2016年4月30日土曜日

アルボムッレ・スマナサーラさんが頭の中のものをくつがえす


自分の頭の中で当たり前だと思っていたことが突然くつがえるようなことがあると、おどろきもするし、うれしく感じたりもします。

アルボムッレ・スマナサーラさんというスリランカのお坊さんの「怒らないこと」という本があります。

いきなり
「『私は怒りました』などと言うのは、『私はバカです』と触れ回るようなものですからね」
という文章があります。

怒りは本能だからと言い訳するのは努力しないで怠けること、なんていうことも書かれています。

この時点でかなりビックリだったんですけど、続編の「怒らないこと2」という本には、「『許す』は格好悪い」という章があります。

許すとか許さないというのは、自分が正しいと思っているから生まれる感情だと、スマナサーラさんは言っています。
まちがっている相手を許してあげる俺ってかっこいいでしょう、ということだと。

これは、僕の中の色々なものがくつがえりました。
実はそれまで僕は、許すということを重要なキーワードのように思っていました。

スマナサーラさんによると、すべてのものは不完全である、ということを理解するのが重要だということです。

そういうものなのかなとは思うんですけど、まだまだそんな境地には行けていません。
とりあえず、もうちょっと色々なものをくつがえしていかなくちゃいけないのかなと思っています。

2016年4月29日金曜日

バターのカビに涼しさを感じる


朝、ベランダのそうじをするんだけど、冬のあいだは6時ごろベランダに出ると外は真っ暗。

寒いし、手すりとかが凍っていたりすると大変。
こんなことをずっとしなくちゃいけないのかと絶望すら感じてしまう。

暖かくなるにつれて、朝の6時でもだんだん明るくなってくる。
最近はベランダに出ると昼間の明るさで、すっかり春のおとずれ。

これが夏になったら、虫とかで困ることになってくる。

ベランダそうじが終わったら、パンを食べることが多い。

冷蔵庫からバターが入った容器を出したら、底のほうに黒くカビがはえていた。
ここにも春のおとずれ。

バターは下のほうは危険そうなので、上から様子を見ながら使っていこうと思う。
味はとくに変わっていなくて、おいしかったし。

下までいく途中で、味が変な感じになってくるんだろうか。

冬の寒さはツライのに、暑くなってくるとそれもイヤで涼しさを求めたりする。
わざわざ怪談とか恐いことで寒気を感じてよろこんでみたり。

まだ夏になっていないけど、僕はしばらくバターのスリルで涼しさを味わうことになりそう。

2016年4月28日木曜日

島村麻里「OLモノ」まえがきの最初の1行


本を読むときに、最初の1行がおもしろいかどうかって、重要だと思います。
先を読むのが楽しみになるような書き出しであってほしいものです。

島村麻里さんの「OLモノ バッグの中の持ち物検査」という本があります。

女性がバッグに入れてる物、あるいは身近に置いている物について書いたエッセイ集です。
ネタになっているのは、スケジュール帳や名刺、香水や紙クズなどからパンティやコンドームまで。

そんな本の、まえがきの最初の1行は、こう書かれています。

「一日でいいから、成田の入国審査官あたりになってみたいものです。」

いいですね。
ひとの持ち物を探るのが大好きですと宣言するような、このあとどんな文章が出てくるのか説明するような書き出し。

このひとはとても考えて文章を書くひとなんだと分かります。

1行でこんなに喜ばせてくれる本ですから、中身のほうもおもしろくて繰り返し読んでます。

島村麻里さんは2008年に亡くなっているそうで、残念なことです。
残っている本の中に、島村さんの素敵な文章がたくさんあることはまちがいないので、それを味わっていきたいと思います。

2016年4月27日水曜日

沖縄旅行をはずしたときの菊地亜美さんの言葉


最近、テレビで見ておもしろいと思うひとに菊地亜美さんがいます。
この前は TBS の「旅ずきんちゃん」でゴルフの企画のときに出ていました。

ゴルフ歴1年と紹介されて登場したんですけど、クラブを見て「面積、小さくないですか?」とか言ってる菊地さん。
打ってみようとするんですけど、クラブの持ちかたも分からなかったり、「グリップ」という言葉も知らなかったり。

ウソついて出演したのがバレバレなのに、堂々としている菊地さんに、不思議な勇気をもらいました。

Eテレの「すイエんサー」で、「おしいッ!」と思ったときにナゼかひとはのけぞる、みたいなテーマのときがって、そこに菊地さんがゲストで出ていました。

おしい状態をつくるために、沖縄旅行が当たるダーツというのが用意されていました。

菊地さんではないひとが矢を投げたときに、真ん中には当たらなかったんですけど、すぐ横ぐらいの、おしいところに当たったんです。

それを見て菊地さんが
「九州じゃダメですか?」
と言っていました。

沖縄ははずしちゃったけど、こんなに近いんだから九州ならという発想。
こういうことを瞬間で言えちゃうのが、さすが売れっ子タレントさんです。

ウソついてゴルフ企画に出ても、僕は許せます。

2016年4月26日火曜日

電子書籍を読んだことがない


今のテレ朝チャンネル2が朝日ニュースターという局だったころ、看板番組のひとつに「ニュースの深層」というのがあった。

そこで電子書籍の特集をやっていて、もしかしたら便利かもと思ったことがある。
検索が簡単にできるとか、本屋にない本もすぐ買えるとか、買ったら60秒で届くとか。

紙の本ならパラパラ読みができるし、折り目もつけられるんだから、勝負は見えてるだろうと思っていたけどアッサリと考えが変わった。

でもキンドルとか持ってないし、高いのは買いたくない。

調べてみたら、PCでも読むことはできると分かった。
それには、Kindle for PC というソフトが必要で、無料でダウンロードできるみたい。

無料だったらいただいておこうと思って操作をしたら、ダウンロードされてる表示が出てきた。

「あと5秒です」という文字を見て安心していたら、そこから20分ぐらいたってもそのままだった。
理由は分からなかったけど、失敗だったらしいとは分かった。

しょうがないからダウンロードは中止した。

それが、3年半ぐらい前のこと。
僕はいまだに電子書籍の本を読めていない。

2016年4月25日月曜日

アロエハンドソープのボトルにキレイキレイを入れる恐怖


アロマのミストを飛ばすディフューザーという機械があって、これを洗おうとしたらプラスティックの小さい部品がひとつ取れた。

どこにつけていいのか分からない。

こういうとき、僕はすごく不安になる。
この部品なしで使ったら爆発するんじゃないかとか。

恐る恐る使ってみたら、とくに問題なく使えて安心した。

テレビのリモコンで乾電池を2本入れるのに、ちがうメーカーの2本を入れたりするときなんかも、ちょっと恐い。
でもコンセントじゃなくて乾電池だから、さほどひどいことにはならないだろうとか思う。

この前は、手を洗うキレイキレイを買ってきた。

ボトルに入ったものじゃなく、詰め替え用の袋のやつ。
その前に使っていた、アロエハンドソープというやつのボトルがあるので、それに入れようと思った。

でも帰ってきてからキレイキレイの袋を見たら「必ずキレイキレイのボトルに入れて」とか書いてある。

被害があったとしても最小限にとどめようと思って少なめに入れて、ためしに出してみたら、ちゃんと使えた。

なんだよハッタリかよ、とか思いながら、やっぱりちょっと安心していた。

2016年4月24日日曜日

手塚眞「ヴィジュアル時代の発想法」の整理しない整理術


世の中には情報整理術みたいなものがたくさんあって、そういう本もよく見かけます。
自分が持っている情報を整理したり活かしたりするヒントを探しているひとも多いのかと思います。

僕もそんなヒントを求めて、手塚眞さんの「ヴィジュアル時代の発想法」という本を買ったことがあります。

でも、この本には「情報は整理してはダメ」なんていう章があったりします。
手塚さんは情報整理することを「ただの趣味」とか「暇潰し」とか書いています。

じゃあ手塚さんのオススメの方法はどういうものかというと「野性のままに放っておくこと」だそうです。

必要な情報を探すときは、本や雑誌の中から時間をかけてひたすら探すそうなんです。
そうすると、つい関係ない文章や記事まで読んでしまう。

この偶然が大切だというのです。
たまたま目にとまっただけで、大抵はいま必要な情報じゃないんだけど、もっと根本的なところで自分が必要としている何かがそこにあると。

なんか、とても夢のある話のような気もします。
同時に、そんなにうまくいくものなんだろうかという疑問も。

でも、偶然に流されてみる余裕みたいなものを持って生きていくのも、いいのかもしれません。