2016年3月29日火曜日

齊藤慶輔さんのワシ治療用のユルい手袋


NHK・Eテレの「SWITCHインタビュー 達人達」という番組で、作家の上橋菜穂子さんと獣医の齊藤慶輔さんの対談をやっていました。

齊藤さんは野性の猛禽類専門の獣医さんだそうですけど、とてもアイディア豊富なひとでした。

電線などでワシが感電することがあるので、感電しやすいポイントにワシが嫌う色をつけておくとか。

夜の道路でエサを食べてるフクロウが車のライトで目をやられてひかれてしまうことが多いので、手前にすべり止めの溝をつけて音と振動でフクロウが危険に気づくようにしたりとか。

その番組で見たのなかで一番のアイディアと思えたのは、齊藤さんがワシを治療するときに使うという皮の手袋でした。

ワシは爪がするどいうえに力も強いそうなんです。
皮の手袋をしても危険なぐらい。

なので治療中にワシにつかまれたら、すぐにスポッと抜けるように手袋をユルくつくってあると言っていました。

頭のいいひとは、いろいろなところで工夫するということが分かった番組でした。

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