言っていました。

初めてさんまさんの真似をやって、それを見たテレビ局のひとから「いいね」という反応をもらってデビューにつながったそうなんです。

考える優先順位とでも言いましょうか。
そういうものを見極めるのも大切なんでしょうね。

さんまさんですぐ反応したテレビ局のひとも、するどい人のように思えます。

2016年2月13日土曜日

「ママと恋に落ちるまで」ステラの無駄に遠回しなセリフ


遠回しに言う必要があるときに遠回しに言うのもいいと思います。
でも、ぜんぜん必要がないのに、あえて遠回しに言ってみるのも楽しいかもしれません。

「ママと恋に落ちるまで」というドラマで、主人公のテッドがステラという女性と知り合ってお付き合いするようになりました。

ステラは医者で、仕事柄ちょっと変わった体のひとを見ることもあるらしいんです。

あるとき、話題が男性の体にある重要なボールのことになりました。

テッドは、それは下半身に二つあるのが当然という認識だったんですけど、いろいろな体を見てきたステラはちょっとちがいました。

それをステラが伝える言い方が変わっていて、こういう言い回しでした。

「医大のとき、フォアボールまであと1球のひとがいた」

ここは、単純に「3」と言えば済む場面だったんです。
遠回しに言う必要はぜんぜんない状況。

そこであえて「フォアボールまであと1球」というムダな感じがおもしろかったので覚えています。

いろいろな場面で活用できたら会話をはずませることができそうに思えます。

ある程度の準備しておくか、頭の反射神経をきたえておかなくちゃ難しいでしょうけどね。

このセリフが出るのは「ママと恋に落ちるまで」シーズン3 第18話「相棒の解消」というエピソードです。

2016年2月12日金曜日

リスのガラガラヘビ対策に工夫することの大切さを思う


NHK Eテレの「地球ドラマティック」という番組で、リスの特集をやっていました。

アメリカの番組を吹き替えにしたものみたいだったんですけど、リスの知恵や運動能力の高さなどを見せていました。

その中で、一部のリスがガラガラヘビに対向する方法を紹介していて、これがちょっとおもしろかったんです。

ガラガラヘビの抜け殻があると、リスはそれを噛み砕いてやわらかくして自分の尻尾に塗っていました。
そうやって、ヘビの臭いを尻尾につけているらしいんです。

ヘビに見つかったとき、普通は逃げたほうが速いけど、巣の近くで見つかったら巣が危険になっちゃう。

なのでリスは、ヘビの目の前で尻尾を大きく振るんです。
尻尾にはヘビの臭いをつけてあるし、それを動かして、見た目でも自分をヘビだと思わせる。

小さな動物が生き残っていくには、そんな工夫があるものなんですね。

その方法を、人間がそのまま応用する機会はめったにないとは思います。

でもリスが逃げずにヘビから身を守ることができるんだと考えると、工夫すればいろいろな可能性が広がるのではと思わせてくれました。

この番組は45分ぐらいリスばっかり映っていて楽しい番組でした。

2016年2月11日木曜日

真部一男さんは羽生さんに勝ったのに複雑そうな顔だった


山口瞳さんのエッセイに、若いころの真部一男さんが着物をきて歩いていたら明らかに恐い組織のおじさんに声をかけられたという話が出てきます。

おじさんは真部さんに
「お前、どこの組のもんだ?」
と聞いたらしいです。

真部さんは素直に
「日本将棋連盟です」

それを聞いたおじさんは
「そうか」
と言って去っていったそうです。

イキな感じの真部さんらしいエピソードです。

将棋のくわしいことは分からないんですけど、テレビで何度か見た真部さんの独特の存在感は印象に残っています。

なかでも、NHKのトーナメントでの羽生義治さんとの対局。

真部さん優勢の終盤、羽生さんがものすごい追い上げを見せて、またしても羽生マジックかという展開になりながら、きわどく真部さんの勝利で終わりました。

しかし解説していた棋士のひとが、羽生さんの勝ち手を見つけていたんです。
感想戦でその手順で指しながら真部さんが「これ、ヤバイ」なんて言ってました。

羽生さんに勝ったのに複雑そうな顔をしてる真部さんもイキな感じだったことを何となく覚えています。

2016年2月10日水曜日

「解決スイッチ」のベランダ菜園アイディアにおどろく


テレビ東京の「解決スイッチ」という番組で「冬のベランダでも作れるビニールハウス栽培」というのをやっていたんです。

新田恵理さんと、藤田智さんという園芸学の先生が出演で、なかなかおもしろいアイディアが詰まった内容でした。

最初に出てきたのが、ベランダにプランターを置いて、そこに透明なゴミ袋をかけてビニールハウスがわりにしちゃう方法。
プランター内の土に折り曲げた支柱を差しておいて、袋がフワッとかかるようにしていました。

それを見ただけでも先生すごいと思ったんですけど、まだ続きが。

卵の透明なパックの底に土を入れて種をまいて、パックを閉じてゴムでとめておけば、それも小さなビニールハウス。

あるいは、大きめのペットボトルを横にして上を切り取ってプランターがわりという方法も。
下にはいくつか穴をあけて、それをレジ袋に入れて軽くしばっておくと。

500mlのペットボトルをななめに切ってシャベルとして使ったりもしていました。

工夫すれば色々なことができるんだなと感心させられました。
園芸にかぎらず、きっと広い分野で言えることなのでしょう。

僕も、もっと頭を使わなくちゃと思わされました。

2016年2月9日火曜日

うしろが破れたズボンへの適応力


服やカバンが少し破れたりホツレたりしたら、自分で縫って直したりする。

いちばん多いのは、くつ下。

とくに冬は厚くて固いクツをはいてるので、くつ下に穴があく。
何か所も縫って直しながらはいてる。

この前はズボンの後ろが破れているのに気づいた。

これは自転車によく乗るからだと思う。

黒いズボンの後ろに、細長い感じで何本か切れ目が入っている。
内側の綿みたいな白いのが見えてる。

それをはいて上着を着てみたけど、破れてるのはかくれなかった。

さらにショルダーバックをかけてみたら少しはかくれるものの、やっぱり恥ずかしい。

直したいけど、これはどう縫っていいか分からない。

しょうがないから、このズボンは家の中だけではくことにした。
冬用のフカフカで暖かいズボンなので、そういう使い道はある。

このズボンをはいてるときに近所のコンビニに行くときは、上に薄いズボンをはいて行く。

自分では、環境の変化に適応しているように思ってる。

温暖化がさらに進んでも生き残れるのは僕のような奴だろうとか思いながらズボンは破けている。

2016年2月8日月曜日

質問に対して、ピカソについての質問で答えたパンクの女性


だいぶ前なんですけど、NHKで1時間ぐらいのパンク特集を見たことがあります
おもにイギリスのパンクのひとの映像が流れていました。

その中に、誰だか分からないんですけど派手なファッションの女性へのインタビュー映像がありました。

イギリスのパンクで女性というとスージー・スーが思い浮かぶかもしれないですけど、スージー・スーではないひとでした。

外人の男性インタビュアーが「ナゼそんなに目立ちたいの?」みたいな質問をしたんです。
それに対して女性は、こう答えました。

「ピカソはナゼ絵を描くの?」

インタビュアーはしばらく黙っていて、その映像は終わっていました。
ちょっとおもしろい返しだなと思って記憶に残っています。

女性は質問に困った様子もあったんですけど、それで逆転しちゃった感じでした。

はぐらかすような、質問したほうが考えなくちゃいけないように持っていく返事。
いろいろな場面で使えそうな気がします。

「君はなんでこんな簡単な仕事ができないんだ?」
「いや、ピカソが……」

僕にはダメかもしれません。

2016年2月7日日曜日

デーモン小暮さんが素顔を狙うカメラマンたちをかわした作戦


デーモン小暮というひとが現れたときは、あの悪魔キャラを演じきっているのが見事だなと思って見ていました。

「世をしのぶ仮の姿」なんていう言葉も用意してあるし、ヘビメタと悪魔を結びつけている屁理屈っぽい論理なんかにも感心したものです。

サンプラザ中野さんがオールナイトニッポンをやっていたときに、デーモン小暮さんがゲストに出たことがありました。

小暮さんは有名になり初めで、素顔の写真を撮ろうと芸能関係のカメラマンに狙われていたらしいんです。

そんな時期に選挙があって、小暮さんも投票に行きたいけど家の前にはカメラマンたち。

小暮さんは、ギンギンの派手なかっこうで出てくると予測しているであろうカメラマンたちの裏をかいて、おじさん臭いショボい服装で出ていったそうなんです。

その作戦が成功して、誰にも気づかれなかったと言っていました。

小暮さんの音楽にはあまり興味はないんですけど、小暮さんは頭いいひとというイメージが僕の中にあります。

2016年2月6日土曜日

藤沢秀行さんの言葉について考えながら答えにたどり着けずにいます


何年か前にNHKの「にんげんドキュメント」という番組で囲碁の藤沢秀行さんを特集していました。

もうメチャクチャと言えるような生き方をしたひとで、いろんなところにお子さんがいたりして。

番組を見て、なにより奥さんであるモトさんの大変さが印象に残りました。

藤沢さんが何年も家に帰ってこなくなって、奥さんは自宅でお花か何かの教室を始めることにしたら、始まる前日にひょっこりと藤沢さんが帰ってきて全て台無しになってしまったそうです。

「あのときは泣きました」
なんて言ってる奥さんがかわいそうでした。

そんなワガママを通してまで囲碁を極めることを目指した藤沢さんの言葉に

「碁っていうのは人間が打つんだから、人間をたかめなくちゃ駄目」
というものがありました。

人間がやることであれば囲碁にかぎらず、何にでもあてはまることなのかもしれません。
全ての基本のような。

藤沢さんは、そのために書をやっていたそうです。

ときどき藤沢さんのこの言葉を思い出して、僕は人間をたかめるために何をすればいいんだろうと考えたりします。

でも範囲が広すぎなこともあって、いまいち答えが分からずにいます。

2016年2月5日金曜日

前田日明さんがターザン山本さんを思いやったエピソードが熱い


前田日明さんは試合でも激しいひとでしたけど、リングの外でも色々なひととモメちゃってる印象があります。

僕だったら前田さんとモメそうになったら、すぐあやまっちゃいますけどね。
あの恐ろしい前田さんを怒らせる勇気があるひとって、すごいなと思います。

くわしいことは知らないんですけど前田さんは、ターザン山本さんと裁判沙汰になったりもしてるんですよね。

ターザンさんのほうも新日本プロレスというか長州力さんといろいろあってベースボール・マガジン社をやめることになったり。

みなさん大変です。

「週間ファイト」で読んだ記憶があるんですけど、前田日明さんはプロレス・マスコミのひとたちが集まってる前で「どこか山本に手を差し伸べてやれよ」みたいなことを言ったそうで。

裁判になるほどですから憎しみあった相手だと思うんですけど、そんなターザン山本さんのことまで考えてあげる前田さん。
そういう熱い男だから逆に誤解されちゃうことも多いんでしょうか。

アウトサイダーとか見に行ったことはないんですけど、うまくいっているという記事を見ると僕はちょっとうれしくなります。

2016年2月4日木曜日

日記お習字でボケや物忘れをプラスに言い換えた中野翠さん


物事にはプラスの面とマイナスの面があると言われています。
ダメに見える中にも、かくれた良い面があるものなんだと。

中野翠さんの「晴れた日に永遠が…」という本の最後のほうに「日記お習字」というタイトルのページがあります。

そこに中野さんの習字の画像が6枚あります。
日記お習字というのは、日記がわりの習字らしいです。

そこには

「号泣おバカ議員」
「いもうと床屋」

なんて書かれています。

その中で僕が一番ひかれるのは

「忘却力向上?!」

と書かれた作品です。

「『ボケた』というより『忘却力がついた』と思いたい」
という解説つき。

僕は中野さんから学びたいところはたくさんあります。
こんなふうに物事のプラスの面を見ようとするところも、ぜひ見習いたいと思いました。

僕の「ぐうたら力」や「すぐ眠くなっちゃう力」も、工夫すればいいイメージに変えられるのかもしれません。

今はどうやって変えればいいのかよく分からないんですけど、なんとかならないでしょうか。

2016年2月3日水曜日

野村克也さんが新人でクビになりかけた頃の希望エピソード


野村克也さんといえばデータを活用した野球理論で知られる名監督。
でもプロ野球選手としてスタートしたときはほとんど期待されていない選手だったそうですね。

野村さんと将棋の米長邦夫さんの共著で「一流になるひと 二流で終わるひと」という、僕の気持ちを引き締めてくれる本があります。

野村さんはテスト生として南海ホークスに入団して契約金もなかったということも、この本で知りました。

入団して2年目にチームが優勝して、ごほうび的にハワイでのキャンプがあったそうなんです。
野村さんは実績がないどころかクビになりかけたりしながらも、キャンプに連れていってもらえたそうです。

なかなか海外に行けなかった時代で、主力の選手たちは浮かれて練習はいい加減だったようで、帰国した鶴岡監督は会見で激怒。

「何の得るところもないキャンプだった」
と選手たちへの不満を吐いたんですけど、そのあとにこう言ったそうなんです。

「ただ一つの収穫は、野村に使えるメドがついたことだ」

プロでやっていけるのか不安なときに、これはうれしいですよね。

データとか科学的なこと以上の、人間的なあたたかさを感じさせるエピソード。
やっぱりがんばってるといいことがあるのかなと思わせてくれます。

サッチーにもこの話をしたんでしょうか。

2016年2月2日火曜日

アタックに洗ってほしいもの


近所のコンビニに牛乳を買いに行こうとしたら、母に「アタック買ってきて」と言われた。

かわいい女の子をデートに誘ったりするほうじゃなくて、洗剤のアタック。

店で探したらすぐにアタックは見つかった。
でも、ウチで使ってるアタックとはちがうように思えた。

アタックにもいろいろ種類があるのかも。
まちがえて買って母に怒られちゃうのもイヤなので、牛乳は買ったけど、アタックは買わずに帰った。

戻ってから家にあるアタックを見たら、さっき店で見たのと同じだった。

洗濯機の上にあるから毎日のように見てるのに、そんなことも分からなかった。
見ているようで、実はちゃんと見ていないのだろう。

心理学とかでは「なんとか現象」なんて名前がついてるのかもしれない。
知らないけど。

これはアタック限定じゃなくて、ほかにも目の前にあるのに気づいていないことがたくさんあるんだと思う。

僕でも簡単にモテモテになっちゃう方法とか。
デートに誘うのも大成功。

でも、そこにあるヒントに気づいていない。

あるいは、お金をガンガンかせげる方法とか。
どうも想像がいやしい方向にいってしまう。

アタックに、僕の心も洗ってもらいたい。

2016年2月1日月曜日

蛍光灯がなくなったら困りそうな、ちょっとしたこと


少し前に、蛍光灯の製造が中止になった、みたいなニュースを見た。
でもちょっと調べてみたら、中止ということではないみたいで、よく分からない。

天井につけるライト、細長いやつや輪になってるやつは「蛍光灯」と呼ぶのが当たり前と思っていた。

もし蛍光灯がなくなったら、呼び名も変えなくちゃいけないのか。
LEDライトとか呼ぶんだろうか。

プロレスに蛍光灯デスマッチというのがあるけど、それもLEDデスマッチになるのか。

輪になってる蛍光灯にかぶせるプラスティックは、僕は蛍光灯カバーと呼んでいた。

久しぶりにその蛍光灯カバーをそうじしたら、小さい虫とかがたくさん入っていて大変だった。

そうじしたあとカバーをセットしたんだけど、ちゃんとセットできたのか分からなくて、なんか不安。
正しくとまっていなくて落ちてきたらどうしよう。

僕の頭にぶつかったら、それもある意味デスマッチかもしれない。