女性のホメかたというのも、いろいろあるかと思います。
かわいいとかキレイとか、簡単な表現では伝わりかたも弱く感じられます。
相手の魅力をとらえたホメかたというのはむずかしいですけど、うまくいけば苦労がみのるのかもしれません。
中野翠さんの「毎日一人はおもしろい人がいる」という本で、素人カップルが出るテレビ番組で見た女の子について書いている文章があります。
その文章によると特別キレイな女性ということではないようなんですけど、内面的な魅力が感じられるひとだったようです。
その女性について、中野さんは、こう書いています。
「もし、女の子が何人かいて、『この中の誰にオムスビを作ってもらいたいか?』ともし聞かれたら、断然この子に作ってもらいたいと思う。そういう感じの女の子だ。」
その女性がどんなひとなのか分からないんですけど、中野さんが言いたいことはよく分かる気がします。
べつにオムスビをもってこなくてもいいんじゃないかとも思うんですけど、ここは具体的な何かに絞り込むことで伝わる表現になっています。
自分の言葉で言うための、多くのヒントがつまっている文章じゃないでしょうか。
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