2015年12月14日月曜日
パパイヤパラノイアから名前の大切さを思う
何年も前のことだけどCDショップでパパイヤパラノイアの「バニラ・ムーン」というCDを見かけた。
パパイヤパラノイア。
音を聴いたことはなかったけどその名前は自然に名前を覚えちゃっていた。
評価も高いようだし、なんとなく気になる存在。
雑誌で見た記事を思い出して、そういえば再結成したんだとか思ってCDを買ってみた。
ジャケットの石嶋由美子さんの姿も美しかったし。
そうして初めて曲を聴いてみて、なんでもっと早くから聴かなかったんだろうと後悔した。
パンクっぽい曲もファンクもまざってるし、派手で頭にこびりつくようなサウンドが大好きになった。
過去に3枚のアルバムが出ていると知って、それも聴きたくなったけど、何年も前に出たインディ盤。
見つけるのはムリだろうと思っていた。
それがある日、池袋の店で中古CDの棚をボケッと見ていたら、その3枚のアルバムが並んで売られていた。
とつぜん訪れた夢のような瞬間。
「おおーっ」とか声が出そうになったけど、店員さんにそんなに価値があるCDなのかと値上げされちゃったらマズイと思ってこらえた。
この3枚も、僕をとても幸せにしてくれるCDだった。
パパイヤパラノイアという印象に残る名前じゃなかったら最初に「バニラ・ムーン」を見たときに買っていなかったかもと考えると名前って大事だなと思う。
「パパイヤ鈴木と関係あるの?」とか聞かれちゃうと僕はちょっとくやしくなる。
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