2016年1月6日水曜日

映画「コロンビアーナ」エロ話してる警官に激突したカトレア


  彼女からだ。応じなければオフィスを飾ると。あんたで
  --ロス


序盤は、少女時代のカトレアを演じる子役のひとが大活躍でした。

調べてみたらアマンドラ・ステンバーグという女優で「ハンガーゲーム」にも出てるようですね。

ひとりで大勢の大人を振り回したり、飲み込んでいたものを警察のデスクの上に出したり。
堂々とした演技があっぱれでした。

一気に15年後にとんで女優がゾーイ・サルダナに変わって、この登場シーンがやたらかっこよくて痛快でした。

男の警官ふたりがエロい会話をしてる平和な空気を突然ぶち壊してました。
登場シーンだけで僕はもう、まいりましたという降参状態です。

話は両親を殺した組織への復讐に入っていくんですけど、復讐のしかたがよく練られてます。

逮捕された酔っ払いがとつぜん緻密な行動に出る落差の大きさとか、間一髪でヒヤヒヤさせる見せかたとか、実にうまい。

サメが出てくるシーンでは、先にチラッとサメの習性を教えておくセリフがあったりして。
そんな準備をしてから本題に入っていく段取りのよさを見せていました。

スピード感と豊富なアイディアで、カトレアがとても魅力的なキャラになっていました。

リュック・ベッソンがらみの作品は全て見たわけではないんですけど、今のところこの「コロンビアーナ」がいちばん好きです。

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