2016年5月14日土曜日

JFKのシークレットサービスだったクリント・ヒルさんが危機に直面したときの反応


実力のあるひとと、そうでないひとなら、違いはまあまあ分かりやすいかと思います。
みんな実力のあるひとだったら、その中でのわずかな差は分かりにくいんじゃないでしょうか。

でも、そんなわずかな差がはっきりと出てしまうことも、ときにはあるようです。

NHK BSプレミアムの「アナザーストーリー 運命の分岐点」という番組で、ジョン・F・ケネディ暗殺事件をとりあげていました。

とくに、ケネディ元大統領のシークレットサービスだったクリント・ヒルさんという人物に注目した内容になっていました。

狙撃犯が3発の銃弾を撃ったんですけど、クリントさんは最初の銃声を聞いてすぐに大統領の車に駆け登って自分の身で大統領を守ろうとしてるのが映像から分かりました。

そのプロ意識もすさまじいんですけど、その直前に、このひとはプロの中でも別格だと思わせる姿がありました。

最初の銃声が響いた瞬間、ほかのシークレットサービスのひとたちは音がした右後ろの方向をむいていました。
大きな音だったようなので、反射的に見ちゃうと思います。

でもクリントさんだけは、大統領がいる前方をむいていたんです。

本当に訓練された一流のひととは、こういうものなのかと思える姿でした。

クリントさんは、大統領を守れなかった責任を感じてPTSDに苦しんだりしたそうです。
それも、一流だったゆえの苦しみかと思えます。

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