物事には必ず良い面と悪い面がある、なんていうことを聞きます。
便利になったと喜んでいる中に、実は失ってしまったものがあったり。
失敗の中に、次につながる何かがかくれていたり。
そういうことなのかと思います。
「サウスランド」というアメリカのTVドラマに出てきた話で作り話なんですけど、ちょっと考えさせられる言葉がありました。
警察官のパトロールにテレビ局の撮影スタッフが同行するという設定で、車の中のシーンでした。
警察官が、この数年でいちばんの変化はGPSだというのです。
カーナビみたいなもので事件現場に着く時間がかなり速くなったと。
それは良いことなんですけど、無線などで事件の状況を把握する前に現場に着いちゃうので、そこで警官が被害に会うことが増えてしまった、ということを言っていました。
あくまで作り話なんですけどね。
良い面と悪い面って、そういうことなんだなと、分かりやすい例を聞いた気がしました。
我々が被害に合ったときには、ケータイやスマホで警察に電話するとGPSで発信した場所が分かって来てくれるのが速いらしいですけどね。
そう考えると、やっぱり便利なほうがいいのかなという感じがして、われながら勝手だなと思います。
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