2016年1月14日木曜日

「マダム・イン・ニューヨーク」 ますます英語が嫌いになりそうな楽しいインド映画


  「"パパは出張、ママは病気" って言う」
  「いっそ "死んだ" って言えば」
  「盛り上げすぎよ」
  ーーサプナ & シャシ

インド映画は今まで3本しか見たことなくて、しかもテレビでなんですけど、おもしろいですね。

ぜんぜん知識がないので調べてみたら、この「マダム・イン・ニューヨーク」の主人公シャシ役はシュリデヴィというたいへん人気のある女優だそうで。
そういうひとを使うだけあって、中身もクオリティが高いです。

インドの人妻がニューヨークの英会話教室にかよって軽くときめくというストーリーで、楽しく進んでいきます。

シャシに想いをよせるローランという青年シェフが、いい奴なんですよね。
あしらわれても、くじけずに紳士的なアプローチを続ける姿を見てると、シャシは離婚してローランとくっつけばいいのにとか思えてきます。

でもシャシのダンナも、そんなにイヤな奴でもなくて。

いろいろなドラマがあったあと話が落ち着いた感じになるんですけど、なんかまだハッキリと結論を見せてもらってないような気分になってました。

もしかしたら、それも狙いどおりなのかもしれません。

そこから飛行機の中で、CAの女性とのちょっとしたやりとりでシャシの気持ちが分かるようになっていました。

2時間ぐらいかけて進めた話の最後、けっこう大きな意味のあるシーンなのにこんなにサラッと何気ないなんて。
結論そのものより、結論の見せかたにおどろきました。

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