2016年5月28日土曜日

阿部ダイキさんの自分が優先という基準


何か行動しようと思うと、やっぱり不安もあるので、情報や意見が欲しくなるものです。

情報が欲しいくせに、調べ始めちゃうとたくさんありすぎて困ったりもします。
ひとにアドバイスを求めると、みんな色々なことを言うし。

どの情報、どの意見を選べばいいのか。

NHKの「サキどり」という番組があって、さいきん結婚した片山千恵子アナウンサーが出てたりします。

その番組で、「ひとりメーカー」という特集をしていました。
商品の企画からお店に並ぶまでの流れは会社単位で行われることが通常ですけど、それをひとりでやってるひとがいると。

その中で、ひとり文具メーカーの阿部ダイキさんというひとが出てきました。
ヒット文具を多く出しているひとで、フリーサイズブックカバーという1,620円の商品は8万枚売れてるそうです。

その阿部さんは、自分が欲しいものしか作らないそうなんです。

ペンケースを企画したときにSNSで意見を集めたときの話が紹介されていて、多くの意見の中で採用したのは、自分が共感できた「ものがサッと取り出せる」という意見だけ。

「いろんな人の意見を集約していくと、八方美人な商品になって、誰も欲しくない商品になる」
なんて言っていました。

自分が優先で、そうじゃないものは、いい意見でも採用しない。

気が小さくてすぐ他人のことを考えちゃう僕にとって、この「自分が優先」というのは、真剣に考えてみたいキーワードです。

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