2015年12月31日木曜日

キッチンタイマーのスタート忘れ防止のためのプラス4秒でセットしてます


作業をするときに、時間を15分とか20分とか短く区切ってキッチンタイマーを活用するといいと言われています。

とくに、あまり気がすすまない作業をするときに有効とも。

そこで僕も部屋の片づけのときに何度かためしてみました。
その結果、片づけのときのタイマーは僕には合わないんじゃないかなと思いました。

時間を区切って集中するのがタイマーのメリットなのに、僕は時間が気になってソワソワしちゃいます。
逆に集中できない。

それが分かってからは、作業のときにキッチンタイマーは使っていません。
もっと成長してからためしてみようと思います。

いま使っているのは、仮眠のときです。

気がすすまない片づけとはちがって、寝るのは大好きです。

タイマーを使って仮眠するときに失敗しやすいのは、時間をセットして、スタートさせるボタンを押したつもりなのに押してなかったというものかと思います。

仮眠は15分ぐらいが効果的というのが定説のようです。
僕は座って軽く本を読んでから仮眠に入りたいので23分ぐらいにすることが多いです。

このときスタート押し忘れ対策として、23:04 でセットします。
そして5秒間は手を離しちゃいけないという自分だけのルール。

片づけのときはタイマーでソワソワしちゃうくせに、寝るときはタイマーのことが気にならないでよく眠れる自分がふしぎです。

2015年12月30日水曜日

黒い服のホコリをとるのにスポンジとエチケットブラシ


何か新しいことを試すと、新しい発見がついてくることが多いです。
期待していなかった意外な発見をすることもあって、そういうときはちょっとうれしかったりします。

黒い服のホコリが目立つので、取る方法をネットで調べてみました。

そうじ用のコロコロがいいという記事が多かったんですけど、穴が大きめのスポンジが便利という声もありました。
とくに洗車用の物がいいらしいです。

これは僕にとって意外な発見といえそうです。

でも洗車用のスポンジは持っていませんでした。
代わりに、メラミンスポンジはありました。

ぜんぜん穴のないスポンジですけど、これしかないからしょうがないです。
とりあえずこすってみたらホコリを取るどころか、白いカスで余計に汚くなりました。

ダメだと思って、そのあとエチケットブラシでこすったら、これがなかなかキレイに。
遠回りではあったものの、エチケットブラシだけよりいいみたいでした。

意外な発見と言っていいレベルなんじゃないでしょうか。

必死に服をこすってると体が暖かくなる効果もありました。
動いて暖かくなるのは当たり前すぎるので「意外な発見」部門には入らないでしょう。

でも「期待していなかった効果」みたいな部門ならノミネートぐらいされそうな気がします。

ホコリをとったあと、その服を着て暖まることもできます。

2015年12月29日火曜日

「ホワイトカラー」のピーターが金貨をオシャレに説明したセリフ


「ホワイトカラー」というアメリカのドラマがあって、日本でもけっこう人気があるみたいです。

若いけど伝説的な詐欺師がその知識や発想力を買われて、詐欺事件を解決するためにFBIの捜査に協力するという内容。
主役のニール役のマット・ボマーという俳優は「超絶イケメン」なんて言われてます。

ニールの上司みたいな立場のピーターという捜査官が、部下たちを部屋に集めて、1枚の金貨を見せる場面がありました。

とりかかっている事件の手がかりになる金貨らしいんですけど、それを手に持って最初にこう言うんです。

「この金貨は、カブスの2塁よりよく盗まれてる」

このドラマ自体もオシャレな作品でした。
「スタイリッシュ」とも言われていました。

上に挙げたセリフも気の利いたオシャレなセリフです。

ピーターがニヤけた感じのちょっと憎たらしい顔で言ってて、それもおもしろかったです。
ただ、なぜカブスなのかは僕にはぜんぜん分からないです。

この「ホワイトカラー」というドラマはニューヨークでの撮影が多くて、お金がかかりすぎで終わっちゃったらしいです。

話がつまらなくなったわけでもなく、お金をけちるぐらいなら終わりにしちゃおうというのが、スタイリッシュな決断だったのかもしれません。

このセリフが出るのは「ホワイトカラー」シーズン5 第9話「過ちの正し方」という回です。

2015年12月28日月曜日

空気入れを3つ買って、やっと自転車のタイヤに空気を入れられた


物置の中がどうしようもなくなってちょっと片づけてみたら、自転車の空気入れが3つ出てきた。
自分で買ってそのままにしてるんだから、そこにあるのが当然。

使ってるのは、最後に買ったひとつだけ。

安物だけどクロスバイクといわれる自転車を買ったとき、店員さんに空気圧を高めに入れてと言われた。
その場では分かったような気がしたんだけど、それをちゃんと理解できるまでに何ヶ月もかかった。

単純に空気をたくさん入れればいいだろうと思ったら、そう簡単なことではないみたい。

ホームセンターで普通の空気入れを買って、がんばって空気を入れようとしたけど、空気圧が高いというレベルまでいけない。

もっといい空気入れが必要なんだなと思って、またホームセンターでよさそうなのを買ったけど、結局これも普通の空気入れのようだった。
必死に空気を入れてたら、どこか抜けちゃったみたいでスースー言ってるだけで空気がまったく入らなくなった。

これじゃ、いつになっても僕は自転車に空気を入れられない。

このへんでやっとアセリが出てきて、真剣にネットで調べたりした。
TOEAKというメーカーが出してるジョーブローというものならまちがいないようだと分かって、サイクルベースあさひに行って買ってきた。

やっと空気を入れられて、前のふたつの空気入れは必要なくなった。
ひとつは壊れた時点で必要ないし。

捨てちゃおうと思ってから5年はたってる。

実は物置の片づけをして何とかしなくちゃと思ってからも1年はたってる。

2015年12月27日日曜日

ダイソーのメガネクリーナーという液をちょっとした掃除のときに使っています


ダイソーの商品でメガネをふくオイルみたいのがあって、メガネクリーナーという名前がついています。
すぐに使えるように、これを1つか2つ常に置いてあります。

最初は普通にメガネをふくために買いました。

ある日、メラミンスポンジに水をつけて窓のそうじをしているときに、ふとこのメガネクリーナーを思い出したんです。
汚れを落とすためのオイルですから当然なんですけど、水よりも汚れが落ちやすいです。

ただ、ふいた跡が薄く残ったりして、けっきょく水拭きも必要かもしれません。
値段が安いんだから、まあいいかと思っています。

日頃から水とゾウキンでまめにそうじしてるひとには、このようなオイルはあまり必要ないかもしれません。
僕のような、汚れが目立ってからやっとそうじするようなひとに向いているものと思われます。

ちょっと汚れを見つけてしまったときにこのオイルをティッシュにつけてササッとふいたりとか、そういう手軽に使えるのが便利に感じています。
シッカリとそうじしたいときにも役立ちますけど、1本の量はさほど多くないのですぐなくなっちゃいます。

よく探せば、世の中にはもっといい商品があるような気もします。

探すことに時間を使うより、その時間にそうじしたほうがいいのかなとか、いろいろ考えさせてくれます。

そんなメガネクリーナーですけど、これをそうじに使うというのは、自分ではちょっといい発見だったと思っています。

2015年12月26日土曜日

思い出してみると朝ガムのスッキリ感はよかった気がします


いくら寝ても寝足りないほうの人間です。
できれば毎日9時間ぐらいは寝たいと思っているんですけど、なかなかそういうわけにもいきません。

世間では、ちょっとした早起きブームのようです。

僕もブームに乗って早く起きてみることがあります。
がんばって5時ぐらいに起きると、朝7時ぐらいには耐えられなくなって昼寝しちゃったりします。

昼にすらなっていません。

一日を元気よくスタートしてその日全体を充実して過ごしたいんですけど、そうする方法はないものでしょうか。

ネットでいろいろ見て、朝のガムというのがちょっと気になりました。
イメージ的にも朝のガムというのは効果がありそうですけど、たかがガムとも言えます。

なんとなくためしてみたら、意外にスッキリと目が覚める感じ。

昼間、ちょっと眠くなったときにもガムをかむのもいいなと思いました。

さほど長続きはしないし、とんでもないパワーで出るわけじゃないですけど、落ちていた集中力が少し戻ってくる感じがします。
手軽に効くのもポイントかと。

まるでいいことだらけのようですけど、じつは今はガムは全然かんでいません。
いちいちガムをかむのが面倒になっちゃってるからです。

僕の場合はもっと根本的なところから考え直さなくちゃと思いながら、ときどき朝ガムの効果を思い出したりします。

2015年12月25日金曜日

試合に負けたあとの邪道外道コンビのコメントにおどろいた


プロレスを見ることには、世の中にはこんなにワガママなひとがいるんだと発見できる楽しさがあります。
こんなに自分勝手でもけっこう許されるんだと、なんか安心させてくれます。

ザ・グレート・カブキさんは「週刊ファイト」のインタビューで

「武藤も蝶野もひとがよすぎる。もっと欲を持ってほしい」

と言ってたことがあって、僕はビックリしたことがあります。

それまで僕は、武藤さんも蝶野さんも欲のかたまりのようなひとだと思っていました。
もちろんそれが魅力なわけです。

邪道外道というコンビで活躍しているレスラーがいます。
ビートたけしさんの番組から出てきて、インディ団体から実力でのし上がってきたひとたちです。

この邪道外道コンビの活躍が認められたのでしょう。
新日本プロレスのタッグ・リーグの大きな大会に出ることになりました。

チャンスをつかんだんですけど、そう簡単には勝てません。
カウント・スリーをとられて負けた試合のあと、控え室に戻るふたりをカメラが追っていました。

途中で、たぶん外道さんだったと思うんですけど、カメラに向かって、

「おいレフェリー、なんであそこでカウント・スリーとるんだよ」

みたいなことを言ったんです。
レフェリーは公平に試合をさばいてるだけで、普通に考えればフォールをとられるほうが悪いです。

さらに続けて

「オレたちはなあ、あそこからネバるんだよ」

なんて言ってました。
ぜんぜんネバれてなかったのに。

僕はテレビを見ながら、なんていうワガママなひとたちなんだろうと思って、このふたりが大好きになりました。

今では邪道外道のふたりは、誰もが認める名タッグ。
とてもプロレス的な魅力をもっているコンビです。

2015年12月24日木曜日

プロアルファ ゼリー状という接着剤が93円のわりに役立ちました


お米やダイコンを買おうと思ってヤオコーに行ったときに、プロアルファ ゼリー状という接着剤が売ってるのが目に入りました。

税抜き価格で93円だったし、アロンアルファを切らしたところだったので、買ってみました。

なぜアロンアルファを切らしたかというと、郵便受けの窓っぽい役目のプラスティックがはずれちゃったからです。

アロンアルファでとめると何日かはついてるんですけど、また取れちゃいます。
中途半端にブラブラした状態で、接着剤はなくなりました。

プロアルファを買ったので、今度はそれでためしたんですけど、これは全然つきませんでした。

僕のつけかたが悪かったのかもしれないですけど、接着剤のせいにしてます。
93円だからしょうがないなとか思って。

そのあと、ボールペンがちょっとこわれたんです。
ポケットに挿したりするときの止めの部分が折れちゃいました。

書きやすくて気に入ってるのでプロアルファで直したいんですけど、どうなんだろうと思いました。

郵便受けの件があったし、今回はとめる部分が小さい。

期待していなかったというより不安だったぐらいなんですけど、これは完璧な感じでついてます。
つけて2週間ぐらいたって、指で引っぱってパッチンパッチンいわせても問題なし。

乾いたあと白い跡が残って拭き取るのがけっこう大変でしたけど、よくついてくれてよろこんでいます。

ちなみに郵便受けは、針金でとめてあります。
そこにも白い跡が残ってます。

2015年12月23日水曜日

「GRIMM/グリム」でジュリエットにニックの秘密を言っちゃったおじさんのセリフ


修理のおじさんはニックの秘密を知っていて、とても恐れていました。
アメリカのドラマ「GRIMM/グリム」での話です。

ニックは、ケモノ的な不思議なパワーを持つグリムという一族のひとですけど、それを隠していました。

ニックの婚約者のジュリエットは普通のひとで、悪いケモノに記憶の一部を消されてるんですけど、ニックに秘密がありそうだと怪しんでいます。

修理のおじさんも実はケモノ系のひとながら、弱いほうのケモノ。
ある日おじさんは、ジュリエットに呼ばれていろいろ聞かれます。

ジュリエットも知ってると思い込んでいたおじさん。
ポロッと「グリム」と言ってしまったのを、ジュリエットは聞き逃しませんでした。

それが重要なキーワードだと感じ取ります。
「グリムって何?」

おじさんは「何でもないって」と答えるんですけど、そんな答えでは納得してくれません。
食いついてくるジュリエットに困ったおじさんは、こう続けます。

「別の言い方なんだ、何でもないことの」

この必死な感じのセリフがすごくおもしろかったです。

なんというか、トンチの効いた切り返し。
おじさんアタマいいなあと思いました。

ごまかし切るのはムリだとしても何とかしなくちゃというガッツのようなものも感じられます。

言葉より大切なのは、このガッツなのかもしれません。

(このセリフが出てくるのは「GRIMM/グリム」シーズン2・第21話「ウェイキング・デット」というエピソードです)

2015年12月22日火曜日

前歯と上唇のあいだにフリスクNEOを入れて口臭エチケットしてます


いわゆる、お口のにおいが気になるときとか、そうでないときも。

鼻の下あたりというか、歯茎のあたりと言ったほうがいいでしょうか。

何人かにすすめたことがあるんですけど、どうしてもそのへんにはさめないひともいるようなんですね。
その場合、ちょっと横の位置にしてもいいかと思います。

フリスクNEOは粒が大きいので、はさんでおくと1粒が2時間ぐらいもちます。
どのぐらい息がさわやかになってくれるかは正直に言うとよく分かっていないんですけど、気休めぐらいにはなるかと。

粒が入っていたらしゃべりにくくなりそうですけど、口の中が乾きにくくなって、意外に舌の動きがよくなったりします。

僕はペパーミントの青い缶のものを買っています。
フリスクNEOが発売される前は古いほうのフリスクを買っていました。

でもNEOのほうの味を知ってしまうと、もう前のには戻れないです。
値段は300円を越えてたりと、ちょっと高くなってるんですけどね。

フリスクNEOはアルミっぽい缶に入っていて、ポケットに入れておくと歩くときにカラカラと音がうるさいのが欠点だと思っています。

自分に自信があるひとは平気なのかもしれないですけど、僕は気が小さいです。

対策として、メラミンスポンジをハサミで切って缶の中に入れてます。
中の粒が動かないようにして、音が出ないように。

スポンジがジャマで粒を取りにくくなったり、スポンジがすぐボロボロになったりして、ちょっと面倒ではあります。

2015年12月21日月曜日

DHCのエディソンを週3粒、1箱1年ペースで飲んでます


エディソン。英語で書くと EDiSON となるんですね。

男性パワーに効果、みたいなのが売りで。
それにつられたのはもちろんなんですけど、グータラですぐ眠くなっちゃう僕が元気になれるかもと期待をこめて買ってみました。

DHCの直営店でも普段から置いてる店はほとんどないみたいですね。
数日かかるんですけど取り寄せをたのんで買っています。

エディソンは1袋に6粒入っていて、それを1日で飲むのが普通なんですよね。

僕も最初は毎日1袋ペースで飲んでました。
男性パワーもふくめて、バクゼンとながら効果があるように感じられました。

ただ、これを飲んだせいと断言はできないんですけど、すごく食欲が出てきたんですね。

食欲が出るのは、きっといいことなのでしょう。
でもちょっと複雑な気持ちにもさせてくれます。

急だったからビビッたこともあって、僕はエディソンを飲む量を減らしてみました。

1日6粒から少しずつ減らしていって、1日1粒ペースになって、さらに週3粒になっています。

それでも何となく効果があるように感じてるし、値段が1箱1万円ぐらいしますから1年ぐらいかけて飲むのもいいかなと。

エディソンのほかにスッポン粉末とかリンゴ酢とかを飲んでることもあるんですけどね。
当分はこのペースでいってみようと思っています。

2015年12月20日日曜日

石川雄規さんがカール・ゴッチさんに会えるまでのムチャな話


石川雄規さんといえば、格闘探偵団バトラーツの設立や闘魂ファイトで知られるプロレスラーです。

若いころは藤原組での印象が強いですけど、アメリカでカール・ゴッチさんに弟子入りしてプロレスラーになったひとなんですね。

「週刊ファイト」というプロレス新聞の昔のインタビュー記事でゴッチさんに会えるまでの話をしていて、それがおもしろい。

石川さんは、雑誌でゴッチさんがフロリダ州のオデッサというところに住んでいるという記事を見たらしいんです。
写真もあって、ゴッチさんのうしろに湖が写っていたと。

それで石川さんは、オデッサにある湖の近くにいけばゴッチさんに会えると思ったそうです。

空港からタクシーでオデッサに行って、ドライバーに「湖のところに」とたのんだところまでは順調。
でもそこで「オデッサには数百の湖があるよ」と言われてこまっちゃいました。

ドライバーと一緒に探しまわったけど、数百なんてムチャですよね。

途中でコーヒーを飲んで休憩しながら、その店のお客さんたちにもゴッチさんの写真を見せたらしいです。
するとその中のひとりが「その人ならウチの裏に住んでるよ」。

石川さんも「ラッキーとしか言いようがないですよね」と言ってます。

やみくもに行動に出て失敗したひとは、きっと大勢いるんだと思います。
「もっと慎重に、安全にやればよかった」というひとたちが。

石川さんの例は、とても確率の低い奇跡のようなものでしょう。

でも僕のような弱気で何もしない人間にとっては、行動すれば何かが着いてくるんじゃないかと前向きモードにさせてくれる話です。

それにしても石川さんらしい豪快なエピソードだと思います。

2015年12月19日土曜日

うぬぼれとフリスビーと犬


ひとがやってると簡単そうに見えることが、自分でやってみるとすごくむずかしかったりする。

あのぐらいできるだろうと思ってうしろ廻し蹴りをやって足をぶつけることが、ある意味で僕にとっての成長だった。
ひとつのことを習得するには、努力とか訓練とかが必要で、僕に廻し蹴りはムリ。

江戸川の横のグラウンドで、フリスビーをしているひとたちを見たことがある。
ちょっと本格的なフリスビーだった。

見た目は大学のサークルっぽい若い男女なんだけど、趣味でフワーッと投げてるんじゃなくて、明らかに競技としてやっている感じ。

動きがキビキビしてるし、投げかたや捕りかたも手慣れていて、普段からトレーニングしていることが分かる。

厳しい雰囲気なのに、見ているとすごく楽しそう。

それを見ながら、僕だってこのぐらいできるんじゃないかなとか思ってた。
できるわけないのに、ひとがやっていると簡単そうに見えちゃう。

さらに僕のうぬぼれ。

小学生のころ野球チームに入っていて、僕はヘタで打つのも投げるのもダメだったけど、キャッチだけはまあまあうまかった。
それが変な自信になってる。

江戸川のグラウンドでは、犬がフリスビーをキャッチしてるのを見かけることもある。

犬のスピードは、さすがにすごい。
持ってる能力が人間とはちがう。

実はそれを見ても、僕もあのぐらいできるんじゃないかと思ったりする。
飼い主さんにたのんで投げてもらいたいぐらい。

うぬぼれるにも節度は必要だと思いながら、部屋でまた廻し蹴りをする。

2015年12月18日金曜日

草野進さんがプロ野球選手を語る文章にとつぜんエレベーターの淑女


草野進さんの「世紀末のプロ野球」という本に、野球選手と帽子について書いた文章があります。

グラウンドでは帽子をかぶったままでいてほしいと主張する草野さん。

勝ったチームのピッチャーが帽子をとってハイタッチしたり、ホームランを打った選手が守備位置に走りながら帽子をとってファンにおじぎしたり、そういう姿に対しては不満なようです。

草野さんの場合、怒りかたにも品があって、こんな文章が出てきます。

「エレベーターに淑女と乗り合わせたわけではなくまぎれもなく球場で衆人環視のもとにあるのだから、彼らはどこまでも正装をまもってほしい。」

最初の「エレベーターに淑女と…」というのがおもしろい。
実際に見たことはないですけど、外人のひとにはそういうマナーがあるような印象です。

男が帽子をとるのはそういうときなんだと示しておくことで最後の「正装をまもってほしい」が活きてる感じがします。

草野さんのこの文章のタイトルは「知らぬ間に選手の頭から帽子が離れている試合ほど人を興奮させる」で、実は帽子がとれちゃう姿を見るうれさを書いている文章なんです。

長嶋さんが空振りしたときや、外野手がファインプレーをしたときに帽子が飛ぶ姿について語っていて、先ほど引用したあたりはその前フリにもなっています。

きっとこういう工夫が、説得力のある文章とか言い回しとかをつくるんだろうなと思います。

見習いたいポイントですけど、野球選手の帽子からエレーベーターの淑女を連想できるようになるには、そうとうな訓練が必要な気もします。

2015年12月17日木曜日

Airwalkのサイドショルダー型のバッグを捨てなくてよかった


クロスバイクとかいう自転車を買ってハマッていった時期と、そうじに一生懸命になり始めた時期がかさなった。

それが変な心理とイキオイを生んでしまった。
僕は自転車とともに生きていくんだから、自転車に向かないものは捨てちゃおうみたいな。

そして実際にどんどん捨てていった。

とくに服。
僕は汗っかきで、自転車に乗ると服がビチョビチョになる。

乾くのに時間がかかるものはアッサリ捨てちゃった。
これはもったいなかった。

最近はどちらかというと自転車より歩くほうが楽しくなっているし。

15年ぐらい前に買った Airwalk のサイドショルダー型のバッグがある。

黒いナイロン素材のもので、機能優先な感じの見た目が味気ないバッグ。
たぶん、こういうのはトートバッグとは呼ばないかと思う。

自転車に乗る前は、ずっとこのバッグを使っていた。
でもサイドショルダーなので自転車に乗るのには使えない。

そうじのイキオイに乗ってこれも捨てちゃうことに決定したんだけど、なぜか捨てられなかった。
バッグが僕に逆らって捨てさせまいとする意志のようなものまで感じさせた。

4,000円ぐらいのものだし何年も使ったからもういいだろうと思うのに、このバッグを持って職安にかよってたことなんかを思い出させてくる。
横のポケットにボトルを入れやすくて便利だったことでもアピールしてくる。

けっきょく5年ぶりぐらいに復活して、今は歩いて出かけるときにすごく役立ってる。

Airwalk のサイトを見ても同じバッグが見当たらないので、捨ててたらもう手に入らなかったかもしれない。

バッグがアピールしてくれてよかった。

日記をつけていた20冊ぐらいのノートはアピールしてくれなかったので捨てちゃって今は悔やんでいる。

2015年12月16日水曜日

ボーは馬が大好き BELIEVE/ビリーブ 8話


第8話 潜入工作 AXN

1行あらすじ
パワーを感知する機械をチャニングが細工しに。ボーはおじさんのピンチを察知

セリフ
「彼女の感情は?」
「自分をブサイクだと」
 --テート & ボー


ボーの絵が出てきませんでしたね。
代わりに今回は水を使っていました。

ボーがおじさんを助けようとする話と、チャニングの話、2本立てのように進んでいったんですけど、水の件をきっかけに2つの話に分かれていく流れがスムーズでした。

ボーにたのまれて、テートがおじさんに話しかける場面がありました。

見ず知らずのおじさんに超能力のことは言えないので「実は娘はカンが鋭くて…」とか言って。
説明にこまっている様子がよく出ていて楽しいシーンでした。

おじさんについては、ボーのパワーを経由して最悪の事態を先に見せちゃっていたのが工夫されていと思います。
その最悪をどう避けるかという進めかたで。

あと5分もすれば解決という場面から急にピンチになったり、決着がついたことの見せかたもヒネリが効いていました。

そして最後は、不思議な終わりかたでしたね。
チャニングの働きの成果が出たことは分かるんですけど、それ以外はぜんぜん意味が分からないです。

絶体絶命のシーンでも落ち着きはらったようなチャニングの表情がなんか面白かったんですけど、このあとどう展開するんでしょうか。

2015年12月15日火曜日

選挙カーのウグイス嬢の「うなずいてのご声援、ありがとうございます」にとまどう


夏の暑い日だったので窓を開けたかった。

でも投票日が近い時期で、窓を開けると選挙カーからの声がうるさかった。

ちょっとした板ばさみな状況。
たぶん英語でいうとジレンマ、シャレたひとがいうとディレンマみたいな。

やっぱり暑いのはイヤなので窓を開けて、うっとおしいなあとか思っていたとき。
女性の力強い声で「うなずいてのご声援、ありがとうございます」と言ってるのが聞こえた。

そのあとしばらく僕は「うなずいてのご声援」について考えていた。

選挙カーが、近所のおじさんか誰かとすれちがったんだろうか。

おじさんはその候補者を支持してるわけじゃないけど、目が合って気まずかったので軽くうなずいてみた。
それを「うなずいてのご声援」。

その女性はいろいろなことをプラスに受け止められる前向きなひとなのかもしれない。
コップに水が半分残っていたら「あふれてます!!」ぐらいの。

あるいは、選挙カーだから何か言わなくちゃと追い込まれていたんだろうか。

おじさんがいいリアクションしてくれれば、大げさに「ありがとうございます」と言える。
でも、ちょっとうなずいただけ。

何か言わなくちゃいけないのに、言うネタがないディレンマ。

イキオイまかせで「うなずいてのご声援」とか言っちゃって、家に帰ってからさすがにあれは調子に乗りすぎたなとか思ったりして。

残念ながら、その候補者の名前は聞いていなかった。
ぜんぜん根拠はないんだけど、選挙結果のほうも残念だったような気がする。


2015年12月14日月曜日

パパイヤパラノイアから名前の大切さを思う


何年も前のことだけどCDショップでパパイヤパラノイアの「バニラ・ムーン」というCDを見かけた。

パパイヤパラノイア。
音を聴いたことはなかったけどその名前は自然に名前を覚えちゃっていた。
評価も高いようだし、なんとなく気になる存在。

雑誌で見た記事を思い出して、そういえば再結成したんだとか思ってCDを買ってみた。
ジャケットの石嶋由美子さんの姿も美しかったし。

そうして初めて曲を聴いてみて、なんでもっと早くから聴かなかったんだろうと後悔した。
パンクっぽい曲もファンクもまざってるし、派手で頭にこびりつくようなサウンドが大好きになった。

過去に3枚のアルバムが出ていると知って、それも聴きたくなったけど、何年も前に出たインディ盤。
見つけるのはムリだろうと思っていた。

それがある日、池袋の店で中古CDの棚をボケッと見ていたら、その3枚のアルバムが並んで売られていた。

とつぜん訪れた夢のような瞬間。
「おおーっ」とか声が出そうになったけど、店員さんにそんなに価値があるCDなのかと値上げされちゃったらマズイと思ってこらえた。

この3枚も、僕をとても幸せにしてくれるCDだった。

パパイヤパラノイアという印象に残る名前じゃなかったら最初に「バニラ・ムーン」を見たときに買っていなかったかもと考えると名前って大事だなと思う。

「パパイヤ鈴木と関係あるの?」とか聞かれちゃうと僕はちょっとくやしくなる。

2015年12月13日日曜日

ドトールのレジ横のイチジクのお菓子がうれしかった


最近はコンビニのレジ近くにドーナツがよく置いてある。

つい買いたくなっちゃう心理をうまく突いてる感じ。

僕もコンビニでバイトしていて、やっぱりレジの近くにはドーナツがある。
店の狙いどおりにひとがつい買ってしまう姿を見ると、なかなか複雑な気分。

ドトールでコーヒーを飲むときには、アンパンなんかが目に入って一緒に買っちゃうことがよくある。
前にたしか日暮里のドトールに行ったとき、レジの横に、イチジクを乾燥させたようなお菓子があった。

子供のころ、近くに親戚の家の畑があって、なんか野菜を育てていた。
その畑のすみにイチジクの木が10本ぐらい並んでいた。

それは出荷する目的じゃなく、ついでに植えてあったもので、実がなったら好きなだけ食べちゃっていた。

子供でアホなので、自分がどれほどイチジクに恵まれた幸せな環境にいるかそのときは分かっていなかった。
もちろん「無花果」なんていう漢字も知らなかったし。

知っていたのはイチジクがおいしいことだけ。
でも、その畑は埋め立てられて誰かの家が建って、僕はそれ以来イチジクを食べたことはなかった。

なのでドトールでイチジクのお菓子を見たときは、ちょっと特別なうれしさがあった。

大人になってコーヒーなんか飲むようになって、さらにいま手を伸ばせば一緒にイチジクも食べられる。

ふたつがセットになったらどんな幸せを味わえるんだろうとか思ったけど、100円ちょっとのお菓子だし、さほど感激するような味でもなかった。
まあ、そんなものなのかもしれない。

それでもちょっといい気分でコーヒーを飲ませてくれたイチジクのお菓子にありがとう。

2015年12月12日土曜日

What's the Fundayで古川タロヲさんが桜の咲きかたを恋心にたとえた


日曜の午前中は、なるべく部屋のそうじをするようにしています。
そのときに InterFM897 の「What's the Funday」という番組を聞いています。

朝からパンクとか、やたらノリのいい曲がかかる番組で、日本の Su凸ko D凹koi(すっとこどっこい)というステキなバンドもここで知りました。

DJがジョージ・ウィリアムさん、マイク・ロジャースさん、そしてもうひとり古川タロヲさんという巧みなトークを聞かせるひとがいます。

2015年の3月末ごろの放送で、桜が一斉に咲いたという話が出ていました。
咲かたがとつぜんな感じだったということで、それをタロヲさんはこう表現しました。

「きのうまで友達だと思ってたのに急に好きになっちゃった、みたいな」

これにはビックリでした。

花が咲いたことを言ってるのに、ぜんぜん高級感のないフレーズ。
むしろ幼稚でアホッっぽい言い回しで、それがとてもおもしろいです。

どうすれば桜の話からこんなフレーズに結びつけることができるんでしょう。

数あるラジオ番組のなかでもとくに好きな番組なんですけど、そうじしながら聞いていると、ついラジオよりそうじに夢中になっちゃうこともあります。

ぞうきんでホコリをふきたいのに、せまい所になかなかとどかなくて必死になってたり。
本棚をふいてるときに目についた本を読んでしまって、いつのまにか時間がたっていることも。

気がついたら終わっていたりして、もっと真剣に聞いておけばよかったと後悔することも多いホロ苦い番組です。

2015年12月11日金曜日

「そんな彼なら捨てちゃえば?」 乙女心を武器に突進するジジの魅力


  よくある話だわ。結婚を信じないと言ってた男が半年後に、
  ジムで会った24歳の女と結婚してる
  ーーベス・バーレット

ヒット作らしいので、この映画を好きなひとは多いのかと思います。

僕にとっても、一生のあいだにこれほど楽しい映画を観ることは少ないだろうと思える「そんな彼なら捨てちゃえば?」です。

女優陣が軽く豪華なんですけど、その中ではあまり有名ではないと思われるジニファー・グッドウィンが演じるジジが光ってるんですよね。
スカーレット・ヨハンソンよりかわいく見えちゃった僕はおかしいでしょうか。

彼氏をつくるために積極的に行動するけど、男の態度を都合よく解釈してしまって失敗続きのジジ。

バーテンダーのアレックスにボロクソに言われながらアドバイスをもらうんですけど、やっぱりカン違いが止まらないのが面白いです。

やみくもすぎるジジと、ドライな目で人間を分析するアレックスの噛み合わないやりとりが、何度見ても僕の心を捕らえて離しません。

所々でこまかいワザを見せていて、話の組み立てで楽しめるポイントも豊富ですね。
ジジとアレックスの会話に仕込んでおいたネタ振りがショボい感じで決まるし。

別のカップルの話は、かっこよくまとまったりするんですけどね。
とくにベン・アレックス演じるニールは、ズルイぐらいのいい役で。

ドラマ「NCIS」のケイト役だったサッシャ・アレクサンダーが少し出てるのも、僕はちょっとうれしいです。

この映画がきっかけでドリュー・バリモアとジジャスティン・ロングの交際が始まったという今となってはマヌケなエピソードもほほえましいです。

2015年12月10日木曜日

「だから片づかない。なのに時間がない。」の、とても安心させてくれる言葉


読むとナゼかそうじや片づけをしたくなる「だから片づかない。なのに時間がない。」(マリリン・ポール著、堀千恵子訳)という本があります。

おかげで僕の汚かった部屋がだいぶマトモな感じになっています。

この本の前半に「隠そうとするから解決しない。助けを呼ぶ勇気を持て。」という章があります。

ひとりでがんばるのがいいことで助けを求めるのは弱さのように思われがちだけど、ちがうんだという内容。

でも、自分のダメなところはなかなかひとに言いにくいものです。

作者のひともそのへんは分かっていて、まずは、さほど当たり障りないことを心のやさしいひとに話してみるといいと書いてます。

「片づけが苦手」とか、
「何がどこにあるかわからない」とか。

たしかにそのぐらいなら言えそうですね。

これだけでもアドバイスとして十分なぐらいなんですけど、作者はさらに勇気を与えようとして、こんな文章が続きます。

「そのくらいでは、相手もゾッとして卒倒したり、二度と口をきかないことはまずない。」

いい意味でダメ押し的に、とことん安心させる言葉。
そのぐらい言ってもらえれば、できそうな気持ちになってきます。

安心させるためには、こうやって大げさに言うと効果がありそうだと学ぶことができました。
そうじの本なのに。

この本は僕にとって重要なので、常にすぐ手に取れる場所に置いてあります。

2015年12月9日水曜日

怪物は煙突に住んでる BELIEVE/ビリーブ 7話


第7話 囚われの父娘 AXN

1行あらすじ
スタンドでゼペタたちに見つかる。ボー、昏睡状態で別の自分が見てる

セリフ
「サンタみたいに?」
「サンタは煙突に住んでない」
 --テート & ボー


パワーを持った新しいキャラが登場したので今回からまたボーの戦いが始まると思っていたんですけど、すんなりとは進んでくれないんですね。

冒頭でボーが描いた絵を見て、ウィンターとチャニングはそれがどこかすぐに分かったようでした。

ふたりにとっては避けたい場所だったのに、絵が予言していたかのように、行くしかない状況に。

お約束になっているボーの絵をうまく使って、そこが特別な場所だと自然に伝わる流れになっていました。

テートは軽くプレッシャー的なものを感じてるところにボーが危険な状態になって、自分を責めている様子。

ウィンターやチャニングと意見がズレていく前に、テートの複雑な心理を強調しいてたのが効果的だったと思います。

ボーの言う「怪物」がキーワードのようになって、それは何なのかと思わせながら話が進んでいました。

けっきょく何だかよく分からなかった気もするんですけど、怪物への恐怖が消えるタイミングに、テートの件や色々なものを合わせてくるのが巧みでした。

父親が誰なのかをボーが知るという、それだけでひとつの話をつくっちゃった感じです。

次あたりは、ボーのパワーが炸裂する話に戻るんでしょうか。

2015年12月8日火曜日

トカゲにビビッていたのにミーコちゃんは助けてくれなかった


朝、玄関をあけるとミーコちゃんが入ってくる。
離れたところから走ってくることもあるし、玄関の前で待ってることもある。

その日は、玄関があいたことに気づいて走ってきたんじゃないかと思う。

ちょっとしたスキに、ミーコちゃんより先にトカゲが玄関に入ってきた。
思いがけないお客さん。

小さめのトカゲだったけど、僕を恐がらせるには十分だった。
なんとかしないと、これからトカゲと一緒に住むことになっちゃう。

ここはミーコちゃんに助けてもらおうと思った。
日頃からニャンコ・マッサージをしてあげてるし。

早く入ってトカゲを退治してと願っていたのに、ミーコちゃんは玄関の前で入るのをためらっている様子。

ネコとしての野性のカンが、僕がビビッているのを感じとって慎重に行動しているのかもしれない。

その野性のカンこそ、僕がいま求めているものだ。
それをこの場で発揮してほしい。
攻撃的な感じで

ドアを大きく開けて大歓迎ムードにしたら、やっと入ってきたミーコちゃん。
どんな戦いを見せてくれるんだろうと思っていたら、トカゲを素通りして部屋のほうに行っちゃった。

玄関には、ポツンと取り残されたトカゲと僕。

素早く入ってきたわりにはトカゲはじっとして動かないでいてくれた。
これは本当によかったと思う。

ホウキでそおっと外のほうに動かしたら、素直に出ていってくれた。
トカゲを追い出すなんて、すごく野性的な男になった気分だった。

ミーコちゃんにはしばらく冷たくしてやろうと思ったけど、またニャンコ・マッサージしちゃった。

2015年12月7日月曜日

矢作俊彦さんが元高校生ピッチャーの実力をあやふやに説明した文章


矢作俊彦さんの「ライオンを夢見る」というエッセイ集があって、海外での出来事がおもしろく書かれています。

その中で、矢作さんがスペインにいるときに偶然、知り合いの小説家と会います。
最後まで読んでもその小説家が誰なのかは分かりません。

名前は書かれていなくて、そのひとのことはずっと「甲子園崩れ」と書かれているんです。
偶然会った場面でその小説家について、高校で野球をやっていてピッチャーだったと、軽く説明があります。

どのぐらいの実力のピッチャーだったのか、矢作さんはこう書いています。

「もし肩を壊さなかったら、近鉄の2軍で4勝ぐらいはできたかもしれない。」

近鉄というプロ野球チームがあったことは説明の必要ないですよね。

2軍とはいえプロで4勝するってけっこうすごいことだと思うんですけど、むしろけなしているように感じられるフレーズです。
実際に4勝したわけでもないし。

大きな活躍はしなかったものの、そこそこのひとだったという。
そんなハッキリしない感じを伝えるために、このような表現が必要だったのでしょうか。

矢作さんの文章は、そのあとこう続きます。

「肩を壊したので、午後六時から酒を飲める権利を手に入れ、四六時中それを行った。」

内容はやっぱりけなしてるようですけど、表現がかっこいいです。

このひとは、ちょっと出てくるだけのひとなんですけどね。
こんな文章で紹介されて、うらやましく思えます。

2015年12月6日日曜日

釣りビジョンとカネショウの和風つゆ


釣りはぜんぜんしないんだけど、CSの釣りビジョンという局の番組をなんとなく見ることがある。

知識がなくても、釣りの番組を見ていると楽しい。

ハデにガンガン釣ったり、しぶくヘラブナとかアユを釣ったり、中には笑いを狙ってる番組もあって多彩。
車がバンバン通ってる橋の下で大きなナマズを釣りあげる映像には、ちょっとビックリした。

見てると楽しそうだなと思うけど、僕はあまり積極的ではないこともあって自分で釣りはしない。

釣りビジョンの番組では、女性の起用のしかたも工夫されてる。

タレントのひとも出るし、「釣りはじめます」という番組では一般の女性が初めて釣りをするまでの様子を追っていて、ナゼかいつもキレイなひとが出てくる。

そんな女性たちまで見たらさらに楽しそうに思えるけど、釣りはしない。

カネショウという会社のリンゴ酢が好きで、牛乳で割ったのをほぼ毎日飲んでる。

ホームページから注文した商品といっしょに、たまにオマケがついてくる。
別のお酢が入った小さいビンや、ゼリー・スティックの商品など。

「たけくらべと」いう名前の和風のつゆがオマケで入っていたこともあった。
麺つゆにも使えるし、しょうゆの代わりにかけると何にでも合っておいしかった。

その商品は今は名前が「津軽海峡 焼干だしつゆ」と変わっている。
オマケでついてきたときに気に入ってしまったので、それから2年ぐらい、僕はその和風のつゆを買い続けている。

これはエサがよかったということか。

僕は釣りはしないけど、釣られちゃうことはけっこうある。

2015年12月5日土曜日

防水のクツと普通のクツと使い分けて長持ちさせたいけど…


防水のクツをはいて初めて雨降る中を歩いたときは、おどろいたものです。

こんなものがあったのか、という感じでしょうか。

僕は自転車がきっかけで雨対策をいろいろ考えるようになりました。
カッパのちょっといいやつなんかを買ったら、けっこう快適で。

それで調子に乗って、次はクツもなんて。
ゼイタク言い過ぎなんですけど、ガマンできなくなっちゃいました。

防水のクツは、自転車より歩きのときに役に立つかもしれません。

長グツなら別ですけど、雨の中を歩けばクツもクツ下もビチョビチョになるのが当たり前。
バクゼンとそんなふうに思っていたのに、1時間ぐらい歩いても水がしみ込んでこなかったんです。

正直に言うと、ちょっとしみ込んできたんですけどね。
それでもかなりの快適具合でした。

新しいうちはよくても、使ってるうちにだんだん防水の機能が落ちてきます。
ゴアテックスの素材でも水がしみ込んできちゃいます。

長持ちさせるには、晴れてる日は別のクツをはくのがいい方法かと思います。
防水なぶん値段が高いですから、必要なときに大事にはいていく。

でも僕は、雨の心配がないときも防水のクツをはいています。
なぜなら、そこまでおカネがないから。

クツが痛むのが速くなって余計におカネがかかると思うんですけど、まあしょうがないかなと。

なかなか全てがうまくはいきません。

2015年12月4日金曜日

「オールモストヒューマン」でムチャを通そうとするジョンのセリフ


2048年のアメリカの警察が、ドラッグ製造組織を捜査していました。
「オールモストヒューマン」というドラマでの話です。

少し未来の世界を描いた作品だったんですけど、一般的な人間よりかなり高い能力を持つクロームというひとたちが普通に暮らしてたりします。
一般のひとは、ナチュラルなんて呼ばれて。

世界を大きく隔てているウォールというものがあったりもするようです。
ウォールの向こうに何があるのか説明のないうちに番組が打ち切りになっちゃったんですけどね。

ドラッグ組織を捜査する話では、近未来でも誰かが中に入らなければ詳しいことは調べられないようでした。

知識が豊富なルディというオタク分析官を、組織のコックとして潜入させたらいいんじゃないか。
そう提案したのが主人公のジョンです。

しかし女性ボスであるサンドラ警部は賛成できないようでした。
「ラーメンもつくれないひとがコック?」

たしかにムリがありそうで、不安になるのも当然ですね。

反論のしようもないとも思える言葉でしたが、それに対してジョンは力強くこう言いました。

「注文はできる」

だから何なんだ、という答えですね。
苦し紛れとか、その場しのぎな感じなんですけど、そこに妙なおもしろさがあります。

こんな切り返しがキレイに決まったら気持ちよさそうで、ぜひ自分でもやってみたくなります。
かなりアタマの回転の速さが必要になりそうですけどね。

(このセリフが出てくるのは「オールモストヒューマン」第4話「潜入捜査」という回です)

2015年12月3日木曜日

小物整理袋は大きいのも便利。汗っかきにも便利


パンを買うためにサイフから千円札を出したら、そのお札が茶色くよごれていたことがあります。

その日は夏の暑い中、自転車で20キロぐらい走ってからパン屋さんに寄りました。

帰ってからサイフの中を調べたら、他のお札も茶色くなっていました。
僕はかなり汗っかきで、汗がズボンの尻ポケットのサイフを濡らして、お札に染みたようです。

茶色くなったお札を出すのは気まずいので、解決する方法を考えてみました。

汗っかきがなおれば一番いいんですけど、体質なのでむずかしそうです。

新しいサイフを買うという方法もあるかと思いますが、また汗をかいたら同じかと。
あまりお金を使いたくないし。

思いついたのが、ホームセンターなんかで売ってるビニールの小物整理袋です。

小さい整理袋が便利なので前から使っていたんですけど、ちょっと大きめの、お札が丸ごと入るものを買ってみました。

整理袋をサイフの中に入れておいて、その中にお札を入れる。
これで汗をかいても、まず大丈夫です。

雨の日に、ケータイや小さいデジカメなどを整理袋に入れてからカバンに入れれば濡れないことにも気づきました。
いろいろな使い道がありそうです。

最初の話にもどりますが、パン屋さんで千円札が茶色くなっていることに気づいたとき。

「汚いお札ですいません」と言ってお札を出したら、女性の店員さんが
「ぜんぜんOKです」と言ってくれました。

ちょっとうれしかったです。
三郷市のパンエッセンというお店で、ここのコロッケサンドと穀物食パンみたいなやつが大好きです。

2015年12月2日水曜日

テート、ボーを人間ウソ発見器に BELIEVE/ビリーブ 6話


第6話「リベンジ」 AXN

1行あらすじ
テートが故郷で真相を探る。恋人と思われてチャニング怒る

セリフ
「眠れよ」
「眠くないよ。まだ明るい」
「お昼寝だ」
 ーーテート & ボー


テートの容疑の件はどこかでハッキリさせなくちゃいけないでしょうけど、意外に早めのタイミングできた印象です。

同時に、スクーラスが計画の中心にショーンという青年を選ぶ話をかぶせてありました。

おとなしくて繊細な感じを強調していたのは、これからどんどん凶暴になっていくということでしょうか。

前回のジョシュアは、ショーン登場のイントロのような存在だったのかもしれません。

今回はテートの話を済ませて、ボーとショーンの対決に進んでいく区切りになっていた感じです。

テートに罪を着せたのは誰なのかというポイントで二転三転していく途中で、ボーとテートが「誰も傷つけない」と約束していました。

大事なシーンだと強調するかのように、指切りまでして。

そしてテートのピンチで、その約束を思い出す場面にもっていくんですね。
準備万端の展開でした。

どうやってピンチを切り抜けたのか、いつ説明してくれるんだろうと思っていたら、説明なしで終わっちゃって少しおどろき。

超能力がありなんだから、それもありなんですかね。

関係ないんですけど、メグと警官が話してるシーンでうしろを大きなネコが通るのがおもしろかったです。

2015年12月1日火曜日

端切れを机の上に敷いてテーブルクロス代わりにしています


机の上にテーブルクロスをするひとは、あまりいないような気がします。

そもそも、さほど必要でもないですからね。
する理由がありません。

僕の場合、机のデザインがしょぼいもので。
上のほうだけちょっと隠したいなという気持ちがあったんです。

マイナスな動機で始めたんですけど、やってみたら、なかなかいいんじゃないかと。

今は白地に軽くラインが入った綿の端切れを敷いてあります。
300円ぐらいで買ったもので、普通はこれをテーブルクロスとは呼びません。

それでも敷けばちょっとしたアクセントというか、机を前にしてるときの気分がちがってくる感じがあります。

単なる綿の布なので、机の上に置くとスルスルとすべってしまいます。
机の上に固定させるのは、やや手間かもしれません。

僕は上にPCモニタやテレビ番組雑誌を置いたり。
それでもけっこう動いちゃうんですけど、まあいいかなと。

安い端切れなので、汚れたり飽きたりしたら気軽に交換できます。

洗濯して使い続けることだってできるんですけど、シワシワになるのでアイロンも必要になります。
そこまでやるなら、新しいのを買ったほうがいいかなと。

新しいのと交換するときには、どうしても机の上全体を片づけなくちゃいけなくなります。
面倒ではありますが、これがきっかけで机の上がキレイになったりします。

ただし僕は1枚の端切れをダラダラと使いつづけるので、キレイになるのは2年に1度ぐらいです。