原口あきまささんのデビューのきっかけになるエピソードをテレビで聞いて、このひとは頭のいいひとなんだなと感心したことがあります。
物マネ志望の原口さんに、テレビ局のひとが会ってくれることになったときのこと。
そのときは原口さんは、とんねるずの石橋さんの物マネだけでいくつもりだったそうなんです。
石橋さんネタを見せていたところ、局のひとの反応はイマイチ。
「石橋さんがうまいのは分かったけど、ほかの人はできないの?」
そう言われて一瞬はムカッときたらしい原口さんなんですけど、チャンスを逃しちゃいけません。
ほかの人の物マネを見せようと。
そこで原口さんは、まだ誰もやってない人は誰かを考えたそうなんです。
石橋さんのほかにも自信のあるネタはあっただろうと思うんです。
でも自信があるものではなく、まだ誰もやってない人の物まねを見せなくちゃいけないと。
そう考えて、とっさに思いついたのが、さんまさんだったと言っていました。
初めてさんまさんの真似をやって、それを見たテレビ局のひとから「いいね」という反応をもらってデビューにつながったそうなんです。
考える優先順位とでも言いましょうか。
そういうものを見極めるのも大切なんでしょうね。
さんまさんですぐ反応したテレビ局のひとも、するどい人のように思えます。
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