2016年5月13日金曜日

ノーラ・ヤングさんが情報多すぎな状況を例えた表現


例えを使って表現するときというのは、そもそも伝えたいことがあって、それをよりよく理解してもらうために例えるわけですよね。

当たり前のことなんですけど、むやみに例えるのではなく、言いたいことに合った例えをすることが必要になります。

NHK BS1 の BS世界のドキュメンタリーという枠で「データに溺れて」という番組を放送していました。
自分に必要なことを探そうと思っても情報があるれるほど出てきてしまう、みたいな内容でした。

そこにノーラ・ヤングさんという女性が出てきました。

アメリカのラジオ番組の司会者のひとらしいんですけど、情報が噴出している状況についてノーラさんは、こんなふうに言っていました。

「消火ホースから直接、水を飲もうとするようなものです」

情報を得ることを水を飲むことに例えるのも巧みな感じです。

それ以上に、海でもダムでもシャワーでもなく、消火ホースをもってくるところが絶妙なんじゃないでしょうか。
ふつう、出てこないです、消火ホースなんて。

しゃべりのプロのひとですから、普段から言葉をあやつる訓練と実践の経験が豊富なんだと思います。
だからこそ、こういう表現ができるのでしょう。

日々の過ごしかたがひとを作るものなんだなとか、そんなことも考えたくなる言葉でした。

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