初めて流れ星を見たのは、土手の上を歩いているときだった。
北斗七星の近くをスーッと通る光があって、最初は飛行機かと思った。
でも、スピードがぜんぜん速い。
飛行機というよりミサイル。
流れ星というのはヒョイッと流れてすぐ消えちゃうのかと思っていたけど、1秒ぐらい見えていた気がする。
神秘的なできごとに遭遇した感じで、思わず「すごーい」と声に出してしまった。
流れ星というお笑いコンビがいる。
前にCSの旅チャンネルで北海道の食べ物めぐりみたいな番組を見て、おもしろいひとたちだなと思った。
漫才はちょっとしか見たことがないんだけど、手を横に動かしながら「はーい、流れ星」という締めのセリフが記憶に残っていた。
調べてみたら、最近はそのセリフは言っていないみたい。
夜空のほうの流れ星をまだ見たことがなかったけど、もし見たときには「はーい、流れ星」と言ってやろうと思っていた。
流れ星にアイサツするような感じで。
そして土手を歩いていて初めて流れ星を見たとき。
あまりにも感動して、「はーい、流れ星」はすっかり忘れていた。
せっかくのチャンスをのがしてしまったけど、さほど後悔はしていない。
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