NHK Eテレの「地球ドラマティック」という番組で、リスの特集をやっていました。
アメリカの番組を吹き替えにしたものみたいだったんですけど、リスの知恵や運動能力の高さなどを見せていました。
その中で、一部のリスがガラガラヘビに対向する方法を紹介していて、これがちょっとおもしろかったんです。
ガラガラヘビの抜け殻があると、リスはそれを噛み砕いてやわらかくして自分の尻尾に塗っていました。
そうやって、ヘビの臭いを尻尾につけているらしいんです。
ヘビに見つかったとき、普通は逃げたほうが速いけど、巣の近くで見つかったら巣が危険になっちゃう。
なのでリスは、ヘビの目の前で尻尾を大きく振るんです。
尻尾にはヘビの臭いをつけてあるし、それを動かして、見た目でも自分をヘビだと思わせる。
小さな動物が生き残っていくには、そんな工夫があるものなんですね。
その方法を、人間がそのまま応用する機会はめったにないとは思います。
でもリスが逃げずにヘビから身を守ることができるんだと考えると、工夫すればいろいろな可能性が広がるのではと思わせてくれました。
この番組は45分ぐらいリスばっかり映っていて楽しい番組でした。
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