2016年5月23日月曜日

山内惠介さんの師匠・水森英夫さんが言った大事な点の見極め


「あちらを立てればこちらが立たぬ」なんていうことわざがあります。
知らなかったんですけど調べてみたら「双方立てれば身が立たぬ」と続いたりするそうです。

2つ同時に良くするのは、それほどむずかしいというわけですね。

TBSの「情熱大陸」で演歌歌手の山内惠介さんを特集しているのを見ました。
おばさまたちに大変な人気がある山内さんがファンのひとたちをとても大切にしている姿が印象的な内容でした。

その中で、山内さんが、師匠の水森英夫さんというひとからレッスンを受けているシーンがありました。

ここで水森さんが山内さんに言っていたのが、歌いかたと歌詞のバランスについてでした。

「ここは、こう歌ったほうがいいよ」と言われると、そこを気をつけて歌う。
そうすると、つい歌詞より技術のことを考えながら歌ってしまうと。

演歌は歌詞が重要なんだから、と水森さんは言っていました。

双方を立てることができれば一番いいんでしょうけど、それがむずかしいなら、どちらがより重要なのか。
それを見極めることも大切なんでしょうね。

水森さんは、ちょっと売れて天狗になってしまうひとについて、

「ひとりでエラくなったような気がしてカン違いして、そこからボロボロと崩れていくんだよな」
なんていうことも言っていました。

これもたいへん勉強になる言葉でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿