2015年10月20日火曜日

ガンズ・アンド・ギャンブラー : 素敵なムダの詰め合わせ映画


  お前はゲイだから、ひとの部屋を片づけるのが好きだろう
  --ミヤギ


すごくおもしろい映画だなと思っていろいろ調べようとしたんですけど、あまり情報が多くないようですね。
たいしてヒットしなかったんでしょうか。

僕にとってはちょっと感動的なおもしろさで、録画したのをやたら繰り返し見てます。
何度見てもワケが分からないんですけどね。

全体がインディアンのお面を巡る争いという、どうでもいい話なのがステキです。
なぜか命がけの奪い合いになってるし。

クリスチャン・スレーター演じる主人公ジョン・スミスが、プレスリーのモノマネ大会に出たことから争いに巻き込まれてしまう流れも情けなくて、僕をよろこばせてくれます。

そんなくだらない話の中に、アホなジョーク満載で進んでいくんですけど、実は細かく計算された話だということも、だんだん分かってくるんですね。

とくにふたりの女性、ミーガン・パーク演じる"隣の女の子"シンディと、ヘレナ・マットソン演じるザ・ブロンドの設定。
このへんの緻密さにはおどろかされました。

ヘレナ・マットソンはドラマ「666パークアベニュー」でいちばん知られているのかもしれませんね。

僕としては「NIKITA/ニキータ」でのマイケルの奥さん・カサンドラ役が印象に残っています。
「NIKITA/ニキータ」ではおしとやかな演技が多かったんですけど、この映画では銃を乱射する姿と、大きく開いた胸元がワイルドで。

監督のマイケル・ウィニックというひとは、もしかしたらすごい監督なのではと思います。
2015年11月には「The Better Half」という作品が公開予定だそうで。

僕はテレビでしか見ないので、とうぶん先になりそうですけどね。

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