2016年6月11日土曜日
岩谷宏さんがLinuxを旅先のご飯に例えた文章
言葉を使って何かを表現するなら、言いたいことが受け手に伝わることが大事かと思います。
どんなにキレイな言葉を使っても、相手に届かなければ意味がないですからね。
例えを使ったりするのも、分かりやすくするのが狙いでしょうし、さらに面白くなっていたら余計にいいでしょう。
岩谷宏さんの「Linuxの哲学」という本があって、今のようにスマホなどにLinuxを使ったOSが普及する前に、Linuxのよさがくわしく書かれています。
この本の中では自分でコンピュータのプログラムを書くことの楽しさについて、さらにLinuxがプログラムを作るのに便利なOSであることについても強調されています。
Linuxを使うならプログラムを作らなくちゃもったいない。
それを岩谷さんは、こんなふうに書いています。
「豊富なプログラミングツールを使わないLinux利用は、苦労して到着した旅先で、海の幸山の幸満載の豪華な定食が出たけど、その中のご飯と味噌汁と漬物だけ食べて終わるようなものだ。」
もったいないんだけど、一応ご飯だけはいただけるという。
おもしろいし、分かりやすい例えですね。
岩谷さんからの影響で、僕もLinuxを使って、すごく簡単なプログラムを作ったこともありました。
がんばった時期はあったもののプログラムの勉強はむずかしくて、今はすっかり挫折しています。
でもLinuxは今も使っています。
無料で使えるわけですからね。
OSにお金を使わずに済んでいるので、それだけでも助かっています。
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