2015年11月11日水曜日

「ディフェンドー 闇の仕事人」 カット・デニングスはちょい役かと思ったらヒロインだった


  それ、テストに出る?
  --ディフェンドー


映画の中でも触れられているんですけど、「ディフェンダー」じゃなくて「ディフェンドー」なんですね。

前知識なしに見始めたら、登場した女優の姿に「あっ、マックスだ」というおどろき。
「NYボンビーガール」主役のカット・デニングスがヒロインのキャットを演じているんですね。

映画そのものが十分に面白いんですけど、カット・デニングスを好きなひとならさらに楽しめると思います。

キャットはドラッグ中毒のひねくれたキャラで、主役のディフェンドーのほうは純粋すぎて周りを困らせちゃう変な関係で。

ヒロインが主役に影響を与えて主人公が成長したり強くなっていったりというパターンは多い気がしますけど、この映画は逆な感じの流れです。
ディフェンドーによってキャットのほうが変わっていくという。

何をやってもダメなディフェンドーが、ダメなキャラのまま人々から理解されてくるところが山場になっていて、このへんの盛り上げかたがうまいです。
みんなが暖かい気持ちでディフェンドーを応援する様子は、見ていてうれしくなってきます。

その暖かい流れを、キャットが受け継ぐ展開がまたいいですね。

そんないい映画なんですけど、僕がこの映画を繰り返し見ているのはカット・デニングスを見たいのが理由だったりします。

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