2015年11月2日月曜日

寒がりで厚着な男が考えていること


夏とか冬は、暑いか寒いかハッキリしてることが多いので、服を選ぶのにさほど困らない。
寒いのはキライだけど、寒いなら厚着という分かりやすさがある。

春とか秋は中途半端で、服装の差が出やすい。
僕はまわりと比べて着込んでいることが多い。

夏の終わり頃から暖かめの下着を着るし、1枚で寒いと2枚重ねにする。
その上に普通の長袖を着て、ごまかしてみる。

これならみんなと大きな差はないだろうと思って外に出ると、いきなりTシャツのひとが歩いてたりする。

もう少し涼しくなると、差はさらに広がる。

ウィンドブレーカーとかちょっとした上着を着ても寒くて、風邪を引いちゃうかと心配しながら外を歩いてる。
そろそろフリースなんかを着なくちゃとか考える。

そんなときでも、たまにTシャツのひとが歩いてる。

あのひとたちは、ほんとは寒いけどガマンしてるんだと思う。
そうでないと両者のちがいを理解できない。

世間との差が大きくなると、いっそのこと早く冬になって寒くなればいいのにと思う。
そうすれば、みんなが寒くて厚着で、平等な世の中になるのに。

中途半端な寒さの中、変に厚着をして、僕はまわりの目を気にしてる。
絶対に浮いてるし。

べつに寒がりじゃなくてファッションでこんな服装をしてるんですよ、みたいな顔をしようと必死になってる。

僕はたくさんの服といっしょに、自意識も過剰に着込んでいる。

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