遠回しに言う必要があるときに遠回しに言うのもいいと思います。
でも、ぜんぜん必要がないのに、あえて遠回しに言ってみるのも楽しいかもしれません。
「ママと恋に落ちるまで」というドラマで、主人公のテッドがステラという女性と知り合ってお付き合いするようになりました。
ステラは医者で、仕事柄ちょっと変わった体のひとを見ることもあるらしいんです。
あるとき、話題が男性の体にある重要なボールのことになりました。
テッドは、それは下半身に二つあるのが当然という認識だったんですけど、いろいろな体を見てきたステラはちょっとちがいました。
それをステラが伝える言い方が変わっていて、こういう言い回しでした。
「医大のとき、フォアボールまであと1球のひとがいた」
ここは、単純に「3」と言えば済む場面だったんです。
遠回しに言う必要はぜんぜんない状況。
そこであえて「フォアボールまであと1球」というムダな感じがおもしろかったので覚えています。
いろいろな場面で活用できたら会話をはずませることができそうに思えます。
ある程度の準備しておくか、頭の反射神経をきたえておかなくちゃ難しいでしょうけどね。
このセリフが出るのは「ママと恋に落ちるまで」シーズン3 第18話「相棒の解消」というエピソードです。
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