世の中には情報整理術みたいなものがたくさんあって、そういう本もよく見かけます。
自分が持っている情報を整理したり活かしたりするヒントを探しているひとも多いのかと思います。
僕もそんなヒントを求めて、手塚眞さんの「ヴィジュアル時代の発想法」という本を買ったことがあります。
でも、この本には「情報は整理してはダメ」なんていう章があったりします。
手塚さんは情報整理することを「ただの趣味」とか「暇潰し」とか書いています。
じゃあ手塚さんのオススメの方法はどういうものかというと「野性のままに放っておくこと」だそうです。
必要な情報を探すときは、本や雑誌の中から時間をかけてひたすら探すそうなんです。
そうすると、つい関係ない文章や記事まで読んでしまう。
この偶然が大切だというのです。
たまたま目にとまっただけで、大抵はいま必要な情報じゃないんだけど、もっと根本的なところで自分が必要としている何かがそこにあると。
なんか、とても夢のある話のような気もします。
同時に、そんなにうまくいくものなんだろうかという疑問も。
でも、偶然に流されてみる余裕みたいなものを持って生きていくのも、いいのかもしれません。
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