2015年12月11日金曜日
「そんな彼なら捨てちゃえば?」 乙女心を武器に突進するジジの魅力
よくある話だわ。結婚を信じないと言ってた男が半年後に、
ジムで会った24歳の女と結婚してる
ーーベス・バーレット
ヒット作らしいので、この映画を好きなひとは多いのかと思います。
僕にとっても、一生のあいだにこれほど楽しい映画を観ることは少ないだろうと思える「そんな彼なら捨てちゃえば?」です。
女優陣が軽く豪華なんですけど、その中ではあまり有名ではないと思われるジニファー・グッドウィンが演じるジジが光ってるんですよね。
スカーレット・ヨハンソンよりかわいく見えちゃった僕はおかしいでしょうか。
彼氏をつくるために積極的に行動するけど、男の態度を都合よく解釈してしまって失敗続きのジジ。
バーテンダーのアレックスにボロクソに言われながらアドバイスをもらうんですけど、やっぱりカン違いが止まらないのが面白いです。
やみくもすぎるジジと、ドライな目で人間を分析するアレックスの噛み合わないやりとりが、何度見ても僕の心を捕らえて離しません。
所々でこまかいワザを見せていて、話の組み立てで楽しめるポイントも豊富ですね。
ジジとアレックスの会話に仕込んでおいたネタ振りがショボい感じで決まるし。
別のカップルの話は、かっこよくまとまったりするんですけどね。
とくにベン・アレックス演じるニールは、ズルイぐらいのいい役で。
ドラマ「NCIS」のケイト役だったサッシャ・アレクサンダーが少し出てるのも、僕はちょっとうれしいです。
この映画がきっかけでドリュー・バリモアとジジャスティン・ロングの交際が始まったという今となってはマヌケなエピソードもほほえましいです。
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