何か行動するときに、それが自分にとってプラスになるか、ただ作業をこなして終わっちゃうか。
それって大きなちがいだと思います。
プラスになったほうがいいに決まっているし、できればより多くのことを吸収したいものです。
NHKのEテレに「杉浦直樹の漫勉」という番組があって、ここに五十嵐大介さんがゲストに出ていました。
その中で五十嵐さんのノートのようなものが映って、旅行先で描いたという絵もいくつか出てきました。
五十嵐さんは、旅行に行くと、まず絵を描くそうなんです。
あいさつのような、その場所になじむための儀式みたいなものと言っていました。
描く時間をとって、集中して、それを経たあとのほうが旅行中の色々なものが身にせまって、体験になる。
あとからでも、そのときの空気感がよみがえってきやすい。
五十嵐さんは、そんなふうに言っていました。
旅行というひとつの行動を大切にしていることがうかがえます。
バクゼンと過ごすのではなく、そこから何かを吸収しようという積極的な行為。
べつに旅行じゃなくても、絵ではなくても、いいのかと思います。
意識を強く持つための、心構えとかではなく、テクニックとして応用できるのではないでしょうか。
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