電話に着信履歴という機能がありますね。
受けたほうは、出られなかったとしても誰から電話がきたか分かって、便利な機能です。
かけたほうとしては相手が出なくても、電話をした記録が残ります。
それも便利な気もするんですけど、そう思わないひともいるようです。
「そんな彼なら捨てちゃえば」という映画で、話のあいまに女性が出てきて、とつぜん着信履歴について不満を言う場面があります。
彼女は、意中の男性に電話をかけて、出なければ15分おきにでもかけ直したいそうなんです。
でも今は、履歴が残ってかけたことが相手に分かっちゃう。
変な女だと思われちゃうと怒っていました。
彼女が言うには、出れば誰からの電話か分かるんだからいいじゃないか。
何年も誰だか分からずに出ていたじゃないかと。
続けて彼女は、こんなセリフを言います。
「それで死んだひとは、いない」
急に話がおおげさになってます。
そもそも命にかかわるような話じゃないんですけどね。
逆に、そんな重大な話じゃないから使えるフレーズかとも思えます。
どうでもいいレベルの話の中で急に言われたら、たしかにそうかもと納得できるかもしれない言葉。
使える幅は広いのかもしれません。
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