2015年9月26日土曜日
「人生はノーリターン」 おせっかいママと、醤油を持ち歩く息子の物語
一緒にピラティス教室へ? 先生はレズビアンよ
--ジョイス・ブリュースター
正式な邦題は「人生はノー・リターン ~僕とオカン、涙の3000マイル~」というんですね。
場面ごとにママが小刻みに出しゃばってくるのが面白い映画です。
なんというか、絶妙なおせっかい。
息子のアンディは、そんなママと一緒に移動することを提案して、わざわざ自分から手に負えない状況をつくってしまうという。
仕事には口出しするし、アンディが開発した商品よりママが持ってる小道具のほうが担当者の気を引いちゃったりして。
アンディが商品アピールの小ネタとしてつねに醤油の小ビンを持ち歩いてるのが、なんかうれしかったです。
いちばんメインの話の締めかたも、実にうまいですね。
もしかしてガッカリな感じで終わるのかなと思わせてから、フワッと暖かい気持ちにさせてくれて。
最初のほうで、何気なく大事なネタ振りをしてたし。
ジェシカという役で、ドラマ「CHUCK/チャック」のサラ役だったイヴォンヌ・ストラホフスキーが少し出ているのもポイントかもしれません。
主演がバーブラ・ストライザントとセス・ローゲンということもあって、ストラホフスキーは貴重なキレイどころでした。
知らなかったんですけど、セス・ローゲンは「ザ・インタビュー」の共同監督のひとりなんですね。
このひとが北朝鮮を怒らせたのかと思いながら見ると、この「人生はノーリターン」をさらに楽しめています。
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