NHKのBSブレミアムで「TOKYOディープ!」という番組があって、ここで神楽坂の特集をやったときに、少し変わった本屋さんを紹介していました。
名前は出なかったと思うんですけど、調べてみたら、かもめブックスという本屋さんのようです。
入るとすぐカフェがあって、文房具も売っていて、奥のほうにはギャラリーもある店でした。
もちろんメインは本なんですけど、独特のテーマの本を集めた棚があるようなんです。
そのテーマというのが
「料理家という人生」
「新しい時代を誰かと生きる」
「働くこと生きていくこと」
という感じで。
店主の柳下恭平さんは
「インディペンデントな街の本屋は物量で戦っていない。こんな本あったんだっていう、本との出会いの場をつくる」
なんて言っていました。
そう言われちゃうと、なんかこの本屋さんに行ってみたくなっちゃいます。
いろいろな本のことを分かっているひとがテーマ別に集めた本棚。
そこに行ったら、僕にとってどんな出会いがあるんだろうとか思って。
大型書店もネットもある厳しい状況の中で生まれた、みがかれたアイディアを見た気がしました。
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