2016年5月26日木曜日
アルゼンチンのパウラさんがむずかしさを表現した言葉
簡単なように見えることでも、最初に気づいたり発見するのはむずかしいことだと思います。
誰かが見つけて、それをパクるのだったら簡単なんですけどね。。
NHKの「BS世界のドキュメンタリー」に「シリーズ 幸せをさがして」というのがあって、その中に「35歳・シングル」という番組がありました。
アルゼンチンのパウラさんという女性が35歳で結婚できないのはどうしてだろうと、答えを探すドキュメンタリーです。
過去に付き合った男性たちを訪ねて色々と聞いてみたりするんですけど、パウラさんは何もつかめないようでした。
それで、インドに行って、スピリチュアルな世界でとても有名な指導者に会おうとするんです。
でもそのひとはスターで、まわりには常に大勢のファンがいて近づくのもむずかしい。
なんとかそばまで行って、質問を書いた紙を渡せたパウラさんなんですけど、そのあとに、こう言っていました。
「答えをもらうのはミッション・インポッシブルに思われた」
この「ミッション・インポッシブル」というのが面白いです。
無理そうなことなら何にでも使えそうな言葉。
こういう言葉も、使われているのを聞いて初めてその便利さに気づいたりします。
パウラさんは、結局このスピリチュアルなひとと話はできませんでした。
チャンスがあったのに、高熱を出して動けなくなっていたんです。
でも熱でうなされながら見た夢の中で、進む道が見えてくるという終わり方でした。
むずかしそうに思えても、意外に答えは自分の中にあるのかもしれません。
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