2016年5月10日火曜日

古川周賢さんによる、弟子を上達させる順番


何か新しいことを覚えたいとか上達したいと思うけど、どんな手順でやっていけばいいかは、むずかしいです。
こんなことをやっていて本当に上達するんだろうかと不安になったりして。

NHK Eテレの「SWITCHインタビュー」という番組で、立川談春さんと古川周賢さんというお坊さんが対談していました。

談春さんは弟子をもって指導している中で悩むこともあるそうなんですけど、師匠の談志さんは亡くなってるから聞けない。
生きていたとしても照れくさくて聞けないとも言っていましたけど、どっちにしろ聞けないと。

それで古川さんに学びに行く、みたいな流れになっていました。

その古川さんが言っていたんですけど、弟子が入ってきてお寺のそうじや雑務をやらせるときに最初の半年ぐらいは、とにかく「速くやれ」とだけ言うそうなんです。

速くできるようになったら「丁寧にやれ」と。
そして次に、「先のことを考えてやれ」と教えると言っていました。

お寺の修行でそう教えてるからと言って、全てに当てはまるわけではないですけど、かなり色々なことに当てはまるようにも思えます。

「速くやる」の基準は、がんばって1時間かかることを40分から45分ぐらいでやるのが目安だそうです。

けっこうむずかしいですけど、順番として、先ずはそこだと。
そう思って集中できるだけでも、かなりのちがいが出てきそうです。

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