発想の方法として、組み合わせの面白さみたいなことが言われることがあります。
ありきたりま物であっても意外な物どうしが結びつくと、新しいものに生まれ変わると。
日本テレビの「ナカイの窓」という番組で、陣内智則さんにドッキリをしかける企画をやっていました。
中居さんのサブMCのひとりで番組によく登場する陣内さんに、サブMCを卒業してもらうとダマす内容。
そこにゲストとしてケンドー・コバヤシさんが出てきました。
出てすぐに、コバヤシさんが
「陣内は今まで散々、干されてきました」
と言ったんです。
それだけなら、どうっていうこともないんですけど、さらにコバヤシさんはこう続けました。
「シイタケ、陣内、の順です」
これは、おもしろいですね。
「干される」というキーワードでふたつを並べちゃったと。
これはアドリブではなく、考えてあったセリフなんだと思います。
シイタケのほかにも干される物は色々あるので、他の物も入れたくなっちゃいそうです。
でも「シイタケ、陣内」とムダな物が入っていません。
とてもシンプル。
この場合は言葉だけで形はないですけど、意外な物を組み合わせて新しい物を生み出しちゃう発想って、こういうものなのかなと思える言葉でした。
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