2016年4月7日木曜日
丁寧にしたらケアがスムーズで速くなった介護の例を聞いて
仕事だとか作業だとか、できればテキパキと進めて早く終わらせたいものです。
そう思うひとは多いようで、ライフハックのようなアイディアや、効率を上げるコツ、あるいは時間管理術などの本もよく見かけます。
NHKの「クローズアップ現代」が新しくなりましたけど、前の国谷さんが進行役だったころ、介護を仕事について特集した回がありました。
介護の仕事をテキパキと進めようとしても、お年寄りを相手にすることですから、スムーズにいかないことも多いようです。
そこでひとつの案として、お年寄りのお世話をする作業の前に、コミュニケーションをとる時間を長くしてみたそうなんです。
たとえば口の中のケアをするときに、会話とかスキンシップの時間をとってからケアの作業に入ると。
ケアだけでも時間がかかるのに、さらに時間を伸ばして効率が悪くなると心配もあったと言っていました。
けれど実際にはケアへの抵抗が少なくなって、時間は短くて済むようになったそうです。
丁寧にやったら時間も早くなるという、いろいろと考えさせられる例でした。
他のことでも急ごうとして遅くなってることが多いのかもとか。
もしかしたら、丁寧なほうが基本なのかもとか。
「急がば回れ」という言葉もあるわけですからね。
でもなぜか、あまり回りたくないなと思っちゃうんですよね。
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