2016年6月17日金曜日

ネコが気まずそうだったとき


あまりベタベタと寄り添ったり、気づかないうちに依存しあっているのは、お互いのためによくないという。
相手を思いやる心は大切だけど、大人の距離感みたいなものも必要。

日当たりの悪い、わずかな庭の草取りをしていると、ミーコちゃんが寄ってくることがよくある。

つい草取りを中断してニャンコ・マッサージに熱中しちゃうことも多い。

そうやってベタベタして、僕はミーコちゃんに依存しているんだろうか。
やさしさを押し付けているのか。

草取りをしていると、虫なんかが出てきて、ミーコちゃんに食べられちゃうこともある。

ネコが本気を出すと、けっこう速い。
この前も、草取りしてる僕のそばにミーコちゃんがいて、突然すごいスピードで走って何かに飛びかかった。

でも捕まえられなかったみたい。
逃しちゃったのか、そもそも何もいないところにカン違いで飛びかかったのかは分からない。

何もキャッチできなかったミーコちゃんは、その瞬間、クルッとこっちを向いて僕と目が合った。

べつに、失敗して恥ずかしかったとか、そういうことではないと思う。
僕も、なんとなく見なかったような感じで草をむしっていた。

こういうのが大人の距離感なのかもしれない。

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