2016年4月21日木曜日

藤原喜明さんが話した学びのコツ


パターンを分析することは、それによって理解が深まったり、応用ができたりとかで、大事みたいです。

最近は人工知能が話題にされることも多いですけど、コンピュータに作業させる基本も、パターンを多くインプットしておくことのようですし。

「週刊ファイト」というプロレス新聞の1749号で藤原義明さんがインタビューを受けていて、カール・ゴッチさんの道場で学んだときのことを話しています。
その中で藤原さんは、こんなことを言っています。

「ゴッチ教室に行ったひとは何人もいるけど、たぶんまともなことは何も覚えていないと思うよ。私はゴッチさんのやり方に気付いたんだよね。ゴッチさんは『1000の技を持っている』と言うけど、基本になる技は30か40だからね。それをつかめばいいんだよ。不思議なもんで、一つか二つわかると、パラパラと一気にわかってくる。それは勉強になったね。」

さすが関節技の鬼と呼ばれる藤原組長だけあって、話の組み立てかたもうまいですね。

1000のワザも、基本は30か40。
その基本も、一つ二つわかると、一気にわかってくる。

大変そうに思えることも意識を持って取り組めばなんとかなる、と思える流れになっています。
「パターン」という言葉はとくに出てきませんけど、何が大切なのか教えてくれている話でした。

藤原さんは、ゴッチさんにワザを教わったらイラストにして描いておいたそうなんです。
ある日、ゴッチさんにそのイラストを見せたら、急に教えてくれなくなったという面白い話もありました。

きっとポイントをとらえたイラストだったんだと思われます。

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